二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

西郷隆盛さんの詩

2011年12月12日 | 言葉のちから 心のちから
私、西郷隆盛さんの生き様が大好きです。

本日、早起き

朝、気持ち良い空気の中で西郷隆盛さんの詩を読みました。
奄美大島、沖永良部島と二回の流罪中につくった詩の中から一つ。

 謫居偶成 

 獄裡の氷心苦辛に甘んず。
 辛酸骨に透って我が真を看る。
 狂言妄語、誰か知り得ん。
 仰いで天に慚(は)じず、況や(いわんや)また人を。

 【訳】
 
  己の心は氷。氷だけが獄の苦しさに堪えられる。
  辛酸が骨にしみ透ってくる。これだ、見えた、己の真。
  我も人、でたらめも言う、わめきもする。
  たが、天にも人にもは慚じるところはない。


『西郷隆盛語録』  奈良本 辰也  高野 澄 著



天にも人にも慚じない生き方…心がけていきたいです。

自分の本当の核の部分、心の芯というのは、窮地に立った時に出てくるのかもしれませんね。そんな時に、自分の心の芯を見つめることができる人間づくり、深い人間性の探求が、何も起きていない平穏な日常生活の時、あるいは、成功して波に乗っている時に養っておく必要があるのかな~と思います。

2011年12月12日、そんな心で、ヤマト発進しま~す


二葉鍼灸療院 田中良和

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