3月12日(金)、ワクワクセミナーという楽しそうな、何か発見があるようなセミナーに、鍼灸師の先輩にお誘い頂き参加してきました。
会場が金沢駅にあるので、駅を歩いていたところ、この時間にしては人が多いな~と思っていましたら、ニュースにも出ていた、急行「能登」と「北陸」のラストランの日であり、いわゆる鉄道オタクの人たちの熱気が残っていたのでした。
1回だけ「能登」を利用させて頂いたことはありました。長い間、多くの人を運んでもらってお疲れ様でした、ですね。
◎ワクワクセミナー
日 時:平成22年3月12日(金) 午後8時~10時
場 所:ヴィアイン金沢 3階 会議室
演 題:これからの治療家として必要なこと
演 者:新谷哲祟(シンタニ ノリタカ)
(株)ラブ・シンヤ 専務取締役(婦人服小売業)
遠い親戚のお通夜があり40分ほど遅刻して参加しました。
なぜ、服屋が「治療家に必要なこと」という、はじめは少し疑問符も入る気持ちでしたが、「ワクワク」という言葉に誘われて参加したのでした。
この新谷さんは、小松市の商店街で婦人服店を経営されており、その傍ら、北京オリンピック女子ソフトボールチームのメンタルトレーナー、あるいは桑田真澄さん(プロ野球 元 巨人)の大怪我からの復帰の際にメンタルトレーニングを行った、西田文郎氏にスパーブレイントレーニングを学び、実践中という面白い経歴をもつ方です。
講師の新谷さん
その新谷さんが、そのメンタルトレーンングを経営というものに活かし、多くの人との出逢いの中で、地域を、日本を元気にして行こうというのが、このワクワクセミナーのようです。
ワクワクするようなお店、医師や治療家の取り組みを話された後、昨年11月に開催された「第1回治療家甲子園」というDVDを観ました。治療家甲子園というのは、治療家は自分で限界を決めてはいないか、もっと夢と理想を持って、素晴らしい仕事なんだということをアピールしていきたいということで、それぞれの治療院としての取り組みを書類審査やプレゼンなどで競い合うというものです。
このDVDを観て(一部分しか観てはいないが)、治療院経営という点では学ぶべき所もあるなと感じました。お金は後から付いてくるとしても、お金がないと生活ができないのも事実です。稼ぐという言葉は嫌いですが、そうしなければ生きていけない現状がありますね。
しかし、このDVDで一貫して流れていたのは、「人と人の繋がりの大切さ」「思いやり」「感謝」「チームワーク」「前向きな積極的姿勢」「すべては学び」など形のない所が溢れていました。これは非常に大切なことだと思いました。また、患者さまとの繋がりを持つための様々な取り組みなども取り入れていけるかも…と思うこともありましたね。
肯定ばかりでなく、ここでは接骨院を主に行っている経営方法が中心でしたが、では、流行っていると言われる治療院において、どれだけの先生が積極的に、学会に参加し学術的研鑽を積んでいるのか、あるいは、業界の活動に出て、自分の治療院あるいはグループ以外の益のために活動しているのかということです。
私はいくら流行っていても、その中心となるべき治療家が、学会に参加したり、発表したりしないのであれば、まったく魅力を感じません。それがないとなると、あくまでも経営手法というだけの話であり、国家資格を有する者の義務というものが全く感じられないということです。目先だけ見て、一時的な豊かさのために「今」を思考し、実践していたのでは、現在の人類や、地球が直面しているような、そんな”ツケ”というものが必ずやってくると思うのです。
バランスが大切ですね。経営も学術も、地域貢献活動もみな大切なのですからね
さてさて、このセミナーで私が学んだことについて書きますと…
○自分のワクワクには限りがある。他人をワクワクさせる、他人を喜ばせることこそ、自分の中に無限のワクワク感を生じさせる。
○人間の脳は、現実か仮想(バーチャル)な世界か分からなくなることが多くある。いわゆる人間は「錯覚する」動物である。が故に、思考において積極的思考、ワクワク思考をすることによって、脳を錯覚させ、それが現実に転化される。
○楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔でいるから楽しくなる。これはよく言われていることであるが、ようは形から入れば、現実が伴ってくるということ。
○「ありがとう」と言っていれば、有り難くなくてもだんだん有り難くなってくる。不思議であるがそれが現実。
○他人が喜ぶにはどうしたらいいか、他人が笑顔になるにはどうしたらいいか、そう考えると自分もワクワクしてくる。それが実現した時の相手の「笑顔」を創造するだけでやる気が出てくる。
○お客さま、患者さまが「用事がなくても行きたくなる」「あそこへ行きたくてしょうがない」そんな治療院、そんな場所にしていき、なくてはならない存在になっていくにはどうしたらいいのか思考する。
○自分はなぜワクワクする必要があるのか、その大きな目的の一つは、子どもたちに大人を姿を見せることにある。「大人って楽しいんだよ」「大人って格好いいんだよ」という、そんな明るい未来の姿を見せていきたい。
○いろんな業種の人たちでつくられるいる「アホ会」というものがあり、一年に一回開催される。これは一年に一度、みんなでアホになろうという会であり、新谷さんも所属している。大きな夢を語り合う場で、その人の夢を絶対に否定しないというのが条件。ちなみに新谷さんの夢は、「火星に商店街をつくりカッセイカさせること」なんだそうな。
○一番自分の力を引き出してくれるパワーは「他喜力」=他人を喜ばせようとする力である。
○理想を実現するために大切なことは、夢があり、夢を語ることができ、夢を語り合える仲間がいるということ。
○脳は錯覚を起こす動物であることは述べた。だから、どんどん脳にいい錯覚を起こすような思考や夢を持って、人生を過ごすことが成功に繋がる。
○失敗を振り返ると、人生には学びとチャンスしかないと気づく。失敗はそこであきらめるから失敗なのであって、全てを学びとすれば、失敗と言われるものは成功のための一つの過程である。
○不況も錯覚
そんなことを学んできたのでした。いいことは実行しないとね。できることからやってみたいと思います。というか、新谷さんの話は以外に私の思考とシンクロすることが多く、心の在り方として実行していることも多いのでした~
その後、酔耀会メンバー2人と、その彼女(鍼灸師仲間)とで、深夜までミーティング…という飲み会を行い、充実した夜を過ごしたのでした。
んん~やはり人生、すべて学びですね。そして、いい仲間がいることに感謝ですね
二葉鍼灸療院 田中良和
会場が金沢駅にあるので、駅を歩いていたところ、この時間にしては人が多いな~と思っていましたら、ニュースにも出ていた、急行「能登」と「北陸」のラストランの日であり、いわゆる鉄道オタクの人たちの熱気が残っていたのでした。
1回だけ「能登」を利用させて頂いたことはありました。長い間、多くの人を運んでもらってお疲れ様でした、ですね。
◎ワクワクセミナー
日 時:平成22年3月12日(金) 午後8時~10時
場 所:ヴィアイン金沢 3階 会議室
演 題:これからの治療家として必要なこと
演 者:新谷哲祟(シンタニ ノリタカ)
(株)ラブ・シンヤ 専務取締役(婦人服小売業)
遠い親戚のお通夜があり40分ほど遅刻して参加しました。
なぜ、服屋が「治療家に必要なこと」という、はじめは少し疑問符も入る気持ちでしたが、「ワクワク」という言葉に誘われて参加したのでした。
この新谷さんは、小松市の商店街で婦人服店を経営されており、その傍ら、北京オリンピック女子ソフトボールチームのメンタルトレーナー、あるいは桑田真澄さん(プロ野球 元 巨人)の大怪我からの復帰の際にメンタルトレーニングを行った、西田文郎氏にスパーブレイントレーニングを学び、実践中という面白い経歴をもつ方です。
講師の新谷さん
その新谷さんが、そのメンタルトレーンングを経営というものに活かし、多くの人との出逢いの中で、地域を、日本を元気にして行こうというのが、このワクワクセミナーのようです。
ワクワクするようなお店、医師や治療家の取り組みを話された後、昨年11月に開催された「第1回治療家甲子園」というDVDを観ました。治療家甲子園というのは、治療家は自分で限界を決めてはいないか、もっと夢と理想を持って、素晴らしい仕事なんだということをアピールしていきたいということで、それぞれの治療院としての取り組みを書類審査やプレゼンなどで競い合うというものです。
このDVDを観て(一部分しか観てはいないが)、治療院経営という点では学ぶべき所もあるなと感じました。お金は後から付いてくるとしても、お金がないと生活ができないのも事実です。稼ぐという言葉は嫌いですが、そうしなければ生きていけない現状がありますね。
しかし、このDVDで一貫して流れていたのは、「人と人の繋がりの大切さ」「思いやり」「感謝」「チームワーク」「前向きな積極的姿勢」「すべては学び」など形のない所が溢れていました。これは非常に大切なことだと思いました。また、患者さまとの繋がりを持つための様々な取り組みなども取り入れていけるかも…と思うこともありましたね。
肯定ばかりでなく、ここでは接骨院を主に行っている経営方法が中心でしたが、では、流行っていると言われる治療院において、どれだけの先生が積極的に、学会に参加し学術的研鑽を積んでいるのか、あるいは、業界の活動に出て、自分の治療院あるいはグループ以外の益のために活動しているのかということです。
私はいくら流行っていても、その中心となるべき治療家が、学会に参加したり、発表したりしないのであれば、まったく魅力を感じません。それがないとなると、あくまでも経営手法というだけの話であり、国家資格を有する者の義務というものが全く感じられないということです。目先だけ見て、一時的な豊かさのために「今」を思考し、実践していたのでは、現在の人類や、地球が直面しているような、そんな”ツケ”というものが必ずやってくると思うのです。
バランスが大切ですね。経営も学術も、地域貢献活動もみな大切なのですからね
さてさて、このセミナーで私が学んだことについて書きますと…
○自分のワクワクには限りがある。他人をワクワクさせる、他人を喜ばせることこそ、自分の中に無限のワクワク感を生じさせる。
○人間の脳は、現実か仮想(バーチャル)な世界か分からなくなることが多くある。いわゆる人間は「錯覚する」動物である。が故に、思考において積極的思考、ワクワク思考をすることによって、脳を錯覚させ、それが現実に転化される。
○楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔でいるから楽しくなる。これはよく言われていることであるが、ようは形から入れば、現実が伴ってくるということ。
○「ありがとう」と言っていれば、有り難くなくてもだんだん有り難くなってくる。不思議であるがそれが現実。
○他人が喜ぶにはどうしたらいいか、他人が笑顔になるにはどうしたらいいか、そう考えると自分もワクワクしてくる。それが実現した時の相手の「笑顔」を創造するだけでやる気が出てくる。
○お客さま、患者さまが「用事がなくても行きたくなる」「あそこへ行きたくてしょうがない」そんな治療院、そんな場所にしていき、なくてはならない存在になっていくにはどうしたらいいのか思考する。
○自分はなぜワクワクする必要があるのか、その大きな目的の一つは、子どもたちに大人を姿を見せることにある。「大人って楽しいんだよ」「大人って格好いいんだよ」という、そんな明るい未来の姿を見せていきたい。
○いろんな業種の人たちでつくられるいる「アホ会」というものがあり、一年に一回開催される。これは一年に一度、みんなでアホになろうという会であり、新谷さんも所属している。大きな夢を語り合う場で、その人の夢を絶対に否定しないというのが条件。ちなみに新谷さんの夢は、「火星に商店街をつくりカッセイカさせること」なんだそうな。
○一番自分の力を引き出してくれるパワーは「他喜力」=他人を喜ばせようとする力である。
○理想を実現するために大切なことは、夢があり、夢を語ることができ、夢を語り合える仲間がいるということ。
○脳は錯覚を起こす動物であることは述べた。だから、どんどん脳にいい錯覚を起こすような思考や夢を持って、人生を過ごすことが成功に繋がる。
○失敗を振り返ると、人生には学びとチャンスしかないと気づく。失敗はそこであきらめるから失敗なのであって、全てを学びとすれば、失敗と言われるものは成功のための一つの過程である。
○不況も錯覚
そんなことを学んできたのでした。いいことは実行しないとね。できることからやってみたいと思います。というか、新谷さんの話は以外に私の思考とシンクロすることが多く、心の在り方として実行していることも多いのでした~
その後、酔耀会メンバー2人と、その彼女(鍼灸師仲間)とで、深夜までミーティング…という飲み会を行い、充実した夜を過ごしたのでした。
んん~やはり人生、すべて学びですね。そして、いい仲間がいることに感謝ですね
二葉鍼灸療院 田中良和