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戦いの時には自らの力を誇示し相手を威嚇せよ

2011-09-02 23:57:42 | 勝利への叡智
今日、ワールドカップアジア3次予選「日本 vs 北朝鮮」の試合、皆さんご覧になられたと思いますがロスタイム終了直前、吉田のヘッドが決まり1-0で日本が勝利しました。引き分け上等、引いて守る北朝鮮から、よく1点とれたもんです。素晴らしい。ただロスタイムに入ってからは、日本代表が「何としても決めてやる」というゴールに向かう強い姿勢がプレーに出ていました。ロスタイムでも落ちない体力。密集した北朝鮮ゴール前を、ワンタッチ・パスでつないでいく精度の高いテクニック。そして決めるべき時に決める研ぎ澄まされた集中力。あらゆる要素が重なっての決勝点。この勢いで、6日(火)のウズベキスタン戦も、勝利を収めて欲しいです。

上の画像は、ラグビー・ニュージーランド代表~オール・ブラックスが、試合前に行う「ハカ」(Haka)。以前は、英語で「War Cry」(ウォー・クライ)とTVでは紹介されていました。ハカは、ニュージーランドの先住民族・マオリ族の民族舞踊。マオリの戦士が戦いの前に踊るものであり、手を叩き足を踏み鳴らして叫び、自らの力を誇示し、相手を威嚇します。

ラグビーのような格闘技系フットボールの試合開始直前に行われるこの「ハカ」という気合いの雄叫びに、オールブラックスがそしてスタジアム全体が、気持ちを盛り上げていきます。サッカーも、気合いだけでは勝てませんが、勝負事ですから相手以上の強い気持ちで戦わないと「戦い」になりません。なでしこジャパンが、ワールドカップ優勝を決めたアメリカとのPK勝負。GK海掘や最後のゴールを決めた熊谷が、あの重圧がかかるPK戦で普段以上の力を発揮できたのは、アメリカ以上になでしこジャパンの気持ちの強さが勝っていたからに違いありません。

本田・長友という主軸を欠いて臨んだ今日の日本代表。攻撃面での戦力ダウンは否めないところですが、清武・ハーフナーといった控え選手たちの活躍で勝利を手にしました。ケガ人が出ても勝つ、控え選手が勝負強さを見せて勝つ。チームとして本当の強さを見せたザック・ジャパン。まだまだチームとして成長し続けているようです。今後も期待しましょう。
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