二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

本物は見分け難し

2011年12月09日 | 言葉のちから 心のちから
12月も前半戦が終わろうとしています。ブログもなかなか更新できていません。その時が来たら一気に更新したいと思います。


時々、「自分は何をやっているんだろう」「あたしゃ、このままでいいのか」「おいらは何者なんだろう」と自分を第三者、第四者の位置から観ることがあります。


 本物は見分け難し 

真勇は怯の如く、真知は愚の如く、真才は鈍の如く、真巧は拙の如し

【意味】真の勇者は臆病者のように見え、真の智慧者は愚か者のように見え、
     真の才人は鈍才のように見え、真の巧者は下手な者のように見える。
     見誤ってはならない。


『佐藤一斎 一日一話』  渡邉五郎三郎 監修



人を観る目というのは、その人の今まで生きてきた人生観によって培われていきます。
マイナスな言い方をすると、自分の主観的で、自分勝手な人の見方になっているということです。
プラスな言い方をすると、人生で艱難辛苦、感謝、いろんな体験をするほど他人の本質が見えてきます。

また人というのは、自分も含め他人からの評価がたいへん気になります。
自分を良く見せたいという感情は誰にでも大なり小なりあると思います。
私はそんな感情がいつも出てくるので、注意しています。(時々、注意されます

そんな時は、第三者、第四者、第五者ではありませんが、いろんな角度、方向から自分を見つめ直すように、私は心がけています。
これはいつでも、どこでもできます。でも、感情や心が戦闘モードでなかなかできないことも多々あります。人間ができていませんね~。

自分をいろんな角度、方向から見ることができれば、周囲の人の本質も少しずつ見えてくるのではないかと思うのですね。

時々、そんなことを考えながら、仕事に、遊びに、人生に、感謝し、全力投球しているので~す


二葉鍼灸療院 田中良和
コメント
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