風雪太鼓バス活躍日誌

2000年式三菱ふそうエアロキング MU612TA
演奏活動のトランスポ-トビ-クルです

今回の足まわりフレ-ム修理とは・・・

2015年10月18日 | 日記

9月から数回に分けて開始したフレ-ムの修理・・・・そもそも、このバスが届いた時点では

保っていた、というかしのいでいたが、2年経ち、ほころびが出てきたというところでしょう・・・

塩カリはなるべく洗い流し、シャシ黒だって毎年塗布してもらってきたのに・・・・

 

今年の4月の車検の時に階段に腐れで柔らかい部分を直してもらいましたが、

タイヤハウス側から見ると、そうでもないのに、なんで?となったのも、これで納得です、

元々腐れは酷かったのです・・・・・

 

(これは左のリア前側タイヤのハウス内側を見た場合、骨は簡略化)

図の上ように、新車制作時は骨格の内側に板が貼られます、ですから、タイヤハウスから

見ると骨は見えるものです、逆にこの骨が傷んできたら、そのたび対処しながら運行

されてこればずっとしっかりしているはず・・・・

しかし、J社さん側は10年使えば買い代えでその後のために投資する必要は無い、

というならば、たしかにそうです・・・・

しかし使いっぱなしで錆腐れが酷くなってから、もう骨として穴だらけなので、外から

鉄板で塞いでしまう、それが厚板であったとしても外周しか溶接出来ないので、リベット

留めし、そのリベットをコ-キングで埋めるという目隠し方法・・・・気がつかなかった・・・・

腐れが見えないだけで強度は無く、内側で錆はどんどん進行する・・・・これで、こういう

修理してある場合は・・・・という知識が私にインプットされました。。。(--;)

 

 

今回フロントもその塞ぎ手法だったので、このリベット留めは怪しいな、と剥がして、驚きに・・・

「あまりに酷すぎる・・・」と。これではジャッキ上げ部分の強度も無く、壊してしまう・・・・とのことで

リア前側フレ-ムの修理となったのです、骨から作り直しです・・・

フェリ-乗船の時、揺れ止めにエア-を抜いて車高を下げるのですが、その時の

ストッパ-として後のタイヤ前後間にゴムが着いているのですが、

ゴムの台座が斜め上に曲がっていました・・・・これも修理しないとなりません・・・・

来年は春に車検終えたら、後ろの後後軸まわりを修理し、フェンダ-内側も予定です

ここの社長は元夢観さんの整備で前に夢さんのキングもフレ-ムや塗装など

120近くかかってしまった・・・と言ったのを思い出し、高速都市間仕様は腐れが

多いというのは本当で覚悟がいる、とわかりました。