二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

私の好きな人物  西郷隆盛

2011年07月22日 | 言葉のちから 心のちから
私は個人的に、西郷隆盛という人物、言葉、人生観、道が大好きなので~す

善なるものと、悪なるもの、そう簡単に白黒つけることのできないのが、また、世の中ですが、昨今の社会の現状から、善と悪、陰と陽、明るい未来と暗い未来、「今」は、その狭間で混沌としている状態ではないかと思うのです。

これから大切なものに気づき充実した誠の人生を歩んでいくのも、何も意識せず、学ばず、表面的な価値観に流される人生を歩んでいくのも、自分の心しだいでなかろうか と私は思うわけです。

【南洲翁遺訓 二十四条】

 ≪道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬とするを目的とす。
  天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以て、人を愛する也。    ≫

(訳)
 道というのは、この天地のおのずからなるものであり、人はこれに則って行うべきものであるから、何よりもまず、天を敬うことを目的とすべきである。
 天は、他人も自分も平等に愛したもうから、自分を愛する心をもって、人を愛することが肝要である。


『人生の王道 ~西郷南洲の教えに学ぶ~』  稲盛和夫 著



世界には68億人の人々が暮らしています。その一人ひとりに、それぞれの人生があります。天は誰かを優遇するというわけではなく、その人なりの人生が、誕生とともに用意されているのでしょう。あるいは、自分を成長させるべく、自分で天にしたがい、その人生を選んで生まれてくるのだと、私は感じています。

自分は奇跡的な確率でこの世に生まれたわけですから、その人生には必ず意味があると思うのです。どのような人生であっても。
そんな人生を、そんな自分を愛するというか、感謝すること、そして歓びあふれる存在であり、何かを求めるために生を受けているのだと私は捉えています。

そんな自分の命、存在を心から愛し感謝するように、他人や社会を同じような心で捉える事が大切だと西郷さんは言っているのだと思いますね。

それが天を敬うことになるのでしょう。自己を認め、他人を愛する。自利他利とでもいいましょうか。

結局は、心の中に備わっている、愛や感謝というものを、どう引き出すか、すべて自分が責任者であり、人生を創るのも自分の心しだいなのでしょうね。そんな心の指針として、西郷さんの言葉は心に響くのでありま~す


二葉鍼灸療院 田中良和

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 会議で福井へ | トップ | 二葉清友会50周年記念旅行記... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

言葉のちから 心のちから」カテゴリの最新記事