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今日の盛岡戦は、2-2の引き分けでした。まず、試合内容はともかく、J3リーグで7月12日のJリーグU22選抜戦以来、約2ヶ月ぶりにPK以外での得点を記録することができました。ですから攻撃陣に関していえばどん底から上昇する兆しが見えてきたといってよいかと思います。特に、後半の前線を形成したタレス・服部・曽我部、そして同点ゴールを決めた成田の体を張ったポストプレー、ドリブルでの崩し、速いパスワーク、シュートは完全に盛岡DFを圧倒。今日来場いただいたお客様に、熱狂を提供することができました。よかったです。
この日の先発メンバーは、辛島監督はこれまでと大きく変更してきました。2ヶ月間、流れの中から全く点が取れないのですから当たり前です。そのフォーメーションは次の通りです。FW:タレス・樋口 MF:井上・飯田・トロ・曽我部 DF:モービー・須藤・大森・寺田 GK:佐藤。特にセンターバックに須藤をコンバート、曽我部をボランチに起用してきました。小谷が出場停止だから、がポジション変更を考えるスタートラインだったと思いますが、もう一つの考え方として、ビルドアップからの縦・サイドのボールに精度・スピード・アイディアのレベルを上げ、何としてもゴールをあげたい、という一面もあったと思います。こうした、攻撃力アップと引き換えに、バイタルエリア中央を守る守備の要が「モービー・須藤・曽我部・トロ」のコンビネーションに変わったことで、前半盛岡にこのバイタルエリア正面からの攻撃で2失点を喫してしまいました。
後半のキックオフのボールで飯田に入った右サイドでのボールを、飯田ー寺田間での全く意思疎通のないイージーなパスミスで簡単に相手ボールにしてしまったシーンがありましたが、今のサイドでのプレーの質を象徴するような場面でした。前半サイドに位置する大森ー井上の左、寺田ー飯田の右は、サイド攻撃としては機能不全。一方、タレスのキープ力とボールさばきがよく、タレスに入った縦パスから、前半様々なチャンスを作り出しました。特に前半17分の飯田のシュート、前半41分の樋口のシュートの2本は前半のSC相模原の決定機でしたが、いずれもタレスのポストからの攻撃でした。
今日の観客は1882人。天気が良かったにもかかわらずこの人数は、SC相模原への現在の期待度の表れと言ってよいかもしれません。その意味で、成田の同点ミドルシュートは値千金のゴールでした。素晴らしいスーパーミドル。もうこれ以上、SC相模原のチーム状態が悪くなりようがありません。選手・フロントもう一度引き締め直して、ここから連勝街道を再び続けて欲しいと思います。頑張れSC相模原!!
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