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第二の岩清水選手を生み出す道筋

2011-07-20 23:43:40 | SC相模原日記
なでしこジャパンのワールドカップの優勝は、日本のみならず世界の注目と祝福を受けました。ドイツ・スウェーデン・アメリカを破っての世界一は本当に素晴らしかったですね。
一昨日7月18日(月)テレビ各局では、なでしこのワールドカップでの試合・表彰式のシーンが流され続けました。しかし不思議と何度見ても嬉しい気持ちがわいてきます。昨日7月19日(火)、今度は休刊日明けの新聞が、一斉に「なでしこ特別紙面」一色となり、夜のスポーツニュースでは、帰国したなでしこ達のインタビューがどの局でも流されました。どれも同じような内容なのですが、これもどれを見てもまた嬉しくなります。アメリカのGKホープ・ソロ選手はウェブサイトで「わたしたちは偉大なチームに敗れた」とコメント。 FWアビー・ワンバックは「日本はいいプレーをしたし、最後まであきらめなかった。」と祝福の言葉。各国メディアの反響も大きくやはりFIFAワールドカップ優勝というのは、凄いことなんだ、ということを改めて感じさせてくれます。

相模原市でも岩清水選手のお母さんを中心に、パブリックビューイングで優勝の瞬間を迎えました。相模原市出身の岩清水選手だけでなく、座間市出身の大野選手、大和市出身の川澄選手、厚木市出身の永里選手、横浜市出身の近賀選手ら神奈川県からも多くのなでしこ優勝メンバーを生みだしています。現在、神奈川県・そして相模原市の女子サッカー選手を育成している主要なクラブは以下の通り。男子に比べると「これだけか・・」と思いますが、他県と比べれば「こんなにあるからこそなでしこメンバーを生みだすベースになっている」とも見ることができます。

私の親族にも中学・高校と女子サッカー部だった女の子がおり、私はよく試合の応援に行っていました。まず女子のチームを作る時、誰もやりたがらないのがゴールキーパー。泥まみれ、すり傷だらけ。強いシュートが体にあたると「痛い!」。男子に比べ筋力がないのでゴールキックを遠くへ飛ばせない。点を入れられれば「お前のせいだ」と非難されやすい、ド派手なユニフォームの色がオシャレじゃない、などゴールキーパーは、女の子が一番やりたがらないポジション。ですのでリーグ戦のチーム成績は、ゴールキーパーのスキルの高さに比例していきます。こうした場面を見てきているので、女子サッカーの底辺拡大策の一つに「GK育成」という課題があるのではないかと、私は感じています。

なでしこワールドカップ優勝を、一夜の宴にせず、これを機に全国の各地域で「女の子がサッカーを楽しむ環境づくり」が少しでも前進してくれれば、と思います。ちなみに、相模原で一番強い女子サッカークラブは、県リーグ1部の「相模原SC」。SCはサッカークラブの略のようです。チーム名も似ていますので「SC相模原+相模原SC」が協力し相模原の女子サッカーの裾野を広げて強化に取り組む、というような機会も将来できてくるといいですね。
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