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岡田武史の冒険

2014-11-08 22:59:26 | SC相模原・激闘の足跡
既にメディアで報じられていますが、岡田武史さんが、地域リーグ(四国)のFC今治のオーナーになりました。現在は「オーナー」という役割にとどまっていますが、報じられている記事を読むと、岡田さんご自身が社長職も務めるような意気込みも感じられ、私は「第二のSC相模原方式か?」と非常に注目しています。
少し解りやすく補足すると、オーナーと社長(代表)は異なります。コンサドーレ札幌の社長は、コンサドーレ札幌の選手OBである野々村芳和氏ですが、彼は社長ではあっても、オーナーではありません。逆に、来年関西リーグ1部に昇格するFCティアモは、セレッソ大阪の新井場が共同オーナー(稲本・播戸・新井場)の一人であり新井場自身が代表を兼務していますのでSC相模原の経営形態に一番近いと言えます。しかし新井場自身がチームマネジメントを実際に現場で指揮しているとは到底考えられません。どなたか信頼できる方に社長業を任せていることと思います。ですので、SC相模原のような元Jリーグの選手が、地域リーグ以上の有力クラブのオーナー兼社長兼GMの仕事を一手にマネジメントしているサッカークラブは、今もってSC相模原しかありません。
今回の岡田さんのケースの次の注目点は「岡田さん、どこまでやるの?」です。それこそ望月代表のように、クラブマネジメントの全てを岡田さんが切り盛りするのであれば、岡田さんの志は正に「本気」。しかし単にオーナーとして物申すだけでしたら、新井場や稲本のやっている事とほとんど変わらないことになります。

私は、岡田さんが憂慮している日本のサッカーの現在位置に関して非常に共感を持ちます。特にリオデジャネイロ五輪出場に向けた手倉森ジャパンの環境は厳しく、J3にU22選抜チームを設けても現在順位はビリから2番目。選手の育成は目標通りに進まず、先日のアジア大会でもベスト8で終わりました。リオ五輪の次の2020年東京五輪に向けて、金メダルを取れるチームを作るには、岡田さん自ら世界と戦える選手を育てるのが一番の近道です。その意味で、このオフ岡田さんがどんなコーチを今治に連れてきて、どんな選手を今治に加えて、どんな新しい才能が芽を伸ばしてくるのか、とても楽しみです。
逆に、今治FCのJリーグ参入に向けた岡田さんの行く先は、SC相模原以上に厳しい環境が待ち受けています。JFL参入は問題ないと思いますが、J3ライセンス取得が果たして本拠地・今治市で可能なのかどうか。観客集客に苦労している愛媛FCとカマタマーレ讃岐の間に位置する今治市に観客は集うのかどうか。岡田武史の冒険、SC相模原にとっても十分注目に値すると思います。
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