悲しいニュースが世間を駆け巡っている昨今、皆さま、体調はいかがでしょうか
令和4年も、はや3月に入りました。
戦争が勃発し、世界は負の空気に包まれています。
コロナによって、人との接触が減り、社会の変化する生活に伴い、ストレスを多く抱える子どもたちの話もよく耳にします。
人とのコミュニケーションが上手くとれず、学校への行き渋り、不登校になるケースもよく耳にします。
様々な解決方法があるのかと思いますが、大事な要素は、私はここにいるよ、価値ある存在なのだよ、など、人生の価値感や自分の存在意義を感じることなのかなと思います。
では、何を行えばいいのか、少しヒントになる文書を紹介して、3月を気持ち良くスタートいただければと思います
生きる力 ―
近年、教育の世界でテーマになっている言葉です。
「子どもたちに、いかに生きる力を身に付けさせるか」。このような問題意識を持つことは、大いに結構な事だと思います。
人生とは、小手先で生き抜いていけるものではありません。
正しく生きて、幸せを手にするためには、より根源的な力を身に付けなければなりません。その力を身に付けさせることこそ、教育の最大の使命であるとさえ思えてなりません。
ー中略―
私たちは、誰かの役に立ちたいと思う気持ちがあるから、そのために必要な知識や技術を身に付けるという意欲が湧くのです。
誰かの役に立とうと思うから、「その人は、何に困っているのか?」、「何をしてあげれば喜んでくれるのか?」を感じ取る感性を磨こうとするのです。
その結果、実際に誰かの役に立って「ありがとう」と言われれば、私たちは幸せを感じます。そして、もっと頑張ろうという気持ちになるのです。
そのためには、子どものうちから、できるだけたくさんの「人の役に立つ経験」をさせてあげることです。そして、その喜びを追い求める心を育ててあげることが、彼らが強く生きていく礎になっていくのです。
大人になってからも同じことです。
うまくいかない時こそ、そばの人を喜ばせるために全力を注いでみることです。
小さなことでもいい。その人が喜んでくれたことが、私たちを元気づけてくれます、一歩ずつ歩み続ける力を与えてくれるのです。
そばにいる人の役に立つ ― それが、生きる原点なのです。
『利他のすすめ』チョーク工場で学んだ幸せに生きる18の知恵 大山 康弘 著より
私たち鍼灸師という仕事は、まさしくそんな仕事です。
そして、直接「ありがとう」をいただける有り難い仕事なのです。
ということで 令和4年度3月の当院施術スケジュールを更新しましたので、どうぞご覧いただき、鍼灸施術計画を立てていただければ有り難く思います。
素敵な令和4年3月をお過ごしください
最後まで、お読みいただき、ありがとうございます