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生活保護を断ち切ったある姉妹の証

 少し前の礼拝でのある姉妹の証。

母子家庭で本人も精神を病み生活保護を受けながら生活していたある日、姉妹の誘いで教会へ。教会で心も体も癒されどんどん元気に。子ども達もどんどん明るくなり、ギスギスしていた親子関係も改善された。しかし、生活保護を断ち切ることは出来なかった。
あの日、教会で召天式がありそのご奉仕をする予定で、その前にまず生活保護の更新手続きをしようと役所に向かった。
その途中で事故に合い役所には行けず、事故処理が済んでそのまま教会へ。
その召天式がひろ君の召天式だったのだ。
重い障がいを持ってこの世に生まれ、何度も命の危機を乗り越え、それでもいつでも前向きで明るく一日一日を大切に懸命に生きたひろ君の生き方を知って、自身の甘さ弱さを悔い改め、牧師先生と一緒に、持っていた医師の診断書を燃やし自立の道を歩みことを決心した。
今では生活も自立し、子ども達と一緒に喜びに満たされる日々を過ごしている。

という内容だった。証の中でひろ君の写真も出てきて、いっぱいいっぱい涙が溢れた。ひろ君ありがとうの涙、ひろ君を私の子どもにと与えて下さった神様への心からの感謝の涙、そしてやっぱりひろ君のいない寂しさの涙も。
ひろ君が天国に行って後、牧師先生が、証して下さった姉妹のことを「この子はひろきによって生まれた霊なのよ」と言って下さったことがあった。神様がひろ君に与えた召しの結実がココにあるんだとこの証によって改めて実感することが出来た。

パパは福祉関係のお仕事をしているので、保護のケースワーカーの職員にこの話をした処、
 保護を終了する人は、亡くなること、障害年金がもらえるようになったこと、などの方が多いです。就職の自立支援プログラムを受けて自立する人もいますが、本当に少ないです。
シングルマザーの人の自立、精神状態に困難を抱えている人もそうです。
三年間のワーカーでこんな方に出会ったことはありません。すごいと思います。
とのお話しだったそうだ。
このことをパパは証をした姉妹に手紙にして渡した。姉妹はその手紙を時々見ては励まされているそうです。

神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。
伝道者の書3:11

ひろ君の結実はこれからもっともっと出てくるに違いない。私の想像を超えた結実が!

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