S.C.相模原サポーターブログ

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成長がなければ後半戦は何も望めない

2013-07-03 22:15:33 | SC相模原・激闘の足跡
さぁ今日は秋田との試合を振り返ってみたいと思います。これまでJFL前半戦全17試合に出場してきた枡田が先週のレッドカードで今節は出場停止。代わりに誰がセンターバックに入るかと思いきや工藤が怪我から復帰し今シーズン初出場を果たしました。この日の先発出場は以下の通りです。
FW:御給・松本
MF:曽我部・将也・佐野・菅野
DF:小澤・田村・工藤・天野
GK:森田
天野も3試合ぶりの先発出場でしたが、前半2分この天野と工藤の「久しぶりの公式戦出場」によるため集中が落ちたところを突かれました。まず秋田左SBの二戸が天野をぶっちぎり左サイドを相模原陣内深く切れ込むと中央にクロス。中央で工藤・田村が抑えなければならない秋田エースFW松田が工藤・田村をすり抜けゴール正面でフリーになってしまいます。二戸のクロスのボールを松田がコースを良く見てシュート。ゴール。1-2で秋田が先制します。

しかし、SC相模原はすぐに同点に追い付きます。前半19分右からのサイドチェンジのボールを左サイドで受けた小澤がドリブルで前に出すと、ペナルティエリア左でDF2人を背負っていた御給に縦パスを出します。御給は、これをよくキープして自分の手前に入って来た菅野にアイコンタクトをしてパス。菅野は少し中央に持ち出すとシュートコースを見極めて強烈シュート!ゴオオオオオル。御給がDF2人を背負ったことにより菅野の前にスペースが生まれ、これが同点ゴールを生む素晴らしいアシストとなりました。

この後秋田は、DFライン4人とトップ下に並ぶ3人の中盤&FWの選手の間の距離を縮めて細かいパスをつなぎながら相模原陣内にじわりじわりと攻め込んできます。前半は、この秋田のボール回しの時間が長く一見秋田のポゼッションが長く見えるのですが、相模原は細かい横パスはやらせておいて、縦に入るパスとサイドや裏を突くようなロングパスに的を絞りここに強いプレスをかけていました。そして相手がこぼしたボールを早く2トップに入れてスピードある展開で秋田ゴールに迫っていきます。39分御給シュート、40分松本のシュート、しかしこれは2本とも枠をとらえられません。前半44分からSC相模原は4本連続のコーナーキックのチャンスでしたがこれも全てゴールならず。前半を1-1で折り返します。

後半に入っても秋田の基本戦術は変わらず細かいパスで試合の主導権を握ろうとします。しかし中盤から縦に出るボールに対するSC相模原の警戒厳しくなかなか形をつくることができません。SC相模原も縦のコンビネーションで相手DFラインの突破をはかるものの、シュートまでになかなか至りません。後半9分相模原右CKから中央工藤のヘッド、ボールはゴール寸前でGKが足に当てセーブ。この後も再び右CKから正面での天野のシュート。これぱ右のポストに当たりゴールなりません。後半22分、何としても点を取りたい秋田はトップ下に昨年まで町田ゼルビアのFWだった山腰を投入、攻撃を強化します。しかし後半も、秋田の縦に入ってくるボールへのプレッシャーは落ちる事がなく結果的に秋田に決定的なチャンスを作らせません。

SC相模原も後半30分に吉村、36分にウイリアンスを投入しますが局面を打開するには至らず、このまま試合終了。1-1の引き分けに終わりました。
既に一通りのチームとの対戦が終了した後半戦、相手チームはSC相模原の戦術理解が進み、選手の特徴の把握が終わっています。こうした状況下では、今のSC相模原の戦術の質を一層上げていくか、攻守のバリエーションを多様にしていかないと試合は苦しくなります。また選手個々のプレーにも成長がないと「勝ち点3」の積み上げは難しいでしょう。昨年の今頃、SC相模原は格段の進歩を遂げました。天皇杯予選とリーグ戦の連戦の中若手が成長し、さらにファビオが入り守備力が格段に上がりました。この成長が12月の地域リーグ決勝優勝&JFL昇格へと導いたと言っても過言ではありません。こうした成長が今年も期待できるのかどうか、望月代表の目でしっかり評価していただきたいと思います。
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