S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

期待の若手選手が続々入団

2017-01-26 07:59:42 | SC相模原日記

SC相模原は御殿場合宿からかえってきました。以前も時之栖でキャンプを張ったことがあり、その時はところどころ雪が残っていて、大変寒かった記憶が残っていますが、今年は雪はなくグラウンドコンディションは大丈夫だったようですね。寒さは厳しかったですが。

さて現在、発表になった選手の数は19名です。先週の入団選手発表がもう少し増えるかな、と思っていましたが川戸・高畑・米原の3名の入団発表に留まっています。この選手の獲得の仕方は、おそらくは昨年末の3-3-3-1、または3-3-2-2のフォーメーションをベースに選手獲得を進めているのではないかと思われます。そうすると、最終ライン(3)とセンターハーフ+サイドバック(3)のところは、ほぼ選手が獲得できたかな、という感じです。あとは前線ですね。4つのポジションに現在の候補選手は5人。ですからあと2~3人程度の前線のFWと攻撃的MFの選手を獲得できれば3月12日を迎えることができると思います。報道ではブラジル人FWの選手が期限付き移籍で入団するのでは、とも流れています。今後も期限付き移籍を含めて、新しい選手の発表や退団した選手の婿入り先の発表がありそうです。以下が、現段階の2017年の新メンバーです。

今回は、選手の年齢も加えて見ましたが、明らかに今年のチーム編成の目標の一つに「若返り」があるかと思います。退団した選手たちの平均年齢が27.7歳なのに対して、新入団選手の平均年齢が25.3歳と2歳以上若返っています。そして、今年の若手入団選手は、素質豊かな選手ばかりです。日体大から入団した川戸は、得点能力のある攻撃的MF。チームの雰囲気、相模原のサッカー、J3の当たりに慣れてくれば、先発に名を連ねる可能性十分と思います。昨日の練習試合でもゴールを決めてくれました。麦倉もU22選抜に選ばれていたサイドバックの選手。伸び盛りの21歳は、ベテランの辻尾・保崎のスタミナが切れてくれば、麦倉の名前がコールされるはずです。一昨日発表のあった関西学院大学の主将の米原も大学時代の実績は十分。高畑・寄持・山口も守備的ポジションならどこでも対応できそうなポテンシャルの高さを感じる選手。今年は、こうした若い新入団選手の活躍がなければ優勝できません。期待しましょう。

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


チームの軸となるべき3人の選手が加入

2017-01-14 05:56:20 | SC相模原日記

Jリーグでは今、2017年新チーム編成が進んでいます。J3のクラブは大体25~30名編成ですが、8割方のクラブが25名程度の選手を確定させ、16日からのチーム始動日を迎えますが、相模原は以下の通り現在15名と、ようやく折り返し点を過ぎたところ、といった進捗状況です。しかし先週は、今年のチームの軸となるセンターの主力選手の加入が発表になりました。

望月代表は「サッカーではセンターの選手が重要」と常々話していますが、このチームの軸となるセンターのポジションに、J2経験豊富な選手の獲得に成功しました。まず1トップのセンターフォワードの選手として水戸の久保裕一を獲得しました。久保と言えば岡山で一昨年FWのレギュラーで出ていた選手。身長182センチと高さもあり前線の攻撃の核としての働きが期待されます。

同じくセンターハーフとして、千明聖典の獲得が発表されました。昨年は大分に所属しSC相模原との試合にも出場していましたが、一昨年までは岡山のボランチとして活躍していた選手。中盤でのボール奪取、攻撃を組み立てるパスセンスに優れた経験豊かな素晴らしい選手です。

守備の要センターバックの選手として岡根直哉の獲得も発表されました。昨年・一昨年と岐阜のセンターバックで活躍していた選手。190センチと高さがあり足元も柔らかく今年の相模原の守備の要を任せるにふさわしい選手。福島から移籍してきた梅井も190センチを超える長身ですから、工藤を含め今年のセンターバックは空中戦には強そうです。昨年は後半、坂井や服部、天野といった全くセンターバックの実績のない選手を、守備の要に使っていましたが、今年のセンターバックは鉄壁。失点を減らせそうです。

この3人は今年チームの軸として獲得した選手と考えて間違いないでしょう。この3人の出来が相模原の順位を決するといっても過言ではないくらい重要な選手たちです。一方、サイドの選手として金沢から辻尾の加入も発表されました。これでサイドバック陣は、辻尾・保崎・麦倉・石垣と最低限のメンツが揃いました。攻撃陣では菊岡の契約更新が発表されましたが、ようやく試合が出来るようになった頭数です。今後のチーム編成の進捗に期待しましょう。

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


SC相模原チーム編成の進捗状況

2017-01-03 21:40:49 | SC相模原日記

明けましておめでとうございます。SC相模原もなんとか10周年を迎えることができました。しかし人間の10歳はまだ小学生、SC相模原もサッカークラブとしてはまだまだ発展途上のクラブです。ですから、たくさんのサポーターの皆様の支えは今年も不可欠です。われらの応援で今年こそJ3優勝を果たしましょう。

さて、今お正月休みを挟んで、Jリーグでは盛んに選手の獲得合戦が繰り広げられています。J1は、天皇杯も終わりこれからが本番。逆にJ2・J3の多くのクラブは、8割方のチーム編成が終わり終盤戦。契約更新を終了し、あとは新規で他チームからの新しい選手の獲得を進めるために、最終条件交渉を進めている時期です。多分明日から様々な選手移籍の発表が1月20日頃まで続くものと思われます。その中でSC相模原の新チーム編成ですが、今年はJ3の中でも、進捗が遅いチーム編成となっています。下の表がJ3の主要チームのチーム編成の現在の進捗状況を表したものです。ブルーは契約更新完了、緑が新規で他チームから加わった選手か、下部組織から昇格した選手です。長野・鹿児島はそれぞれ28名・24名の選手を固め、明日からでも新チームでの練習開始ができる状態。秋田・盛岡・鳥取といったチームも18~20名の選手を固めあと10名程度の選手をこれからの終盤戦で獲得する、といったフェーズに移っています。

 しかし、今年のSC相模原のチーム編成の進捗は遅いです。福島も同様です。ここで、確認しておきたいことが一つあるのですがチーム編成の成果はスピードではありません。最終的には2月末頃までにSC相模原にとって最良の選手が獲得できればよいのであって、遅れているからと言ってチームにプラスになる可能性の低い選手を慌てて獲得する必要はありません。じっくり、SC相模原の優勝を実現できる選手を1人1人獲得すればそれでOKなはずです。ただ、今年のSC相模原のチーム編成が、昨年&一昨年と大きく異なるのが「中核選手の退団が続いている」ことです。曽我部・佐藤・天野・寺田・成田といった中核選手の退団が発表され、服部・北原・藤吉の進退は保留のままです。これにより、2016年の選手の契約更改数が少なく、結果としてチーム編成が遅れる状況になっています。

今年のSC相模原のチーム編成の難しさは、2017年の優勝を実現できる力のある選手、中期的に中核選手となりうる素質ある選手との契約をまとめ切らなければならないことです。高原・川口との契約をまとめた望月マジック、今週~来週どのような選手獲得を実現するのか、安永監督の人脈からどのような選手が相模原に入団してくるのか、注目です!

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


背番号1番・守護神ツヨシの退団

2016-12-17 11:41:29 | SC相模原日記

選手の退団の知らせはどの選手であれ寂しいニュースですが、昨日のSC相模原の背番号1番・守護神佐藤健の退団のニュースは、ことさらに強烈な寂しさを感じます。ツヨシが入団してきた頃はまだ県リーグ3部で、怪我が多かったエノ(榎本貴久)から背番号1番を引き継いだのが2012年でした。入団当初は、身体能力の高さ・極めて正確なロングキックなどの長所が際立つ反面、GK技術・判断力・コーチングともに未成熟の印象を受けましたが、中村和哉コーチの指導でメキメキ成長、背番号1を引き継いだ時は「エノの後継者はツヨシ」を疑うサポーターはいませんでした。2012年のJFL昇格劇に始まりその後のJ3へと続くSC相模原の快進撃を支えた守護神はツヨシであり、その意味でSC相模原の大功労選手の一人でもあります。また、多くのSC相模原のアカデミーの選手たちが、ツヨシからGKの基礎を学びました。あの「ツヨシ・チャント」が来年なくなるかと思うと大変残念です。

おそらくは「選手としてまだ成長できるはずだし、自分の能力をもっと活かせるチームが他にもあるはず。」という気持ちがツヨシを退団へと決意させたことと思います。今年の後半、安永監督になってからツヨシは第3のGKとして試合出場メンバーに登録すらされなくなっていました。その安永監督が続投となれば、ツヨシの気持ちをわかってあげるしかありません。ツヨシがGKとして自己実現ができる新しい活動の場が見つかることを祈っています。

これが現在のSC相模原のチーム編成状況表です。普光院の大学時代の同僚、山口聖矢選手の入団が発表になっています。守備力の高い地元・座間の選手の加入は、SC相模原にとって楽しみな限りですね。この際関東学院大つながりで、富山の萱沼君も相模原に来てくださいね~(笑)。

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


11人の選手の退団、チームが生まれ変わるために

2016-12-11 23:15:10 | SC相模原日記

本日深井の引退が発表になりました。日本サッカー界の名選手がまた一人ピッチを去ることになりました。大変残念ですが、深井にはまた新たな形でサッカー界に残るべく第二のスタートを切って欲しいです。お疲れさま!。これでSC相模原の今オフの退団選手は11人になりました。以下の表が今日時点の退団選手です。残留選手の列のカッコは、外国人選手と期限付き移籍加入選手を示しています。

  

一言で今の状況を表すとすれば「FWの選手がいない」状況。期限付き移籍の石田が残ってくれるかどうかも含めて、今オフのチーム編成の目玉の一つが「攻撃力の大幅なレベルアップ」。2016年は1試合当たりの得点が1点を割っており、SC相模原の看板だった攻撃サッカーが崩壊してしまいました。攻撃の軸になるFWの選手が獲得できるのか、また点取り屋として将来性豊かな若手選手を育成することができるのか・・。SC相模原の2017年の飛躍のカギを握るポジションは第一にFWであり、ここでいい選手を獲得できるかどうか、で2017年のSC相模原の飛躍が占えると思います。またDFラインも選手層を厚くする必要があります。ここは期限付きで出ている安藝の帰任の可能性がありますが、寺田・天野・成田・牧内とサイドプレーヤーが4人退団していますから、DFラインの選手の質量ともに底上げを実施したいところです。

昨年オフのチーム編成は結果的に見ると「いい選手が獲得できなかった」との評価だと私は思います。ピークを過ぎたベテラン(井上・深井)と外国人選手(アレシャンドレ・ルーカス・トロ・金・シンバ)が軸となるセンター・ポジションを担う、あとの過不足は期限付き移籍選手(近藤・赤井・石川・石田)でなんとか凌ぐ、といった方法で、2016年チームを作りましたが、結果的には外国人選手・期限付き加入選手は、2016シーズンチーム成績向上に貢献した選手は少なかったと思います。また、FW・DFで若手中核選手の育成が遅延しているように思います。20歳代中盤の体力・技術力・経験のピーク時期を迎える中核選手が何人獲得することができるか、その素質を持った若手選手を何人獲得できるか、J1・J2の経験豊富な20代の選手を何人獲得できるのかも、SC相模原の今オフのチーム編成の見どころです。

 

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑

 


次のステップでもがんばれ!天野&寺田

2016-11-26 23:26:49 | SC相模原日記

シーズンが終わるこの時期、様々なJリーグチームで退団する選手の発表が相次いでします。SC相模原でも引退・退団する選手の発表があり、その中で天野恒太・寺田洋介の引退が発表になりました。

天野は2011年から6シーズン、SC相模原を支えた中心選手です。特に木村監督が就任した2012年、それまで金澤大将のポジションだった右サイドバックにコンバートされると、水を得た魚のように、相模原のサイド攻撃の核として活躍してくれた選手です。特に前線での菅野(現・長野)・曽我部とのコンビネーションが絶妙、右サイドからの迫力ある攻撃は見ていて本当にワクワクしましたよね。しかし昨年から怪我を繰り返し、試合出場が少なくなっていた中での今回の引退の発表。残念ではありますは天野には「ここまで相模原を引き上げてくれてありがとう。」の言葉しかありません。

寺田も相模原には欠かせない選手でした。寺田を最初に見たのは2010年YSCCの右のサイドバックとしての寺田のプレーでした。あの頃の寺田のプレーは非常に攻撃的で、サイドから中央にドリブルで上がってきては自らシュートを決めるという華やかさ。長野に移籍して以降は、薩川監督の下でプレーし、攻撃よりも守備のスペシャリストとして以降琉球・相模原で活躍した選手です。新しい次のステップでもがんばってほしいですね。ありがとう、寺田。

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


SC相模原は11位で終了~そのカギとなった試合は?

2016-11-24 01:24:35 | SC相模原日記

SC相模原は今年11位でシーズンを終了しました。一試合当たりの平均観客数は4300人を超え、その意味で営業チームは非常に好成績でシーズンを終了しただけに、後半戦の試合内容の悪さ、不甲斐なさに一層悔しさが募る一年でした。地域リーグ時代からのライバルであるYSCCや福島よりも上に踏みとどまって最低限のメンツを保てたかな、と思う反面、藤枝・琉球・秋田に大きく追い越されてしまったこの順位はやっぱり残念です。順位表は以下の通りです。今年のJ3は8位以上のチームと9位以下のチームではっきりと力の差がついてしまったシーズンでした。

 シーズン終了して振り返ると、その順位に至るカギとなる試合があります。昨年2015年シーズンは間違いなく山口との3試合3連敗でした。今年は、私は6月19日のホーム・カターレ富山戦だったと思います。5月末の段階でSC相模原はJ3で首位に立ちました。しかし首位で臨んだアウェイ大分戦に完敗、首位の座を一試合で明け渡してしまったその次の試合がこの富山戦でした。内容は相模原が圧倒的に優位に立ち勝ち点3を絶対取りきらなければならない試合でした。しかし再三の決定的なチャンスを決めきれないまま、ワンチャンスを活かした富山に敗れてしまいます。この敗戦で、前半戦首位に上り詰めたSC相模原の勢いが完全に止まりました。この富山に敗れた後、長野・栃木にも連敗し4連敗。薩川監督は「ミスが多すぎる」と、選手個人の能力の低さがその連敗の原因であるとし、ルーカス・FWとしての服部・シンバに見切りをつけ、現場が主導する形で赤井・近藤・石川を獲得し選手を入れ替えていきます。しかし、選手を入れ替えても成績は好転せず、横浜猛蹴戦の失態の責任を取って薩川監督はシーズン途中で辞任してしまいます。

 その後、転落の一途をたどったのはもう説明する必要もないでしょう。カターレ富山に勝っていれば、長野・栃木戦は引き分けでOK。後半戦の頑張りで十分優勝は狙えたはずです。私にとっては、あの富山戦こそが、今年の結果を導き出した鍵の試合に思えてならないのです。

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


今年のSC相模原、低迷の原因は?

2016-11-03 17:23:48 | SC相模原日記

SC相模原は10月30日(日)、FC東京U23に敗れ、チーム創設以来最悪となる5連敗を喫しました。昨年、一昨年も4連敗はあったのですが5連敗は初めて。しかも8月から引き分けを挟んで9試合勝利がありません。順位も11位まで転落し14位との勝ち点差も1しかありません。チーム創設以来、毎年優勝、あるいは上位でシーズンを終えていたSC相模原。ここまでチームを転落させた原因はどこにあったのでしょうか。もちろん原因は一つではありません。様々な要因があろうかと思いますが、私が挙げる最大要因は「外国人選手の起用方法」です。

薩川監督でスタートしたシーズン当初から、今年のSC相模原はFWの1トップの選手がなかなか固定できませんでした。編成を担当する望月代表はここに「アレシャンドレ」「シンバ」「深井」といった選手を獲得し井上と服部・半田の契約を更新、これらの選手から1トップをまかなうチーム編成を想定したと思います。しかしアレシャンドレは早々に帰国、シンバもなかなか出場機会を得ることができません。服部は決定機になかなかシュートが決められず、シーズン中盤からはディフェンスにコンバート。深井・井上は相手ディフェンスと体を寄せての接近した状態でのボールコントロールに精度が上がらず、薩川監督は2列目で2人を起用します。こうして、開幕からこのFWのポジションは、近藤・石田の獲得をもってしても現在まで固定することができずSC相模原得点力低下の最大要因となりました。

現在の5連敗を招く原因となっている一つにセンターバックの選手の層の薄さも挙げられます。望月代表の今年のチーム編成は工藤とルーカスを軸に、安藝、寺田をサブで、といった構想で薩川監督にマネジメントを指示したと思いますが、薩川監督のルーカスに対する評価が低く、夏場からルーカスのスタメン起用を中断してしまいます。安永監督に至っては、坂井や天野をセンターバックにコンバートさせるという奇策に打って出て失敗。大量失点での敗戦が未だに止まりません。このように薩川・安永両監督の外国人への人材マネジメントは結果「アレシャンドレ帰国、シンバ・ルーカス・トロ・ヨンファンは戦力として使いきれず」という結果です。

薩川監督は、若い選手の育成に定評のある監督です。また選手の兄貴分としてオープンマインドで選手と接しチームの人心をまとめ上げていくのが非常に上手です。サッカーの基本も「コミュニケーション」を非常に重視しています。ですから技術があってもコミュニケーションが円滑にできない外国人よりも、非常に高い素質を持つ若い選手を預けると期待以上の成果を出す、といったタイプの監督です。ここに望月代表が指示したオーダーを薩川監督が消化しきれなかった一因があると私は考えています。

J3のチームはどこも、選手の人件費に充てる資金を潤沢に持っていません。J1・J2であれば、多様な高い技術をもつ選手をたくさん獲得できるので、その集まった選手の顔ぶれから監督がやりたいサッカーを組み立てる自由度が高いと思います。が、J3ではまずチームコンセプトをGMと監督で考え、それを実践できる最適な選手を限られた予算の中でピンポイントで探して獲得しチーム作りをしていかないと経営が回らなくなります。もう11月、来年に向けての編成が始まっていると思いますが、外国人選手をどうするのか、SC相模原の未来を託す若い有望選手をどう獲得し育成するのか、今年の反省をうまく活かして欲しいと思います。

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


注目は、安永監督の初采配

2016-09-11 00:15:32 | SC相模原日記

明日は、さがみはらドリームマッチ2016が開催されます。元・日本代表の選手たちのパフォーマンスが楽しみですね。昨年同様、大いに盛り上がることと思います。みなさん、一緒に楽しみましょうね。その後のJ3公式戦が「SC相模原vs大分トリニータ」の試合です。ギオンスタジアムでは一か月以上試合がなかっただけに、こちらも待ちに待った試合です。しかも、SC相模原は監督が交代し新監督安永聡太郎氏の初采配。どんなサッカーを見せてくれるのか、楽しみです。

安永新監督は、日本のJリーグでの監督は今回が初体験で、おそらくJチームの中でのコーチの経験も初めてに近いものと思われます。ですから、望月代表としては「安永は相模原を勝利に導く監督として素質がある。」と見込んでのオファーかと思います。明日の大分トリニータ戦での私の注目ポイントは「守備」。安永監督は、誰を使ってどのような守備を指示しているのか、薩川監督時代からどのように変わっているのか、また継承するのか、注目ですね。

今日のJ1の試合で名古屋グランパスが、19試合ぶりに勝利しました。今年名古屋は小倉隆史・前監督時代、苦悩したのがやはり「守備」。小倉前監督自身が、守備に関して、選手をまとめ上げる明快な指導理論を持っているように見えず、最後は5バックの奇策で完全に選手からの信頼も失い、小倉監督は退任しました。安永新監督にとっても、明日の大分戦はまず守備の整備が出来ているかがポイント。大分相手に勝利してほしいところですが、0-0でも合格点。頑張ってほしいです。

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑


今、「官」の世界で起きている大きな問題

2016-07-31 09:14:49 | SC相模原日記

前節、ロスタイムのセットプレーで失点し勝ち点3を取り切れなかったSC相模原。このセレッソ大阪戦の最初の失点シーンも、相手FWが全くのフリーで放置されており、最後のコーナーキックからの失点も同じく、マンマークに対する意識が甘くなっての引き分け。シーズン当初の薩川監督がすりこんだチーム守備の連動性と最後までボールを追い続ける勝利への執念が、今少し低下しています。新しい選手が入って選手個々の経験や個人能力は上がっているので、チーム守備力さえ上昇してくればまた連勝できるはず。頑張ってほしいです。

その敗戦の翌日の未明、悲惨な事件が相模原で起きてしまいました。「相模原、両手に軍手」というYahooのニュースの見出しも、7月25日以前だと何の意味だかさっぱり分かりませんが、今は多くの人がこれで意味が通じてしまうほど、相模原市の事件として世界に情報発信されてしまっています。神奈川県立の公共の介護施設でおきた事件で、犯人がその県の介護施設の元・職員という、官の組織と人に深く根差した事件でした。あまりにも凄惨な事件で、詳細な情報を全く知りたいと思わないので詳しい内容はわかりませんが、犯人が2月に事前予告をしていたにも関わらず、事件を防ぎきれなかった神奈川県警の警備の手落ちも含めて、「神奈川県」という官の組織と人は、二度とこのような事件をひき起こさないよう、組織づくり・人づくりの改善が必要です。公共の介護の現場が引き起こした事件であることは疑いようのない事実なのですから。

相模原市は被害にあわれた皆様のケアが最優先ですが、こうした「相模原事件」とメディアに銘打たれる事件名の修正にも、尽力してほしいです。地元で起きた事件に、多くの市民が心を痛めています。それをこの「相模原事件」という名称が市民の心の傷に塩を塗っています。街のイメージは棄損し、SC相模原を通じて私たちが行動している「スポーツを通じて心豊かな街に」という取り組みにも大きくマイナスです。「こんな仕事をする部署は、相模原市の組織にはない」などと言っているようではダメ。法律や条例、議会の決定にもとづく業務の執行はもちろん、市民の健康や財産を守るため、フレキシブルかつスピーディな動きが、これからの官の職場には必要です。

ブログ応援のために下のボタンをクリックしていただけると嬉しいです!↓
にほんブログ村 サッカーブログ JFLへにほんブログ村 サッカーブログ S.C.相模原へ
サッカーブログ JFL
↑携帯電話からはこちらをクリック。ありがとうございます。励みになります。↑