二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

芋を洗う ~松下幸之助さん~

2008年10月29日 | 言葉のちから 心のちから
まずは、私がお芋さんを洗ったわけではありませんのであしからず。

◎芋を洗う

このごろはあまり街中では見受けなくなったが、それでも、ときどき思わぬところで、昔懐かしい芋洗いの風景にぶつかることがある。

大きな木桶に芋をいっぱい入れて、その桶の縁に上がりこんだ若者が二本の丸太棒でヨイショヨイショとかきまわす。その力に押されて、芋は上から下へ下から上へ、そして右に左にと移動して、大芋小芋とりどりの姿が、現われては消え、消えては現われてくる。

上にあるものとても、いつまでも上にいるとはかぎらない。また下の芋も、いつまでも下積みでいるとは限らない。やがては上にあがってくる。下におりてくる。

何だか人生の縮図みたいである。人の歩みには大なり小なり浮沈がつきまとう。上がりっ放しもなければ、下がりっ放しもない。上がり下がりのくりかえしのうちに、人は洗われ磨かれていくのである。だから、たまたま上にいたとて、おごることは少しもないし、下にいたとて悲観する必要もない。要は、いつも素直に、謙虚に、そして朗らかに希望をもって歩むことである。

おごりの気持ちや悲観の心が出てきたとき、芋洗いの姿を思い出すのも、また何かの役にたつであろう。

『道をひらく』 松下幸之助 著より


私は芋洗いというもを見たことがないが、情景は想像できます。自然の理、原理原則を芋洗いで表現されています。いつでも素直で、謙虚で、朗らかに、希望をもってんん~大事なことです。

世界の皆様がこのような気持を持ち人生を歩めば、戦争や貧困なんて起きないのかもしれません。いや、どのような状況でも上記のような気持ちが持てれば”今が幸せ”と思えるのかもしれません。

まだまだ私の体にも皮がたくさん付いています
しっかり人生にもまれ、キレイになるまで磨いていかないとね

二葉鍼灸療院 田中良和

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