すごく久しぶりのブログ更新となってしまいました
皆様いかがお過ごしでしょうか
8月は第101回全国高校野球選手権大会で準優勝を果たした星稜高校野球部のトレーナー帯同に18日間、甲子園に行ってました。
その後、長らくパソコンを触ってなかったせいか、パソコンやブログの調子がいまいちで、なかなか更新できずにすいません。
さて、表題にも書いてありますが、星稜高校野球部のチームスローガンは「必笑」です。
最近は笑うことの大切さや笑顔の大切さなどがクルーズアップされることも多くなってきた反面、この場面で笑っているのはいかがなものかということがメディアで語られていることもあります。
選手たちだって、辛い練習や練習試合で笑って取り組んでいるわけではありません。
辛く泣きたくなる、ストレスで潰されそうになる、そんな状況や環境を乗り越えてきて ”ここ” いるわけです。
その積み重ねてきた力を十分に発揮するためには、心身共にリラックスし、精神は前向きでなくては、自分が練習で培ってきた筋肉や脳に記憶された能力を発揮することができません。
その力をスムーズに試合に出すためには、やはり笑顔が大切なのです。
自分たちのやってきた成果を発揮するために、試合を楽しむ気持ちで臨むために、笑顔を忘れないでおこうという取り組みは、心の面からも、身体的面からも、精神的面からも素晴らしいことなのです
それを星稜高校野球部は実践しました。
また、全英オープンゴルフを日本人として42年ぶりに制覇した渋野日向子さんも、ラウンドにおいては、いつも 笑顔を忘れることなくプレーに、そしてギャラリーに接する姿は素晴らしいと感動します。
全英オープンゴルフが夏の甲子園大会の期間中だったので選手施術中もテレビで放映
そして、星稜高校野球部も渋野日向子さんも、そのプレースタイルは人々から感動を呼び、心に残ることになります。
どんな厳しい状況でも笑顔を忘れず突き進むことで、その状況を乗り越えることが、人々に勇気を与えるのだと感じます。
また、試合中は、いつも笑顔でいるわけでなく、真剣な表情からの緊張、笑顔での弛緩、このスイッチのオンオフが出来ることも笑顔の大切なポイントかなと私は思っています。
笑顔、これは私たちの人生においても、ヒトしか持ち得ない、ヒトであるから活用できるアイテムなのですね。
最後に、中村天風さんの言葉で締めくくり、笑顔を人生に活かしていきたいと思います。
笑いは養生である
人間は神経の集積であるので、神経系統をみだりに消極的に興奮させることが直接間接に生命に危険を与えることとなるのは当然のことである。
人間の個体の生命擁護のために、全神経系統の興奮を鎮める一手段として「笑い」を生体に仕組んである。
事ある時も、事なき時も、終始笑顔で応接しよう。
否、事ある時は一層笑顔を崩さぬように練習するべきである。
特に体の弱い人は、ひとしお笑いに努力することを養生の第一とすべきである。
『中村天風 一日一語』(中村天風財団 編より)
最後まで、笑顔でお読みいただき、ありがとうございます
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