昨夜は菅村の新年会だった。
もちろん、暮れにも忘年会をしたのだが、それに参加出来なかった野口、ニカウも加わり、賑やかな会になった。
和田、和也、石坂と私を入れて、六人の新年会、そして、焼き肉屋カズキも働きながら話に加わり、昔話は盛り上がった。
野口とはもう何年ぶりだろうか、一年ぐらい前にミニを運転している時にちらっと会ったが一緒に食事をするのはもしかすると15年以上ぶりだろう。
だが、野口はほんとうに笑えるぐらいまったく変わっていない、たぶん、中学一年ぐらいの時から背も髪型もほとんど変わっていないのだろう。
それぞれの人生を皆送っているが、久しぶりに会ってもその頃とまったく同じような心境になるのが面白いものである。
あの時はどうだった、こうだったと忘れていた記憶が他人の記憶と交わり、色鮮やかに笑いととも蘇えった。
バカなことばっかりしていたことを思い出して笑い、私は結婚もしていないので子供はいないが、彼らには全員子供がいて、そんなこと今到底子供たちには言えないだろうと言い出すとまた笑いを増すのであった。
たまにはこうした集まりが良い。
みんなそれぞれ家庭の問題や悩みもあるが、それでもこんなにも笑える想い出を共有し、幼稚園や小学生の時から一緒に育ってきた決して変えることの出来ぬ過去を持っているのである。
すべてのものは移り変わりのなかにあるのであろうが、過去は変わらないと同時に熟成されて行くのであろう。
昨夜は良く笑った。
今朝起きると二日笑いだった。