城内の移動は三輪車か二輪車
この潮州の城内は車の通行規制が厳しく、市民の移動は人力三輪車や二輪車がほとんどで、荷物が無い限り歩くほうが楽しい。小さな店が無数に並び便利店(コンビニ)が一切無いので都会から来た人は不便かもしれないが、それぞれの専門店に入って商品を探す楽しさがある。私達が初日に買ったのは山に入る為の長靴40元。(一元約17円)
私のお茶の先生が行きつけの茶屋で
ゆず茶
本物のゆずを繰り抜き茶葉を入れて水分が完全に無くなるまで火で炙るゆず茶は結構好き。相当手間暇がかかるお茶だが、日本人には見た目が悪いのであまり評判は良くない。でも、ゆずの香りとお茶がミックスされているのでとてもうまいお茶になる。
茶屋の主人がお茶を
主人直々にいれた烏龍茶をいただきながら、様々な話を。福建省もそうだが、ここ潮州も同じで、お茶の産地に行くと朝から茶に始まって寝る前までお茶を飲む事になる。潮州では急須を使わず蓋碗(がいわん)から直接茶杯に茶を移す。磁器を使うのは様々な茶をいれるので特定の茶の香りが移りにくいからだ。
昔ながらの包装
ここの茶屋の主人から鉄観音をいただいた。これは上の木の升を使った昔ながらの包装方法。包装過程を見せてもらったが、なるほどと思わざるをえない。
茶の後は、漢方薬屋へ
漢方薬は勝手に自分で買って飲んではダメ。それぞれ人の体力や病の内容によって適量を処方されるので、ヘタな飲み方をすれば毒にもなる。必ず漢方医に見てもらってから、個人に合った最適な薬と量を飲まなければならない事を知らない人が多すぎる。
私も相談したのだが、ずっと続く私の咳の原因もずばり言い当てた。ただ、漢方薬を飲むほどではないので一般の薬局で売っている夏桑菊顆粒を飲めば治るとの事。