鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

1月下旬のシーサイド、沈みゆく陽とともに明日を彩る明るい夢見し…

2017-01-22 22:32:34 | 日記

去る1月20日の大寒を経て、当地も一年のうちで最も寒い時季を迎えています。雪に覆われた北国に比べれば東京、神奈川あたりの寒さなどはまさに「赤ん坊」の如く、といったところなのでしょう。されど、この痩せっぽちの我が身には、大寒の寒さが身に沁みます。

そして、毎朝寒さに震えながらも太平洋の彼方、かの大国に目を凝らすと とかくに話題満載の新大統領が正式に就任しました。テレビ、ラジオ、新聞その他、各メディアでワシントンから新大統領の動向を伝える特派員の方々の表情からは一様に戸惑いがうかがえます。

新大統領が進めるであろう方向を伝える報道各局のキーワードは「分裂」「分断」「混乱」、そして「アメリカは何処へ…」といったところでしょうか。こちらは、日本の大寒以上に「お寒い」状況のようにも感じられます。

ウチの工房でも会員さん達との話題は、陶芸や鎌倉散策の話とともに「トランプゲーム」が多く語られるような次第です。各国間の状況がとかく窮屈になってなっていく中、会員さん達には「日本がジョーカーを引くことが無いように祈るしかありません…」と言うのが精一杯。

ただ一つ救いなのは、ワタシがたまわっている受注作品の制作状況がそこそこ順調に進んでいること。とりあえず「「裂けず」「乱れず」そして、納品先も決まっています。有難い限りです…。

陶芸教室会員さんからの「きれいな作品になりそうですね」という言葉は、さながらハートのクイーンからの「甘いささやき」のようにも響きます。

「甘いささやき」が「甘い果実」を呼んでくれたのでしょうか。陶芸教室の最中、県内に住む大学同窓の村井さんが「七里ガ浜フリーマーケットの帰りです」と言いながら、とりどりの柑橘類を届けてくれました。

教室会員さんにもおすそ分け後、新鮮な甘味をたっぷり湛応し、あらためて同窓のありがたみをつとに感じる冬の午後…。

以下、本日午後の「雑観」。

気温⒑℃、風速10m、よって体感温度0℃の稲村ケ崎の午後4時半。

海沿いの国道134号線、バイクライダーさん達の聖地でもあるこのお店が本日をもって閉店となりました。


このお店に足繁くかよっていた北鎌倉史跡研究会(北鎌倉緑の洞門を守る会)の共同代表・出口茂さんからの「さらばTARO S、本日にて閉店。最後の最後…」とのメールを見て、即、お店に馳せ参じてみました。

お店の前には地元や遠方からのライダーさん達がバイクで乗り付けて、大盛況。不良中年のようなオジサンライダーや美女ライダーで大賑わいしています。

勇気を奮って人込みを掻き分けて店内に入ってみても、満員の店内はすでに座る席さえありません。お店のオーナー・しげさんの姿さえ確認できないほどの大盛況です。

洩れ伝え聞くところによると閉店の主な理由は、ご近所に住むごく一部の方から指摘されたなんとも世知辛い事情からとも。とにもかくにも「終わりはいつもハーモニー…」

稲村ケ崎から東へ向かい、由比ガ浜、材木座を経て、逗子の浜へ。湾の向こう、夕暮れの江ノ島と富士山が望めます。

なんとも、恵まれた地であることか。ワタシもこの地で生まれ育っていたら、もっと違った人生を送れていたのかも…とふと思ったりもする一瞬です。

陽にかかる雲さえ、絵になります…。




葉山・森戸神社は夕日のスポットとして、注目の場所のようです。かねがね「神社仏閣まわりは午前中に」と心掛けていた故、夕刻の神社事情にかんしては知る由もありませんでした。


こちらは時おり買い物に足を伸ばす MOTOMOCHI Union 葉山店。

オシャレなんだか、ローカルなんだか、その境界線はなんとも微妙です。買い物に来ているご婦人方は結構な割合でこんがりと日焼けしています。皆さん、サーファー?  

そして、帰路。


街の灯が示す道すじトンネル抜けて、春よ間もなく来る日ぞ近し…

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 華のお江戸の道の奥、冬空仰... | トップ | 若き時の思い出が凝縮する街... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事