２０１５年Ｊ３リーグのチーム構成はどうなる

来年２０１５年のＪ３を構成するチームに関して情勢が固まってきたようです。本日現在、最も可能性が高い状況が下記の表です。

まず、Ｊ２からカターレ富山の降格が決定し来季Ｊ３で戦うことが決まりました。カターレ富山は、「北陸電力＋ＹＫＫ」の２企業の支援の下Ｊ２昇格を果たしました。しかし、そのＪ２昇格以降２大スポンサーの一つＹＫＫから、「もっと多くの企業から支えられるクラブに。ＹＫＫはいずれは少しずつ撤退するので。」との指示がだされていました。が、カターレ富山の経営者は営業努力を怠り今年クラブ自身が経営危機に陥りＪ２クラブとして成り立たなくなっていました。ですのでＪ３にカテゴリーを落として、一から出直しといった状況にあります。
富山に変わってＪ２に昇格濃厚なのがツエーゲン金沢です。残り３試合を残して２位長野との勝ち点差は６、Ｊ２自動昇格に最も近い位置を確保しました。残りＪ３の２チームは「讃岐・長野・町田」から２チームとなりそうです。Ｊ２昇格が消えた鳥取、そして我がＳＣ相模原と、ここまでのチームの１試合あたりの平均観客数は３，０００人を超えＪ２基準をクリアしています。

Ｊ３のクラブの営業成績は二極化しており、３，０００人以上集客できるＪ２を狙えるグループと、集客力が２，０００人に満たないグループです。その意味で、ＳＣ相模原はクラブ自身の営業成績はＪ２を狙えるグループなのですが、チームのサッカーの実力はＪ３中位という残念な状況。ですので、ＳＣ相模原がＪ２に上がれるかどうかは、まずは選手＆チームのサッカーの実力を上げることに尽きますね。
新たにＪＦＬからＪ３に昇格するクラブとして、レノファ山口がほぼ当選確実の情勢です。このチームはＪＦＬでも一番の人気クラブですのでその加入はリーグを大きく盛り上げてくれることでしょう。またＪ３リーグの弱みとして西日本のチームが少ない、という点があったのですが、レノファ山口の加入は西日本のサッカーファンのＪ３への関心を高めてくれることでしょう。対戦が楽しみですね。
あと、来年ＪリーグU２２選抜は継続するのでしょうか。Ｊ３が創設して１年目でしたのでクラブ数が少なく今年のＪリーグU22選抜の存在は、大いに助かったのですが、細かく見ていくと非常に矛盾を感じさせる存在だったとも思います。出場選手の成長もよくわからず、私の個人的な意見は、「ＪリーグU22選抜は今年で終わりにしてはどうか。」です。
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