二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

星稜 練習試合 (対 愛工大名電)

2009年06月29日 | 高校野球
6月21日(日)、愛工大名電高校との練習試合が名電の野球場で行われるということで、車を飛ばし、野球場のある愛知県春日井市に行ってきました。

愛工大名電は、私が東洋医学研究所に在籍している時に3年ほど選手治療に行かせて頂いていた高校でもあります。他のチームとの練習試合とはまた違った感覚で観戦しているのでした。

~練習試合~
 星稜愛工大名電(愛知) 愛工大名電野球場


日本列島は気圧の谷に入り、愛知でも前日から強い雨が降っていました。私は21日の朝5時に金沢を出たのですが、途中、意外に強く降っていたこともあり「今日はゲームができるかな」と心配していました。案の定、春日井に到着した頃には、細かい雨が降っていました。



しかし、午後から雨があがるということだったので、午前中は名電高校の合宿場で待機し、グランド整備の後、午後2時から1試合だけ行うことができました。試合が始まってからは、雲が徐々にとれていき、 なんともま~蒸し暑くなってきましたね。

愛工大名電は東海大会の準決勝で静岡の掛川西高校に敗れただけで、4月から現在まで練習試合も負けなし。強豪校にも勝ってきているレベルの高いチームです。星稜の選手は、この全国レベルのチームにどんな試合をしてくれるのか楽しみでした。




組織力、個人の力、ともに名電高校が上回り星稜にとっては厳しい試合になりました。名電高校は卒がなく、投手も強気だけでなく、非常に神経を使い投げているのがわかり、打線も9人すべてにスキがなく、どこからでも得点に結びつけることのできる打線でした。素晴らしいチームだと思います。




星稜の選手たちは、この試合で何かを掴んだことだと思います。打線においてはキラッと光る 選手が出てきましたし、投手力も充実しつつあります。甲子園石川県予選まであと1ヶ月、調子の出ない選手には「君たちにスランプなんかないんだよ」「打撃不振ということは、順調に不調なんだ。夏の予選で力を発揮するための不調なんだよ。気持一つで体の動きも変わるよ」とアドバイスしました。

運動も心との結びつきが強く、心の捉え方が変わると「ハッと」気づき、それから好調に転じていくこともあるのです。

この試合は甲子園に向けての非常に大きなステップになったと思います。

名電高校が素晴らしいチームであるというのは、選手の能力だけではなく、裏方で支える女子マネージャーの存在があると思います。女子マネは7人おられるということでしたが、今回、午前中の雨で待機中に、星稜の北川監督、林部長と名電の倉野監督、部長さん、そして私がいろいろ話をしていたわけですが、女子マネの方々の、お茶の出し方、昼食やさまざまな決定事項を監督さんに報告、連絡、相談する時の話し方など、社会に出てもそのまま役立つことを実践されているなと思いました。気がつく、心くばりのできる女性、人間になるんだろうな~と将来が楽しみです。

また、昼食は名電高校の合宿場の食堂で頂いたわけですが、厨房では監督の奥様が中心となり、非常に女子マネの方々が無駄なく動き、石川から来ている私たちに一生懸命、カレーを作って頂いていることが感じられました。皆、自分が何をすべきかということが分かっている。そう感じました。勉強になりました。

さて、試合後は、名古屋まで近いこともあり、東洋医学研究所の師匠のところにご挨拶に行かせて頂き、少し近況報告をして、先生の元気な姿を拝見し、さらに元気を増幅して金沢へ帰ってきたのでした。充実した一日でした。

二葉鍼灸療院 田中良和

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