S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

これからが地域リーグ決勝の本番、切りかえろ!

2012-11-19 22:58:40 | SC相模原・激闘の足跡
地域リーグ決勝大会・一次ラウンド最終日暖かい日差しの中、SC相模原は決勝ラウンド進出を賭けてFC鈴鹿ランポ―レと戦いました。この日の午前中の試合を終えて決勝ラウンドに進んだのは、相模原と同じ組のファジアーノ岡山ネクストとBグループのノルブリッツ北海道の2チーム。Aグループは福島ユナイテッドとアミティエFCの直接対決で1位抜けが決まり、残りワールドカード枠を賭けてFCコリアとSC相模原が得失点差で競うという展開でした。
SC相模原のスタメンは下記の通りです。
FW:宮川・鈴木淳
MF:曽我部・将也・佐野・菅野
DF:小澤・工藤・ファビオ・天野
GK:佐藤

決勝ラウンドに向け何としても「勝つ+点差をつける」を実現したいSC相模原は、慎重だった昨日の試合とは打って変わって、キックオフから前掛かりに攻めていきます。開始30秒、鈴木淳が最初のシュート。「始めから行くぞ!」という意識がこのシュートにみなぎっていました。一方FC鈴鹿ランポ―レは、既に2敗し一次ラウンド敗退が決まっていましたので、キックオフからラフプレーでSC相模原の選手を削ろうと、イエロー覚悟のスライディングを仕掛けます。前半2分にFC鈴鹿ランポ―レのラファエルがイエローカード。その後15分、21分とイエローカードが3枚も出て、さすがに主将佐野も審判に猛抗議。(試合通じて7枚のイエローカードでした。)
SC相模原は、6分宮川がゴール正面からフリーでシュート、ボールはクロスバーに「ガツン」とあたって跳ね返り決まりません。

「始めから行くぞ!」が実ったのは前半12分でした。左サイド曽我部-将也のコンビネーションから前線の鈴木淳にパス。鈴木淳がゴールを狙いに行く姿勢を見せたため、FC鈴鹿ディフェンス2人が、鈴木のシュートを阻止しようと前に出てきます。そこをすかさず、バイタルエリア正面やや右に待つ宮川にパス。宮川豪快シュート!ボールはゴール左隅にズドン!ゴオオル、1-0。早い時間に1点入ったため「これは得失点差拡大行けるかも!」とスタンドのサポーターも大いに盛り上がります。
この後も16分、菅野のドリブルでの崩しから正面で鈴木淳がシュート、23分左サイドを小澤があがりクロス、中央曽我部ヘッド、25分正面から佐野が絶妙ドリブルで相手守備網をかいくぐるとゴール正面シュート。3本のシュートは決まらなかったものの、この時点からSC相模原がポゼッション率を高め試合を支配します。

その後前半25分頃から前半終了まで、SC相模原は形は作り続けていたものの、縦にボールを運ぶスピードにやや欠けていたかFC鈴鹿が余裕を持って守備陣形を組んでしまい、結果いいシュートが打ちきれません。スタンドでは「福島・コリア共に0-0」の声。なんとか早く2点目を、と祈るような応援が続きます。この日、一昨年山口県で全社を戦った時に応援に来てくれた黒石FC(山口県)のサッカー少年たちが、はるばる大分・中津のスタンドにバスで応援に来てくれました。この加勢にSC相模原応援団は一層勢いを高めて選手を応援することができました。黒石FCの皆さま本当にありがとうございました。このまま1-0で前半を終了します。

後半開始早々、早く追いつこうとFC鈴鹿が前掛かりに出てきました。ボランチにいたラファエルの位置が1列目近くまで上がり、シュートチャンスを伺い続けます。このFC鈴鹿の前掛かりの攻撃から相模原チャンスを作ります。3分カウンターから、左サイドの大きなスペースに出た長い縦パスに追い付いた鈴木淳がシュート、しかしゴール枠上。13分左サイド将也のクロスに鈴木淳ヘッドシュート、これはゴール右に逸れていきます。19分には菅野のドリブルからゴール正面曽我部のシュート、これも右に外れ曽我部思わず天を仰ぎます。攻めているのになかなかゴールが遠いSC相模原、23分には曽我部に代えて古賀を投入。28分にも宮川に代わり松本登場、さらに攻撃のアクセルを踏み続けます。

29分、FC鈴鹿がSC相模原ゴール前で攻め立てていたそのカウンターからチャンスが生まれます。一人センターサークル付近に待っていた菅野のところにロングパスが通ります。菅野はマークしていた相手DFを上手いボディコントロールでかわしGKと1対1に。GKも前に出て間を詰めてきますが、菅野落ち着いてGKをかわしシュート!ゴール。2-0。これでまず勝利についてはほぼ手中にすることが出来ました。「あとは得失点差だ。」と33分、今度は鈴木淳が右45度付近から左隅にシュート、ゴール!3-0。得失点も広げたぞ、とばかり鈴木淳は、多くのサポーターの待つスタンド席前に来てガッツポーズ。「FCコリアまだ0-0です。」の声に、スタンドのSC相模原応援団はみな「行けるぞ!行ける、頑張れ!」と。どんどんテンションが高くなっていきました。

この高揚した空気の中、応援団長も交代で入って来た北原を「ゾノ!」とミス・コール。またまた笑いに包まれるスタンド席。そして後半43分、右CKを工藤ヘッド、落したボールを松本シュート!ゴオオオオル。4-0。そして試合終了。応援団は皆スマホのツイッタ―情報で他会場の結果をじっと見つめます。「福島1-0でA組1位抜け」「FCコリアPK負け」の文字を見「SC相模原、ワイルドカードで決勝進出です!」「ヤッタ―」。この情報は、ベンチの選手にも届き「ヤッタ―」。2年連続地域リーグ決勝大会・決勝ラウンド進出が決まりました。

その喜びは今日まで。SC相模原は、未だ何も結果をつかんでいません。ようやく昨年と同じところまで戻ってきた、ただそれだけです。決勝トーナメントは戦力に差がないトップ4チームが1得点差に運命を賭ける激しい戦いです。去年の苦い経験を今年どのように活かせるのか。今年1年の集大成を見せるときです。サポーターも応援頑張りましょうね。
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