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サッカーの精神・スピリッツを追い求めて

2010-02-04 21:35:12 | 勝利への叡智
プロスポーツには、高い精神性が求められます。サッカーも同じです。
Jリーグの試合で、勝っている時の試合終盤、時間稼ぎのためにセットプレーをのんびり時間をかける選手。選手交代の際にわざとゆっくり歩いて帰ってくる選手。セットプレーの開始を急いでいる相手に対し、ボールを渡さなかったりする選手。実際には痛くないのに痛がったりする選手。足がかかっていないのに倒れ、相手の反則を誘おうとする選手。試合の流れを切りたいがために大したこと無いのにピッチで大の字に倒れたままの選手。

これらの行為は、過ぎると反則を取られます。つまり「サッカーの精神(スピリッツ)」は「フェアプレーで最後まで全力で戦うのが真のプロフェッショナル」であることを明示しています。しかしJリーグでは、上記の行為がサッカーでの普段の光景になっています。「勝つために必要なこと」と真顔で語る監督・コーチ。世界の中での日本のサッカーレベルは停滞したままなのは必然なのかもしれません。

今日、横綱朝青龍が引退しました。「土俵で勝つ事が横綱の使命」と25回も優勝しましたが、彼が横綱として勝ち続ける間、相撲は観客が減少し国技大相撲は衰退し続けました。朝青龍が土俵上でパフォーマンスをすればするほど、相撲ファンは土俵から逃げていきました。相撲のレベルも下がる一方です。本場所は厳しい稽古で磨き上げた力と技を出し合って闘う場所。ですから横綱は、「師範」であって「チャンピオン」ではないのです。最後まで「精神性」が幼稚なままだった人物を横綱にし続けた「つけ」を相撲協会は、これからリカバリーしなければなりません。

カズ・ゴンの2人のプレーが、全盛期に比べ衰えたことは誰の目から見てもあきらかです。しかし2人は、未だに多くのサッカー選手の「師範」であり、その精神性の高さからファンの目を引きつけます。現役のJ1・J2のトップ選手は、日本のサッカーのレベルを向上させ魅力あるプレーで世界のサッカーファンを引き付けるためにも「サッカーの精神(スピリッツ)」に近づこうとする努力を続けて欲しいものです。

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