二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第41回 加賀・三策塾(学術研修会) 参加

2011年04月22日 | 鍼灸
4月3日(日)、毎月恒例の研修会である加賀・三策塾が開催されましたので参加しました。

☆ 第41回 加賀・三策塾 ☆

 日 時:平成23年4月3日(日)  午前10時~正午
 会 場:石川県立盲学校
 内 容:①書籍輪読・討論…『鍼灸医療安全対策マニュアル』
      ②書籍輪読・討論…『筋骨格系触診マニュアル』
                           中田和宏 先生

      ③学会参加報告…第6回日本レーザーリプロダクション学会
                          豊島清史 先生・田中良和

      ④石川県スポーツトレーナー連絡協議会からお知らせ・報告
                                 常盤和成 先生

      ⑤鍼灸・医療最新ニュース&業界報告



 石川県鍼灸マッサージ師会 前会長 林先生 ごあいさつ


 石川県鍼灸マッサージ師会 新会長 常盤先生 ごあいさつ


 石川県立盲学校 米島先生 年度初めのごあいさつ  

今回から勉強させて頂く、『鍼灸医療安全対策マニュアル』と『筋骨格系触診マニュアル』は、両方とも非常に勉強になる書籍です。これから定期的に三策塾でも輪読と討論を行っていき、勉強していく予定です。

『鍼灸医療安全対策マニュアル』では、鍼灸医療の安全性、ヒューマンエラー、そして、鍼灸臨床において裁判に至った事例の輪読と討論を行いました。鍼灸医療を行う際、万が一のため賠償保険に入っておくことは、自分を守る意味でも、患者さまのためにも必要なことですが、自分で心がけることができる、意識して事故に成る前に未然に防ぐことのできるエラーはたくさんあります。そんなことを今回、再認識させて頂きました。

『筋骨格系触診マニュアル』はDVDも2枚ついていてお得です。それに筋肉の絵、写真が分かりやすんです。今回は、触りの部分で、触診入門として、触診とは何か、触診を行うとはどういうことか、触診の認識法などを勉強しました。
筋肉の触診は酔耀会でもやっているのですが、どこの組織も骨格も動く時には「筋肉」が必要不可欠です。鍼灸もあん摩・マッサージ・指圧もこの筋肉へのアプローチ抜きにしては考えられません。筋肉は大事なのですが、意外におろそかになってしまう部分でもあるんですね。鍼を刺すのも、灸をすえるのも、皮膚であり筋肉・筋膜なんです。触診=治療ということです。


 中田先生~

この触診を絶え間なく勉強し、訓練していくことは、自分の脳と感覚を磨き、それは直接、臨床能力の向上、何よりも患者さまへの大きな恵みとなっていくわけです。勉強しないとね これからDVDを使いながらの実技もあるとのこと、楽しみです。

この2冊の書籍を勉強した後は、私と豊島先生が先日参加した、日本レーザーリプロダクション学会の参加報告を行いました。三策塾で不妊症に関する報告や発表をしたのは、今回が初めてですかね。先端医療を取り巻く現状、ことにその治療効果に対する閉塞感、そこを埋めるべく統合医療の現状、そこを踏まえて鍼灸師はどんな視野を持つべきなのかそんなことを理解して頂ければいいな~と思って報告いたしました。詳細はブログにも書いてありますので、ご覧くださいね。

いや~、このブログも載せるのが遅くなりました
この時期は、業界の総会や今年は役員改選の時期が重なり、さらに統一地方選挙、そして、様々な会務の準備やらで忙しい日々を過しているのが理由です。有り難いことなんですが…

しかし、そんな忙しい中にも、基本は患者さまであり、その患者さま診療するための臨床能力や人間性を養うことにあるんですよねまだまだ余力がありますんで、勉強していきまっせ 

二葉鍼灸療院 田中良和

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