まずは本日もはずかしながら、個展のインフォメーションから・・。
本日は土曜日ということもあり、街中が鎌倉散策に訪れる方々で賑わっていた、みたいです・・。工房の窓から見える約20メートル先の細い道を銭洗弁天方面へ向かう人の流れが途切れることがありませんでした。このような時には、駅周辺や小町通り、八幡宮周辺はいつも以上に人、人、人というケースが多いということが感覚的にわかってきました。
私の工房も陶芸教室にお越しの方々が午前中から夕方までひきを切らず、、忙しいながらも楽しい時間をご一緒させていただきました。ありがたいことです。
陶芸教室午後の部、一番目の生徒さんはこのお二人。写真左・白っぽいセーター姿のお嬢さんはほぼとなり街の葉山から、そして右のお嬢さんは東京は代々木上原のほうからのお越しです。
ウチの陶芸教室の場合、鎌倉や周辺の逗子、葉山、藤沢、横須賀、横浜はもとより、東京の世田谷、渋谷、目黒、大田、品川各区周辺からお越しの方々も多いようです。JR新宿湘南ラインでスーッと来られることに由来しているのでしょうか。
さてさてこのお二人、かねてより制作していた作品が本日、焼き上がりました。
まずは葉山のお嬢さんの作品から。
一緒に撮ったフォークとナイフからもわかるように、長辺は約35センチほどもあるとても「大作」の楕円大皿です。このお皿と対面した時、作者たる葉山のお嬢さんは思わず「うわー、すごーい。こんなにきれいに・・」と感激してくれたようでした。
私の定番中の定番・豆皿の白い「豆の核」をアクセントとして採り入れてしてくれたことも、私としては「ボク、うれしい!」という感じです。
葉山のお嬢さんのもうひとつの作品。
高さ10センチ弱の小鉢ですが、小ぶりの抹茶碗としても使える作品に仕上がりました。うわぐすりを決める際に「表面全体にうわぐすりをかけるのではなく、うわぐすりと生地の境目をグラディエーションにしたいのですが・・」とのご希望がありました。
うわぐすりでグラディエーションに仕上げるのは私自身としても過去に経験がなく、「うーん、できるかなぁ・・」と思ったのですが、面白そうなので「上手くいくかどうか、わからないよ」とお断わりした上でうわぐすりを掛けてみて、祈るような気持ちで窯焼きしてみました。その結果、なんとなくそれなりに・・。葉山のお嬢さんも「いい感じ・・」となりました、ホッ。
そして、代々木上原のお嬢さんの作品。
なんとも、渋い。とても20代前半のお嬢さんの作品とは思えません。茶色の粘土に、「織部」といううわぐすりの組み合わせです。「織部」は本来、鮮やかな深緑に発色するのですが、組み合わせる粘土、焼き上げる窯の中のどこに置くか等のさまざまな条件によって、深緑になったりこげ茶色になったり、じつに奥が深いうわぐすりです。
ゆえに「織部」とはその奥の深さゆえに、普段のライフスタイルにおいてあまり奥行きのない私にとってはかなりの難敵でもあります・・!? 「織部」、こわいです。
それにしてもこの作品もかなりいい仕上がりのように思えます。いかがでしょうか・・。
ちなみにこのお二人、今年の春先頃にウチの「体験陶芸コース」にて、たまたま一緒に陶芸の時間を「共有」していただきました。それが縁で親しくなり、その後はご一緒にウチの教室に通ってきてくれています。このような「出会い」こそが、ある意味において陶芸教室を主宰していく上での喜びでもあります。
「葉山さん」、「上原さん」、これからもよろしくお願いします。
本日は土曜日ということもあり、街中が鎌倉散策に訪れる方々で賑わっていた、みたいです・・。工房の窓から見える約20メートル先の細い道を銭洗弁天方面へ向かう人の流れが途切れることがありませんでした。このような時には、駅周辺や小町通り、八幡宮周辺はいつも以上に人、人、人というケースが多いということが感覚的にわかってきました。
私の工房も陶芸教室にお越しの方々が午前中から夕方までひきを切らず、、忙しいながらも楽しい時間をご一緒させていただきました。ありがたいことです。
陶芸教室午後の部、一番目の生徒さんはこのお二人。写真左・白っぽいセーター姿のお嬢さんはほぼとなり街の葉山から、そして右のお嬢さんは東京は代々木上原のほうからのお越しです。
ウチの陶芸教室の場合、鎌倉や周辺の逗子、葉山、藤沢、横須賀、横浜はもとより、東京の世田谷、渋谷、目黒、大田、品川各区周辺からお越しの方々も多いようです。JR新宿湘南ラインでスーッと来られることに由来しているのでしょうか。
さてさてこのお二人、かねてより制作していた作品が本日、焼き上がりました。
まずは葉山のお嬢さんの作品から。
一緒に撮ったフォークとナイフからもわかるように、長辺は約35センチほどもあるとても「大作」の楕円大皿です。このお皿と対面した時、作者たる葉山のお嬢さんは思わず「うわー、すごーい。こんなにきれいに・・」と感激してくれたようでした。
私の定番中の定番・豆皿の白い「豆の核」をアクセントとして採り入れてしてくれたことも、私としては「ボク、うれしい!」という感じです。
葉山のお嬢さんのもうひとつの作品。
高さ10センチ弱の小鉢ですが、小ぶりの抹茶碗としても使える作品に仕上がりました。うわぐすりを決める際に「表面全体にうわぐすりをかけるのではなく、うわぐすりと生地の境目をグラディエーションにしたいのですが・・」とのご希望がありました。
うわぐすりでグラディエーションに仕上げるのは私自身としても過去に経験がなく、「うーん、できるかなぁ・・」と思ったのですが、面白そうなので「上手くいくかどうか、わからないよ」とお断わりした上でうわぐすりを掛けてみて、祈るような気持ちで窯焼きしてみました。その結果、なんとなくそれなりに・・。葉山のお嬢さんも「いい感じ・・」となりました、ホッ。
そして、代々木上原のお嬢さんの作品。
なんとも、渋い。とても20代前半のお嬢さんの作品とは思えません。茶色の粘土に、「織部」といううわぐすりの組み合わせです。「織部」は本来、鮮やかな深緑に発色するのですが、組み合わせる粘土、焼き上げる窯の中のどこに置くか等のさまざまな条件によって、深緑になったりこげ茶色になったり、じつに奥が深いうわぐすりです。
ゆえに「織部」とはその奥の深さゆえに、普段のライフスタイルにおいてあまり奥行きのない私にとってはかなりの難敵でもあります・・!? 「織部」、こわいです。
それにしてもこの作品もかなりいい仕上がりのように思えます。いかがでしょうか・・。
ちなみにこのお二人、今年の春先頃にウチの「体験陶芸コース」にて、たまたま一緒に陶芸の時間を「共有」していただきました。それが縁で親しくなり、その後はご一緒にウチの教室に通ってきてくれています。このような「出会い」こそが、ある意味において陶芸教室を主宰していく上での喜びでもあります。
「葉山さん」、「上原さん」、これからもよろしくお願いします。
愛知県陶磁資料館まで陶芸のため、出向いてますので、そろそろご近所でやりたいな~と思い、探しだしました。主人も私も美大出身なんで、是非ふたりで、伺いたいです。