海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

室内にエアコンの室外機がある風景 上海

2014-11-21 | 写真日記

4階の倉庫には

 

今の上海は、日本よりは少し暖かいが、最近はちょっと冷えるので朝夕はエアコンのお世話になっている。私が時々行かなければならない倉庫のオフィス部分には当然エアコンがあるのだが、階段を上がったエントランスにはなぜかエアコンの室外機が室内に3機もあるので、このスペースのみ夏暑く冬は生暖かい不思議な空間。こんな事は日本ではありえないのだが、何でもあるのが中国なのでさほど驚きもしない。

これから冬にかけて東北部は暖気(各部屋に熱水がパイプの中を通っている)の為にまた石炭が使われるので、大気が更に汚れる季節に突入しようとしている。中国で部屋を借りる場合は、近くに中国料理屋が無い場所を選ぶべきだという事は以外と知られてない。PM2.5やPM10よりはマシだが、風向きによっては換気扇から出る臭いと油が大気に混ざり飛んでくるからだ。

日本から上海に戻ってきて一週間もたたないのに、すでに日本の美味しい飯と美味しい空気が恋しい。昨今の日本は景気が悪いとか消費税がどうだとか騒がれているが、値段が安くて安全で美味しい食材が普通に手に入り、医療も充実していて安心して病院に行ける国なんて世界にはあまりないという事も日本人は自覚するべきだと思うのだが…。

日本に住んでいる日本人にはわかりにくいだろうが、中国も含め海外から日本を見ると色々と見えてくるものがある。そういう意味でも若者は一年でもよいから社会人になる前に海外で暮らしてみる事をお勧めする。

コメント (8)
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