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シャント除去術+脳室ドレナージ術

急変から1ヶ月と6日目、体に入っているV-Pシャントを抜いて、新しく脳室にドレーンをつくる手術を行った。

急変後1度目の発熱は12/7日から。この時使用した抗生剤は1種類で、点滴の管、動脈圧の管、尿管を抜き(必要なお薬は全て経口に切り替え)、発熱後5日目で平熱に戻った。
今度が急変後2度目の発熱で12/24日から。強い抗生剤を3種類と免疫グロブリン製剤を使って熱が下がってきてはいるものの平熱には全然ならない。
細菌がいると想定される場所は、肺、尿、頭の3ヶ所であったが、肺炎の所見は無く、尿からも菌は検出されず。
髄液検査から、髄液の中にブドウ球菌が存在していることが判明(ブドウ球菌の種類については検査中)。髄液中の白血球の数値も24日時点では9だったのが、26日時点では285にUPしていた。
このことより、髄膜炎にまではなっていなくてもシャントチューブに細菌がいるのでシャントは抜く必要があるとのことだった。
シャントを抜くと髄液が流せなくなる為、新しく脳室にチューブを刺し新しいチューブから髄液を抜くことに(脳室ドレナージ)。
それでも、チューブを外に出した状態で長い間いられないので、年明けにV-Pシャント(脳室-腹腔シャント)をしましょうとのお話だった。

手術前のお話では、「今日、大きな手術が入っているので、ひろ君の手術はその手術が終わってからで夕方以降になる。手術が遅くなる為、ひろ君の麻酔の覚め具合によっては1晩人工呼吸器を付けたままにします」とのお話だった。
人工呼吸器を付けた状態で一晩なんて、やっと抜けたというのに、ひろ君大変だよ!気力無くなっちゃうよ!と心配していたのだが、予定より早く手術に入ることが出来、しかも人工呼吸器も手術室から戻った時には外れていた。
ひろ君、「ママだよ、分かる?」の問いにも、うんとしっかり頷いてくれた。

手術時間は、入室してから出てくるまで約3時間だった(16:20~19:30)。麻酔の導入1h+手術1h+麻酔を覚ます時間1h。
手術は胸と頭を1ヶ所ずつ切開。胸はバルブのある位置で切開しチューブを引き抜き、頭はチューブを引き抜いた後、今ある頭蓋骨の穴の隣にもう1つ穴を開け脳室にチューブを通すというもの。

手術後のMRIでも、出血も無く大丈夫とのお話だった。
良かった これで、明日こそは熱下がってくれるだろう。明日のひろ君、元気出ているかな?

今日の手術と年明けのV-Pシャント術について、育成医療の申請が必要となる。官公庁の仕事納めが明日までなので、明日パパが申請に行く予定。
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