鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

海街に吹く風と共に、親愛なるガイジンのスタディな夏もスタート

2016-07-02 23:14:44 | 日記

早いもので一年の半分を経て、7月に入りました。当地の材木座や由比ガ浜の海岸も海開きし、真夏モードも秒読み態勢に入った感があります。本日昼過ぎ、葉山の梱包材料屋さんに向かった折、鎌倉や逗子の海岸は、早くも多くの海水浴客の姿が…。昨夜来からの霧がうっすらと立ち込める海岸通りは、夏の華やかさと梅雨の憂いが同居しているかのよう。そして葉山御用邸前交差点、信号待ちの間に仰ぎ見る里山も梅雨の潮風が呼び込んだかのような霧に包まれていました。


陽がだいぶ西に傾いてきた3時過ぎ、「お祓いさん」をいただくべく鶴岡八幡宮に向かった頃には霧もすっかり晴れ、若宮大路の賑わいも手に取るように望むことができます。

思えば、鶴岡八幡宮へはここしばらく来ていませんでした。本殿前から南側の海方向を見下ろすと、若宮大路の桜並木もだいぶ格好がついてきたように見えます。

肝心の「お祓いさん」夏バージョンはといえば…。この「お祓いさん」は毎年、6月30日に水色の御幣を付した夏仕様、そして大晦日に赤い御幣を付した冬仕様を授受することになっています。6月30日から2日遅れで「夏仕様」を頂戴に八幡宮社務所に出向いたのですが、なんと「7月1日以降のお引渡しは、鶴岡八幡宮から順次お届けに上がります」ということなのだとか。わざわざ持って来てくれるということでありがたい限りなのですが、八幡宮に出向いて授受するという「手間」が尊いような気がしていたので、何となく「肩透かし」な感も…。

ともあれ久しぶりに本殿にお参りして、気分はすっかり「夏仕様」。

夏越えの潮風が頬に心地よい午後のひと時でした。

閑話休題。

7月・文月初日の昨日、知り合いの方々とともに、今 当地で最も混雑している!? あのお店でちょっぴり早めの暑気払いを決め込んでいたところ、当ブログでも以前から何度か話題になっているインド在住のオランダ人・ディルクがまたまた鎌倉にやって来ました。数日前から「イマ 二ホン二 ムカッテイル トチュウ デス」という感じのメールを何回かもらっていたのですが、今回も訪日して当地に荷を下ろし、その足で真っ先に 六弥太さんに直行の模様です。

ディルクと知り合ってかれこれ1年半。その間、彼は来日の折には鎌倉を拠点に日本各地を観光しながら、さながら「自分探し」をしているようにも見えました。されど今回の来日は「7ガツト8ガツハ ニホンゴガッコウデ ニホンゴノ ベンキョウ デス」と、すっかり張り切っています。

ディルクは今回日本に向かう飛行機のキャビンで上映している日本の映画を何気なく見ていたそうです。すると、その映画の中ではどことなく見覚えのある街の映像がふんだんに現れてきて、「アッ、コレハ カマクラノ エイガダ…」と、びっくりしたようです。そして、その映画のタイトルは「シスター、シスター。ア~、ウン、ヨンシスタ―!?」と、ワタシに訴えかけています。

ワタシとしては、酔っ払いながらも「カマクラ」「ヨンシスター」にまつわる謎の方程式を解くこと約1分、ピンと来たのがこの映画…。たしかに「ヨンシスター」の物語です。

居合わせたお客さんも、あの「「海街ダイアリー」という映画が海外では「四姉妹」?というタイトルになっていることに少々ビックリ、そして何となく納得しているようでした。

知り合いの方々やディルクとともに夜は更けて、ふと気がつくとまもなく七夕、そして鎌倉花火大会へ…。

小町通りの一角、七夕の笹に託した短冊が霧で湿った夜風に揺れていました。

そして、花火大会を経て、我が街・佐助ケ谷の夏を彩る恒例のイベントがスタートします。


今年も佐助稲荷神社、銭洗弁財天はじめ参加店舗一同、心より皆さまがたのお越しをお待ちしています。






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