昨日はブログを書き終わり、さて少し休もうかと思った時にあんは昼寝から覚め、また「ヒューン、ヒューン」と言い、そわそわし始めた。
と言うことは・・・、そうもう一度おもちゃの国に遊びに行きたいと言うことであろう。
滅多にこんな雪は降らないだろうから、恵みをもう少し頂くように仕事前にもう一度あんのおもちゃの国雪降る外に遊びに行った。
あんは多摩川に行って十分遊んだにも関わらず、また雪のソフトな踏み心地を楽しむように飛び跳ねまわった。
同じ時は二度と戻らない、こんな楽しい時、この瞬間は惜しげもなくやはり味わうことに限るのである。
精一杯遊んでこの世界を喜んだ。
自分は大雪の中をどうにか転倒せずに自転車で仕事に行けた。
行けたは良いがかなり疲れた、おまけに汗をびしょびしょに掻いて、油断すると風邪をひきかけないと思ったが、有り難いこともこの今も調子は良い、太陽に照らされた雪の輝きをうっとりして見ているくらいだ。
昨夜は仕事を終え、疲れて帰って来ても、もちろん散歩に出かけた。
母親から聞いたところによると、あんは私が仕事前におかわりの散歩を連れて行ってからも外に出たがり、三度も外に出たらしい。
あんにとってはそんなにも楽しいおもちゃの国の「ゆーきやコンコン」なのであった。
だが、夜の雪は夕方辺りから降り始めた雨によって、すでに凍り始めていたので、あんの好きなソフトな踏み心地はなく、固くなっていて滑ったりするのではしゃぎはせず、ゆっくりと凍った雪の上を歩いていた。
すでに空は晴れ渡り、星も顔を覗かせていた。
呼吸する度に昼間の雪化粧を吸い込むように静かな時が流れ、私の足音だけがあんを導くようにあった。
いつも天宿公園に行くとあいちゃんとあいちゃんのお母さんが居て、あんは大喜びに近く走り寄った。
そして、あいちゃんと楽しそうに公園の中を走り回った。
ほんとうに仲の良いあんとあいちゃんに私たちは微笑んだ。
あんは与えられている。
溢れるほど与えられている。
私はその光りに照らされているのであった。