今まで呪縛の紐にがんじがらめになっていた選手たちが、監督が変わって解き放たれ、選手全員が生き生きとしたプレーをしていました。素晴らしかった。中盤の水野・坂井・健太・富井が終始ポゼッションを維持し、大将・中川がサイドを駆け上がり、八田・工藤の気持ちの入った守備で相手の攻撃を防ぐ。見ていてもワクワクするサッカーで終始SC相模原が主導権を握り2-0で東京海上日動を破りました。細かい改善点はあったものの、とにかく今日の試合は「再出発に当たって勝つ事」が至上命題でした。それを果たせて良かった、と思います。ここからどこまで成長していくのでしょうか。楽しみです。先発メンバーは以下の通りです。
FW:齊藤・森谷 MF:水野・坂井・健太・富井 DF:八田・工藤・中川・大将 GK:佐藤
予定通り14:30キックオフ。試合が始まって何よりうれしかったのが、選手たちから声がでていたこと。高い才能を持った選手たちがチームとして戦おうとしている・・・。この点だけでもこの試合の明かるい行方を感じ取ることができました。そしてSC相模原のパスサッカーが復活します。健太-富井-坂井-中川-健太-水野-大将-富井・・・。ボールが動く、人が動く、いつのまにか相手のペナルティエリア前で森谷にボールが入る、森谷シュート。前半12分~15分の3分以上、SC相模原がボールをキープします。今まで、攻守のバランスを考え前線への攻撃参加が控えめだった大将が、どんどんゴール前に迫ります。
前半21分、敵陣右サイドで大将は齊藤にボールを預けると一直線にパナルティエリア前に走ります。齊藤は少し前に持ち出して中央の大将にボールを戻す、大将シュート!しかし惜しくもゴール枠上。24分、ロングボールにDFライン裏を抜けた坂井がGKと1対1に。坂井GKを見ながらシュートを打とうとしますが、GKにシュートコースを消されて得点に至りません。
守備は、八田の存在が光ります。正面から相手2トップに仕事をさせません。工藤が抜かれてゴールに迫られても八田が俊敏に対処しカバー。工藤も八田がいてくれるので積極的に相手FWにプレスをかけに行けます。中川の守る左サイドも安定。攻め上がった時のドリブル・クロスはこれからですが、まず左サイドで相手に突破されない事が第一。これを忠実にこなしていました。セットプレーの時のマークのチェックの声がスタンドにも聞こえました。チームで点をやらない、という選手たちの気持ちが伝わってくるようでした。
前半は、相模原優位のまま終了。勝負は後半に移ります。そして5分、坂井からのパスに反応した森谷がゴール正面からしてゴールを目指しシュート!しようとしたところを、相手DFが足を引っ掛けて森谷を倒し「PK」。坂井が慎重にこれを決め1-0。SC相模原に待望の先制点が入ります。
この後もSC相模原のポゼッションからの攻撃の時間が続きます。ノートに記録したメモをそのまま記載すると、
八田-大将-右・水野展開-健太スルー(パス)-齊藤シュート、打てない。
富井-坂井-戻す八田-富井ロング(ボール)-森谷、打てない。
富井-中央・健太-右前・大将-ドリブルからミドル、決まらない。
等々、ほぼ2分間隔位でシュートを狙うSC相模原の攻撃のメモでノートが埋め尽くされました。
次の2点目が試合を決める点であることは、望月監督以下、ピッチ上の選手全員が分かっていました。32分、水野に変えて村野投入。するとその直後の34分。中央やや敵陣に入ったところで健太がファウルを受け、SC相模原FKのチャンス。これを坂井がゴール前の森谷の頭に合わせると、森谷ヘッド!ゴオオオオル!待ちに待ったセットプレーからの得点です。セットプレーからの得点は「チーム全員で取る得点」。ですからチームで練習を重ねれば重ねるほど得点の確率が上がります。逆にセットプレーの守備も「チーム全員で守りきる守備」。今日は、身長の高い選手が揃う東京海上日動のセットプレーを全て綺麗にクリアしました。チームがまとまり始めている兆しです。
41分、SC相模原は富井に変わりクリスティアーノが入り、守備を固めます。このクリスティアーノも「縦パス」の呪縛が解けて生き生きとピッチを走り回ります。細かいパスでの連携、前線への攻撃参加、彼のポテンシャルの高さが輝いていました。このまま試合終了。2-0。再出発に向けたSC相模原は、「約束の勝利」でその船出を飾りました。
これが5試合目を消化した関東リーグ2部の勝敗表です。SC相模原は現在4位。関東リーグ1部昇格の資格を得るのは上位2チームです。ご覧の通り希望の灯はまだ見えています。次は、日立ビルシステム戦。難敵ですが絶対勝利あるのみ。目の前の1試合に集中です!
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予定通り14:30キックオフ。試合が始まって何よりうれしかったのが、選手たちから声がでていたこと。高い才能を持った選手たちがチームとして戦おうとしている・・・。この点だけでもこの試合の明かるい行方を感じ取ることができました。そしてSC相模原のパスサッカーが復活します。健太-富井-坂井-中川-健太-水野-大将-富井・・・。ボールが動く、人が動く、いつのまにか相手のペナルティエリア前で森谷にボールが入る、森谷シュート。前半12分~15分の3分以上、SC相模原がボールをキープします。今まで、攻守のバランスを考え前線への攻撃参加が控えめだった大将が、どんどんゴール前に迫ります。
前半21分、敵陣右サイドで大将は齊藤にボールを預けると一直線にパナルティエリア前に走ります。齊藤は少し前に持ち出して中央の大将にボールを戻す、大将シュート!しかし惜しくもゴール枠上。24分、ロングボールにDFライン裏を抜けた坂井がGKと1対1に。坂井GKを見ながらシュートを打とうとしますが、GKにシュートコースを消されて得点に至りません。
守備は、八田の存在が光ります。正面から相手2トップに仕事をさせません。工藤が抜かれてゴールに迫られても八田が俊敏に対処しカバー。工藤も八田がいてくれるので積極的に相手FWにプレスをかけに行けます。中川の守る左サイドも安定。攻め上がった時のドリブル・クロスはこれからですが、まず左サイドで相手に突破されない事が第一。これを忠実にこなしていました。セットプレーの時のマークのチェックの声がスタンドにも聞こえました。チームで点をやらない、という選手たちの気持ちが伝わってくるようでした。
前半は、相模原優位のまま終了。勝負は後半に移ります。そして5分、坂井からのパスに反応した森谷がゴール正面からしてゴールを目指しシュート!しようとしたところを、相手DFが足を引っ掛けて森谷を倒し「PK」。坂井が慎重にこれを決め1-0。SC相模原に待望の先制点が入ります。
この後もSC相模原のポゼッションからの攻撃の時間が続きます。ノートに記録したメモをそのまま記載すると、
八田-大将-右・水野展開-健太スルー(パス)-齊藤シュート、打てない。
富井-坂井-戻す八田-富井ロング(ボール)-森谷、打てない。
富井-中央・健太-右前・大将-ドリブルからミドル、決まらない。
等々、ほぼ2分間隔位でシュートを狙うSC相模原の攻撃のメモでノートが埋め尽くされました。
次の2点目が試合を決める点であることは、望月監督以下、ピッチ上の選手全員が分かっていました。32分、水野に変えて村野投入。するとその直後の34分。中央やや敵陣に入ったところで健太がファウルを受け、SC相模原FKのチャンス。これを坂井がゴール前の森谷の頭に合わせると、森谷ヘッド!ゴオオオオル!待ちに待ったセットプレーからの得点です。セットプレーからの得点は「チーム全員で取る得点」。ですからチームで練習を重ねれば重ねるほど得点の確率が上がります。逆にセットプレーの守備も「チーム全員で守りきる守備」。今日は、身長の高い選手が揃う東京海上日動のセットプレーを全て綺麗にクリアしました。チームがまとまり始めている兆しです。
41分、SC相模原は富井に変わりクリスティアーノが入り、守備を固めます。このクリスティアーノも「縦パス」の呪縛が解けて生き生きとピッチを走り回ります。細かいパスでの連携、前線への攻撃参加、彼のポテンシャルの高さが輝いていました。このまま試合終了。2-0。再出発に向けたSC相模原は、「約束の勝利」でその船出を飾りました。
これが5試合目を消化した関東リーグ2部の勝敗表です。SC相模原は現在4位。関東リーグ1部昇格の資格を得るのは上位2チームです。ご覧の通り希望の灯はまだ見えています。次は、日立ビルシステム戦。難敵ですが絶対勝利あるのみ。目の前の1試合に集中です!
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