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鎌倉 佐助の風街便り

陶芸、街歩き、クルマ、オーディオ・・。思いのまま徒然に

「佐助Room114陶芸教室チビッ子時間」、クロネコ・チー坊も一緒に「遊ぼっ!」

2013-02-02 21:57:41 | 陶芸
節分を明日に控えた本日 2月2日の土曜日、ここ南関東方面は朝からシトシト雨、時おり暴風雨、そして午後から日差し満点の春日和というとてもめまぐるしく陽気が変化する一日でした。

夕方、テレビに映っていたお天気お嬢さんによると「本日の関東地方は午後からとても暖かい空気に包まれて、東京では最高気温20、9度を記録しました。この温度は4月下旬の頃の暖かさです」と、満面の笑顔で「春の訪れ」を伝えていました。

されどされど、明日の節分の陽気は一転して真冬の寒さに見舞われるとか。節分の豆まきに際しては「福は内~、鬼は外~」という掛け声とともに「寒は去れ~!」なんて唱えたくもなりそうな冬日に逆戻りの気配。節分のさまざまな行事にお出かけの際には、くれぐれも万全の防寒対策を‥。

さてさて、前回の当ブログにて「佐助Room114陶芸教室 雰囲気編」をアップさせていただきましたが、ありがたいことにいろいろな反応をいただきました。ここにあらためてお礼申しあげます。「雰囲気編」ということで、いろいろな方々から「陶芸教室の感じがよくわかったよ」という感想をいただいた次第です。が、さらにさらに‥。

「あの写真がなんとも可笑しい‥」ということで、ウチのクロネコ・チー坊と私の家の奥さんとのツーショットがなんとも大いなる反響を呼んだりと。不思議なことに、チー坊の写真や話題を中心にブログアップすると、検索数がグーンと増えるのですね、これが。どうしてなんでしょ、永遠の謎、です。

本題に戻って。

前回の「佐助Room114陶芸教室 雰囲気編」の余韻がまだそこはかとなく漂う中、今回は「陶芸教室 チビッ子編」を、サラッと。

今からちょうど2年前、ウチの陶芸教室の門を叩いて入会してきたこのチビッ子たち。当時は小学1年生だったのですが、この4月には早や、4年生になります。

かれこれ2年の陶芸体験を経て、最近は電動ろくろに挑戦し始めました。まずは、基本中の基本である「土捏ね」から。「うー、苦しい、疲れる」と言いながらも、約40分ほど土を捏ねて、イザ、電動ろくろへ。

電気で回転する粘土の塊に悪戦苦闘しながらも、「うわあ、粘土が気持ちいい」と感動、ならびに、なんとかカタチが整ってきます。


女の子も、しっかりと「陶芸家さん」しています。


折に触れ、私がそっとアドバイス。傍らで見守るチビッ子は腰に手を当てて「なるほど、なるほど‥」と、つぶやいています。小学3年生といえども、本当に大人顔負けの一丁前のセリフの数々を発してくれます。お見事!


粘土を捏ねて作陶するほかにも、時には絵付けに挑戦することも。

陶芸用絵の具を使って、自ら作った作品に思い思いの絵を描き上げていきます。

それにつけても、この二人の服装にご注目あれ。この厳冬期にもかかわらず、なんと、半袖! です。昨年の冬、お互いが話し合って「どんなに寒くなっても、半袖で過ごそう!」と誓い合い、以来、ず~と半袖で過ごしています。私も街で近所の小学生を見かけるたびに観察していますが、冬も半袖で過ごしているのは、鎌倉駅西口界隈広しと言えどもどうやらこの二人のチビッ子だけのようです。

お母さんたちは「風邪を引くのでは‥」と少々心配しているようですが、私的には「ウチの陶芸教室にかよって来ているチビッ子はこんなに元気だぜい!」という感じで、ちょっぴり誇らしく思ったりして‥。

絵付けはとてもお手軽にできるので、「短時間で陶芸体験を」というチビッ子には、まさにうってつけ。たとえば、夏休みの自由研究のテーマなどには最適かもしれません。


不思議なことに、チビッ子との陶芸タイムを共有した後は、私自身 年齢がかなり若返ったような気にもなります。たとえば、チビッ子との陶芸教室を済ませて小学生たちとのささやかなおやつタイムの時間、ふと気がつくとチビッ子たちが頻繁に使う「学童言葉」を交えて会話している自分にビックリ、なんてことも。

「佐助Room114陶芸教室チビッ子時間」を最も心待ちしているのは誰あろう、私自身に他ならないのかもしれません‥。
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春はすぐそこまで。日差しと風温む鎌倉佐助ヶ谷へお立ち寄りくださいませ

2013-01-29 09:29:24 | 陶芸
早いもので一月も終盤を迎え、今週の金曜日には二月・如月を迎えます。伝え聞くところでは鹿児島県奄美地方では早くも緋寒桜が満開、さらに関東にほど近い伊豆高原あたりからは開花の模様を伝えるテレビ映像等に触れることができました。

そして今週末の2月3日は節分・・。陶芸教室にかよってきているちびっ子たちのお母さんから「長谷寺の豆まきは、とっても盛大で楽しいんですよ~。先生も一緒にいきませんか!?」とお誘いを受けました。なんとも楽しそうで、嬉しいお誘いです。されどされど、2月3日は日曜日・・。朝から夕方まで陶芸教室の予定が入っているので、長谷寺での「鬼は外~」はやむなく断念。夜、家の中で小声で「福は内~」と唱えながら豆をポリポリ、ビールをチビチビと飲ってみようかな、と。

うーん、このところ日も少しずつ長くなってきましたし、「春はすぐそこまで来ているね」なんてひとり勝手に微笑んでみたり・・。

例年、春の気配を感じられるこの季節になると、体験陶芸の申し込みや陶芸教室へのお問い合わせも増えてきます。私ども佐助Room114のホームページをご覧いただ方々からお問い合わせフォームやお電話にて、体験陶芸や陶芸教室入会に関するさまざまなご質問等をいただくこともあります。その際にはできるだけ詳しくご説明させていただいています。

今回の当ブログでは、陶芸教室の一端をあらためてご紹介させていただきます。題して「佐助Room114陶芸教室 雰囲気編」とでも言えばよいのでしょうか。では、いざ‥。


陶芸教室、ならびに作陶の朝は、ほぼ毎朝午前5時の目覚めとともにスタートします。5時起床と決めているわけではなく、ほとんど無条件にその時間に目が覚めます。これも、そこそこの年齢の故かな、とも。


「本日の陶芸教室の会員さんはあの人、この人‥」などと、教室の予定に思いを巡らせている傍らでは、こんな光景が‥。

なんとも形容のし難い二つの黒い物体‥。この写真を白日の下にさらしてよいものかおおいに悩んだのですが、これも限りない現実です。


ウイークデイの工房は比較的ゆるやかに時間が流れてゆきます。週半ばにはチビッ子陶芸家さん達が心の底から自由奔放に作陶の時間。

この日、ケンちゃんは「学校の宿題を置くヤツを作る」とかで、粘土を延ばし、そしてヘリを捏ね繰りまわしていました。なかなかの力作です。

週末の土、日曜はほぼ一日中、会員さんや体験陶芸の方々で賑わっています。わが教室において、最近のトレンドはマグカップ。この日、このお嬢さんもマグカップの制作にいそしんでいました。


この会員さんは、将来生まれるであろうお子さんとともに使うご飯茶碗を制作中。

自ら仕上げたライトグリーンのご飯茶碗を手本に慎重に3点目の作品作りに余念がありません。いずれスタートする新生活、そして、将来の家庭像‥。聞いているだけでも、幸せそうな様子が伝わってきます。そして、なんとも羨ましい。わが身をふり返っても、バラ色の結婚生活なぞは、ついぞ記憶がありません。その思いは、たぶん、ウチの奥さんも同様でしょう。

つかの間のお昼どき。

ひと頃よりも、工房の奥まで日差しが差し込むようになってきました。春はもうそこまで来ていることを実感する一瞬です。


この写真のお嬢さん達に限らず、体験陶芸をきっかけに何回も作陶にお越しになる方々も多数いらっしゃいます。時には、ウチの奥さんも工房にていろいろと話しながら、陶芸の輪に加わることも。


粘土を捏ねて、カタチを成し、そして細部を仕上げること約2時間。その間の約120分の時間を共にするということはことのほか濃密なひと時のようで、時として単に陶芸の話のみならず仕事や身の周り諸々、まことにさまざまな話題を語り合うことになることもしばしば。話しているうちに「この街に引っ越して来ちゃおうかな。先生、どう思います?」なんて答えを求められたりすることも。

もちろん、陶芸の道をこよなく求める会員さんに対しては、私が持つ陶芸のスキルのすべてを余すところなくお伝えしていることは言うまでもありません。

ともあれ今後とも、当ブログにおいて折に触れて私ども 佐助Room114 陶芸教室、ならびに工房の活動状況や陶芸にまつわるさまざまな話題に関して配信して行きたいと思っています。よろしくお願いいたします。



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お蔭さまをもちまして、今年の個展も盛況のうちに幕を閉じることができました。

2012-10-22 20:20:12 | 陶芸
私の自宅工房・佐助Room114にて去る10月13日から開催していた個展がこの19日にその幕を閉じました。おかげさまで、この地での過去2回の個展にも増して多くの方々の来廊をいただき、そしてまた、多くの作品をお買い上げいただきましたこと、あらためてお礼申し上げます。重ね重ね、ありがとうございます。

今回の個展に際しましてはウチの陶芸教室の会員さんの作品展も同時開催してみましたが、この展観がことのほか好評を博しました。

作品を提供いただいたウチの陶芸教室の会員さんの方々からは「教室の会員さんのいろいろな作品を観て、あらためて刺激を得ました。さらに新しいことに挑戦してみます」という感じのうれしい感想を多々いただきました。

また、これまで一度も粘土に触れたことのない方々からは「ここで陶芸できるのですか。是非、陶芸してみたいのですが・・」という声もたくさんいただきました。

ほんとうに、ありがとうございます。

私の作品を観ていただくこととともに、陶芸教室の会員さんの手になる作品も存分に楽しんで・・。

近所のチビッ子陶芸家さんの傑作から、オトナの会員さんの作品まで、そのテイストはまさに、かの岡本太郎さんの「芸術は爆発だぁ!」...。会員さんの作品を一堂に集めてみると、さながら、さまざまな「個性」の集大成のような感があります。

この先、私の個展に際して陶芸教室会員さんの作品展観は、欠くべからざる「ランデヴー企画」になりそうな予感、です。

個展期間さなかのほんのひととき、にわか仕立てのテラスにて。ふと、イスに腰を降ろしつつ空を見上げると、見事なまでのさわやかな秋空と杜の緑が目に入りました。

心地良い秋風に吹かれながら、ウチの奥さんというか同居人さんと「うーん、たまにはここでふわっと日向ぼっこするのもいいかも」なんて具合にまどろむひとときも。振り返ってみると、この同居人さんとともに空を流れる雲を眺めながらあれこれと日々徒然を語り合うなんてことは、ついぞなかったような、少しはあったような・・。うーん、あまり深く掘り下げぬが華、ということに。

個展にお越しいただいた方々からは今回の個展での作品への感想はもとより、このブログへのご意見、感想、そして希望等、さまざまな声も頂戴しました。なかでも「お宅のクロネコ・チー坊に会いたい・・」というご希望が多かったことにはびっくり・・。あいにく、チー坊はこのところ、昼間はグッスリということが多く、ご要望にお応えすることができず、少々残念でもありました。

それとともに、「最近、ブログの更新がちょっと滞り気味ですよね。まあ、せめて3,4日ごとに更新してね・・」という声もそこかしこから。

うーん、思わず「ドキっ!」・・。

アップしたい話題は山積しているのですが、ここ1か月ほどは個展の準備に追われてしまっていました。この先、個展の際に追加注文いただいた作品の制作ともども、ブログ更新のサイクルも徐々にペースアップして行きたいと思っています。できるかな...。

個展最終日、お客様のトリを務めていただいたのは今年もこのお方。私の古くからの友人で、パンの業界誌「ブランスリー」を刊行するブランスリー報道社の社長・小平隆一氏です。彼はIT関連にも造詣が深く、私も工房のウェブサイトをはじめ、様々な面でお世話になっています。

個展のたびに最終日の閉廊後、お決まりのように小平さんとささやかな打ち上げを催しているのですが、今回は小平さんから珍しく「駅前のあのお店に行ってみたいのですが・・」とリクエストをいただき、「あのお店」へ。ということで、「あのお店」へ向かい、乾杯の直前のワンショットが上記の一枚。

「あのお店」とは、つい最近、近所にオープンした「GARDEN HOUSE」さん。なんともかんとも、街が夕闇に包まれる頃から、「軽~くビールを飲んでピザ食べて、たっぷり会話を楽しんで...」という時には絶好のシチュエーションのお店のような。

個展に際して「夕方から一緒にチョイ飲み」目当てに来廊のお客さんが指名するのは、決まって「GARDEN HOUSE」さん。ご一緒した皆さんの間では総じて、春菊のピザが一番人気のようでした、ご参考までに。

個展終了後の翌20日・土曜日午前からルーティンの陶芸教室の時間を再開の運びに。教室終了後、ふと気がつけば、おやつを運んできてくれたウチの奥さんと会員さんがあれやこれやと楽しげに長ーい長ーい話に夢中になる「見慣れた光景」がそこに...。


こうしてまた、いつもの日常がゆっくり、ゆったりとスタートしました。

最後になりますが、あらためまして

個展にお越しの皆さま、そして作品をお買い上げいただいた方々に心より御礼申しあげます。

そして今回の展観に際していろいろとご協力いただいた「甘味処 こまめ」さん、「ブンブン紅茶店」さんはじめ多くの方々へ、この場にて感謝の意を伝えさせていただきます。

ありがとうございました。












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ただいま個展開催中。さりげなく彩りそえて、つながる笑顔・・。

2012-10-17 17:13:18 | 陶芸
食欲の秋、そして、収穫、読書、スポーツ、さらには芸術と...。やや月並みではありますが秋という季節はまさに、日頃慣れ親しみ、そして興味をいだいた事をじっくりと成し遂げる絶好の季節といえましょう。

そのような思いも鑑み、この地に移り住んで以来「個展開催は秋に...」と活動を続け、この10月13日からの個展は早いもので佐助の地にて3回目の展観となりました。

前回のブログにて個展初日の様子をアップしましたが、おかげさまで盛況のうちにアッという間に「中日(なかび)」の4日目を迎えました。

たとえば大相撲の世界においてはこの「中日(なかび)」以降、10日目過ぎくらいから各力士は勝ち越しを目指してより一層の真剣勝負の日々が続き、自らの星勘定を巡ってまさに「不眠不休」の日々が続くとか。あの立派な体格のお相撲さんが「痩せる思い」をするらしい、のですね。とっても大変なことです・・。

ひるがえって、私の個展においては...。

初日、そして2日目あたりまでは、決して得意とはいえない「接客応対」にとまどいながらも、なんとなく慣れてくるのがこの「中日(なかび)」あたり。そして後半の3日間はなんとなく余裕をもってお客さまとお話しができるようになります。

つくづく、「お相撲さんにならなくて良かった...」?

さてさて、10月13日に始まった今年の個展前半をアッという間のプレイバック、ということで。

いつもいつも、知り合いの方々から心のこもったお花をいただき、本当にうれしいかぎりです。

個展会場の自宅工房の中も、いただいたお花のいい香りが一日中漂っています。

朝の開場前のひととき。

工房は「シーンっ」という静寂の響きに包まれています。

ふと気がつけば、ご近所の方々、そして遠方からの友人知人がお互いなんとなく会話を交わしています。

秋もしだいに深まってきましたが、周りの杜の緑とやわらかな日差しがほんとうに気持ちいい,,,。

展観に際しては「秋色」をイメージしたこのテイストの「和洋器」がなかなかの好感触で、数々の追加オーダーをいただいています。ありがとうございます。


私の個展と同時開催の「佐助Room114陶芸教室作品展」では、教室の会員さんの力作を展観しています。

各会員さんの手になるキッチリとしたテイストの作品や大胆なタッチのアート感あふれる作品、そして、チビッ子陶芸家さんたちの既成概念にとらわれないノビノビとした作品まで、総点数にして約80点あまりを展示しています。

会員さんにとっては他の会員さんの作品をあらためて観賞することによって「また、作りたいものが増えました,,,」との声が。そして、これまで一度も粘土に触れたことのないお客さま方からも「陶芸、やってみようかな...」という声を何度か聞く機会がありました。

この先も私の個展に際しては、陶芸教室の各会員さんの力を借りながら「陶芸教室作品展」もより一層充実したものにしていきたいとの思いを新たにしています。


個展開催中においては、時間がアッという間に過ぎていきます。つい先ほど11時のオープンを迎えたと思ったら、早くも午後の日差しが差し込む時間に...。


そしてふと気がつくと、工房には秋の夕陽が,,,。


本日17日からは、個展も後半。

あらためまして




お車でお越しの際は下記の地図にお示しした「...お車でお越しのルート」に従って来廊くださいませ。
お車の場合、「うな豊」さん前の佐助一丁目交差点からウチの工房方面へは進入禁止となっています。


残り3日間、皆さま方のお越しを心よりお待ちしています。


















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杜の緑と光と影と。出会い、再会、人力車。そして「和洋器」ありまして・・。

2012-10-13 22:37:22 | 陶芸
本日10月13日から自宅工房 佐助Room114 にて私の年に一度の個展がオープンの運びとなりました。

まずは開展に向けて地元の氏神様である佐助稲荷にお参りした後、お庭の掃除等を済ませて思わず「何とか、スタートに間にあった・・」と、つかの間のホッとため息をひとつふたつ。

個展のたびに贈られて来るとても立派なお花が、そこはかとなく個展のムードを盛り上げてくれます。ありがたい・・。


初日の本日は「軽飲食のご提供とともに・・」ということで、「甘味処 こまめ」さん、ならびに「ブンブン紅茶店」さんからのスペシャルスイーツをお願いして、会場では「うわぁ、美味しそう」との声がしきりに聞こえていました。



「こまめ」さん、「ブンブン紅茶店」さん特製のスイーツも相まって、来廊の方々が庭に造った応急テラスでシャンペンやワインを片手にワイワイ、ガヤガヤ、そして、まったり、ゆったりと・・・。


一応は主役のはずの私の作品の品定めもそこそこに、応急テラスにて楽しい話や過ぎ去りし日々の思い出をあれやこれやと。

「鎌倉 佐助のさんぽ市」仲間の人力車・清水さんにもご協力いただき、個展開期中は特別料金で人力車体験ができることに。さっそく、私の高校野球部仲間が「心に残る鎌倉の旅」ということに・・。奥から見守るお客様も、人力車さんに興味津々です。

ちなみに、個展の会期中は特別料金で人力車体験ができることになっています。ウチの工房にお越しの際は、お気軽にお申しつけください。

今年の個展に際しても、ご近所の「こまめ」さん、「ブンブン紅茶店」さん、「cafe cococara」さんをはじめ近隣のお店からご紹介いただいたこともあり、予想を上回る方々の来廊となっています。あらためて感謝いたします。

初日の閉店時間を迎え、多くのお客様をおもてなしした余韻に浸るひととき。

明日の日曜日はどのような出会いと会話の花が咲くのでしょうか。

明日もまた、皆様がたのお越しを心よりお待ちしています。よろしくお願いいたします。







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「F-1サーカス in サスケ」、さりげなく彩りそえて間もなくスタート・・。

2012-10-10 22:44:43 | 陶芸
来たるべき個展へ向けてあと数日・・。この段階においては、作陶や焼成といった作業はすべて終了し、残るは個展開催直前に窯開けする作品の出来栄えの良いことを祈るのみ・・。そして本日からは展観へ向けてのディスプレイを開始しつつ、個展の盛況を祈念して鶴岡八幡宮へお参りに行ってきました。

この参道を歩くのも随分久しぶりのような気がします。振り返ってみると、6月30日の「大祓い式」の日以来ではないかと。あらためて、今年の夏も忙しかった、暑かった・・。

いつの頃からか、個展に際しては初日を迎える数日前に、鶴岡八幡宮、ならびに佐助稲荷に参詣ことを常とするようになっています。これまで特に神道や特定の宗派を奉じるでもないのですが、なにか新しい事に臨むにあたっては、ほとんど決まりごとのように鶴岡八幡宮と佐助稲荷にお参りに行っています。

このお参りを経て、いざ、個展へ向けて「全開モード」! です。あくまでも、ボチボチ、ユルユルと・・。

たとえば・・。個展間際といえば一秒たりとも時間が惜しいハズなのですが、ウチの工房では本日もしっかりとチビッ子の陶芸教室を開講していました。しかもチビッ子陶芸家さん達は、ウチの庭のそこかしこに格好の遊び場を見つけてワイワイガヤガヤ盛り上がってくれます。

まこと、個展の準備の邪魔になること、おびただしい限りです。されど、この「ワイワイ感」がありがたい。陶芸教室を終えてチビッ子と一緒におやつを食べていると、「さあ、個展へ向けてもうひと頑張り」という気概が湧いてきます。

そして「気概が湧く」といえばもうひとつ、こんなことも・・。

陶芸とはまったく畑違いなのですが、去る10月5日から7日までスズカで開催された「F-1 日本GP」において小林可夢偉さんがザウバー・フェラーリを駆って見事に自国GP3位 表彰状の快挙を成し遂げましたね。その報道に触れ、普段はF-1レースに興味のない方々も少なからず関心を持っていただけたことかと・・。

この「スズカ」の表彰式にてちょっとした粋な演出が・・。いろいろな意味で日本でもつとに有名な元F-1ドライバ―のジャン・アレジ氏がインタビュアーとして可夢偉さんに祝福のランデブーの一幕が。

表彰式に元F-1ドライバ―が登壇してインタビュアーを務めることなど、あまり記憶に無いような気が。なんとも、いい光景でした。

そしてこの後の恒例の表彰ドライバ―・インタビュー。

左から、2位フェリペ・マッサ(フェラーリ)、1位セバスチャン・ベッテル(レッドブル・ルノー)、そして小林可夢偉さん(ザウバー・フェラーリ)。

これまでこの表彰ドライバ―・インタビューに際しては、女性通訳を介して聞いているのが常でした。ところがこの日、可夢偉さんは母国GPにて3位の栄誉を手にした喜びをなんと日本語で全世界に「配信」していました。通訳を介することなくダイレクトに表彰ドライバ―の喜びの言葉を味わえるその快感・・。少々大げさな表現でいえば、F-1 すなわちFormura-1を見続けていた私にとってはなんとなく「世界標準」を味わったような一瞬でした。

とりもなおさず、formuraとは直訳すれば「決まった言い方、決まり文句」、「公式」、「信条」などの意を表わしています。さらに言うならば「慣習上の一定の方式」という意味合いもあるとか。

私の生業である陶芸において、個展こそはまさに「慣習上の一定の方式」の究極の場に他なりません。

そうだ、来たるべき個展こそ、私にとってはまさに「F-1カーニバル」の如し。

このたびの展観に際しましては、陶芸のカタチを決定するまでの「セッティング」と「ハンドリング」の香りの一端をも味わっていただければ、と思っています。その評価、すなわち「リザルト」は皆様がたの胸のウチに・・。表彰台に上がれるかどうかはともかく、まずは皆様がたの心の中に入賞できれば幸いです・・。

ここであらためまして個展のご案内を。




初日 10月13日の土曜日、軽飲食のご提供に際しましては、ご近所の「甘味処 こまめ」さん、ならびに「ブンブン紅茶店」さんのスペシャルサンクス・プチスイートを揃えておもてなしさせていただきます。

何卒、皆様のお越しを心よりお待ちしています。

















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皆さまとの「彩りある時間」と「実りある語らい」のカタチを共にと願いつつ、間もなく 開展・・

2012-09-25 20:41:25 | 陶芸
あのまさに「鬼のよう・・」とでも表現したくなるような過激なまでの夏の暑さもようやく収まった感のある今日この頃。俗に「暑さ寒さも彼岸まで」などと申しますが、皆さまがたにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか・・。

夏から秋へ向けて確実に季節が移ろいゆく中、私の創作活動においては間もなく開催予定の「とある企画」へ向けて一歩一歩ゆっくりと、されど心の中は「もう一歩、先を行くカタチ」を求めてひたすら腕組みして思案の日々でもありました。いえいえ、現在も納得のいく「カタチ」を求めて錯倒? ではなく、作陶の毎日です。

そのようなこともあり、このブログを更新するのは、9月11日にご近所の「甘味処こまめ」のかえさんとのプチ・アバンチュールの模様をアップして以来、じつに2週間ぶり。これほど長期に渡ってブログの更新をスルーせざるを得なかったことはついぞありません。

ありがたいことに、友人知人の方々からは「ブログはどうしたの?」、「おいおい、ひょっとしてカラダの具合が悪いの?」との叱咤激励の電話やメールをいただきました。あらためて、お礼申し上げます。

さてさてこの夏からを顧みて、ブログの更新もままならぬほどその準備に忙しい「とある企画」とは、これです・・。




お車でお越しの際は下記の地図にお示しした「‐‐‐お車でお越しのルート」にしたがって来廊くださいませ。
お車の場合、「うな豊」さん前の佐助一丁目交差点からウチの工房方面へは進入禁止となっています。


鎌倉佐助ヶ谷に自宅工房を開設して以来、今回で3回目の個展開催となります。このたびの展観においては、過去2回の展覧とは少々趣きを変えて「秋色」を意識した作品構成を心がけてみました。

このところ、個展へ向けての最後の仕上げよろしく、余念なく作陶の毎日です。

蛇足ながら、本日はお彼岸の明け。秋の夕闇に包まれる中、工房には早くも虫の音がかすかに響いてきました。「♪今は~、もう秋~・・」


また今回、同時開催の運びとなった「第1回 佐助Room114陶芸教室作品展」では、私が主宰する陶芸教室の会員さんの手になる会心の作を一堂に集めて展観いたします。会員の皆さんのバラエティあふれる作品の数々を存分にお楽しみいただければ幸いです。 

今回の個展に際しましても、私の作品をご覧いただくとともに、皆さまがたにおかれましては旧知の友人知人の方々とのお集まり、そして語らいの一助の場としていただければと願っております。

秋の日の一日、お時間がありますれば是非お気軽にお立ち寄りくださいませ。心よりお待ちいたしています。 








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1年の時を経て武田双雲さんと充実の「ONE hour Sense」

2012-06-05 22:59:40 | 陶芸
関東地区のフジテレビ系列にて毎週日曜夜10時前に「ONE hour Sense」という約5分ほどの番組が放映されています。各界で活躍する若い著名人の皆さんが「1時間あったら何処で何を?」という感じの問いかけに従って、気になるスポットを訪ねたり、興味のあるカルチャーを体験する趣向の番組です。

今から一年とほんの少し前の昨年4月半ば、この「ONE hour Sense」の制作スタッフの方から番組収録への依頼をいただきました。以来、綿密なる打ち合わせを経て、「陶芸教室へ行ってみたい・・」というご希望のもと、書道家・武田双雲さんが番組の収録にお越しいただきました。


昨年5月15日にオンエアされた番組のワンシーン。
 
この収録の開始にあたり「陶芸は初めて。うまく出来るかなぁ」と、ちょっぴり緊張気味な表情を見せていた武田さんでしたが、アッという間に作品を2点ほど制作。リズム感のある指さばきで作陶する姿がとても印象的でした。

収録の帰り際、武田さんは「この作品に書を書きに来まーす」と、言い残されて・・

そして本日、そのお言葉どおり、超多忙の中を再びウチの工房を訪れてくれました。しかも今回は、この4月に幼稚園に入園された愛娘Mちゃんもご一緒です。自ら制作した器に書をしたためる武田さんとその傍らで粘土細工するMちゃんのツーショット、なんとも微笑ましいかぎりです。


約1年前に武田さんが制作し、素焼きを済ませた作品2点。


本日、ウチの工房で武田さん自らしたためた渾身の? 書、「感」と「有難」。
 
さまざまな出会いの中での「感動」、そして心と心の触れ合いを通じての「ありがとう」との想いから、「感」と「有難」の文字を書きたいと思ったそうです。うーん、とかくに日々の慌ただしさにかまけてついつい忘れてしまいそうな「感動」する心、そして「ありがとう」の気持ちを改めて思い起こさせてくれました・・。

そして愛娘Mちゃんの陶芸初体験は・・。「お花にハートに、ママの顔・・」と次々にイメージが膨らみ、まさに「芸術が爆発」しています。


Mちゃんの初陶芸集大成!

作品を手がけながらその制作意図を解説するMちゃんのひと言ひと言を聞きながら、「へぇ・・、そうなんだ・・」とあらためてわが子の感性の豊かさを再認識したような武田さんの笑顔が素敵でした。

親子の陶芸終了後、「おやつの時間」となりまして。こんなひととき、ありまして。親子っていいなあ・・。


本日の来廊にあたり武田さんからは、ご自身の著作をいただきました。しかも、サインまで。このフカミドリの文字は陶芸用絵の具でササっと書いてくれました。
 
テーブルの上にあった陶芸用絵の具でなにげなくサインする仕草に思わずビビっと感じる私がいました。

武田さん親子とともに楽しい陶芸タイムを過ごした1時間。私にとって、まさに至極の「ONE hour Sense」となりました。

武田さん、楽しいひとときをご一緒させていただき、ありがとうございました。





  


 
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初夏の陽ざしに誘われて、ジャストフィットな方々と出会いよりそう片瀬山

2012-04-16 07:59:58 | 陶芸
今を去ること約50年前の1959(昭和34)年から始まり、現在ではこの地において「鎌倉3大祭り」のひとつとも数えられる「鎌倉祭り」もこの日が最終日。鶴岡八幡宮では「流鏑馬(やぶさめ)」が行なわれるということもあってか、朝から鎌倉駅周辺は鎌倉を訪れる方々で活況を帯びていたそうです。

ウチの陶芸教室にお越しの会員さんたちも「鎌倉へ向かう横須賀線も、鎌倉駅もたくさんの人出です」と、いささか興奮気味にご報告くださいました。なんだか、テレビ東京系列で放映されている「アド街」ならぬ、「ワガ街ック天国」?の情報部員さんのようです。

うーん、「鎌倉まつり」で流鏑馬、見てみたかった。お祭り、いいなあ・・。

されど、作日は私にとってめでたき「ハレ」の日!。午後から、これまでこのブログにてご紹介してきた「よりそう、器と食と。展」のオープニング・パーティのひとときです。

私の作品を展観、ならびにこの日のパーティの会場となっている神奈川県藤沢市片瀬山の「スタジオ カルティベイト」さん。

パーティが始まる前の静寂のひととき。このように、クールなひとときがゆらゆらと・・。

あくまでも端正に


そして、凛とした「見せ方」・・。


藤本紀久子さん、洋子さんし姉妹によるお料理は、このように彩り豊かに・・。
 
 

会場には、普段からいろいろとお世話になっているカメラマン・高岡雅之氏や、イラストレーター・影山直美さんのお姿も。お互い、日々の徒然やお仕事の深ーいお話しをあれやこれやと。


はじめてお会いするお客様とお話しをするうちに、何度も「あら、ビックリ」。私の自宅工房のすぐご近所にお住まいの方が何人もいらっしゃいました。「今度、工房へ伺います」とのお言葉をいただき、新たなる出会いの喜びを実感の午後のひとときとなりました。

カルティベイトの愛犬・コモ君も、パーティにずっとお付き合い。


初夏を思わせる心地良い陽ざしに包まれた一日。お越しいただいた皆さま、そしてカルティベイトの藤本紀久子さま、洋子さま、相原幸雄さま、あらためましてありがとうございました。

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桜木の名残る花舞う片瀬山、「よりそう、器と食と。展」明日、開展します。

2012-04-13 18:59:39 | 陶芸
明日から神奈川県藤沢市片瀬山の「スタジオ カルティベイト」さんにて、これまで私が手がけてきた和洋器をメインに「よりそう、器と食と。展」が開催されます。

本日午後から、同スタジオのデザイナー・相原幸雄さんとともに展示スペースにて作品の展示をはじめとする諸々の準備を行ないました。あらかじめ展示スペースの確認のもと作品のボリュームも絞り込んだ結果、きわめてスムーズに展示作業が進み、ディスプレイは約1時間ほどでサクッと終了。相原さんとともに思わず「これで、いいね!」という感じです。相原さん、ありがとうございました。


私が常々手がけ、そして、工房内で見慣れた作品ですが、スペースが変わるとまた違ったテイストの和洋器に見えてきます。



搬入作業に先立つこと数時間前の昼前ごろからは、あさって4月15日午後2時からのオープニング・パーティへ向けての準備も着々?と。カルティベイトのクッキングコーディネーター・藤本洋子さんとともにウチの陶芸窯でフォカッチャをさっくりと下焼きしました。

あらかじめ仕込んできてくれた生地を延ばして数10分ほど発酵させます。ウチの陶芸窯の窯場の壁と愛車メガーヌの間のスペースが即席の「発酵所」。
 
フォカッチャ生地の発酵が効率よく進むことを意図して梱包資材のミラーキャップをシェイド代わりにするアイデアは、洋子先生から「ナイス!」とのお言葉をいただきました。

洋子先生は、発酵した生地に指でディンプルを入れた後にローズマリーを散らし、オリーブオイルを塗っていよいよ窯に。


窯入れ前、そして、約10分間をかけての210℃への「焼き入れ」を経てのフォカッチャ・・。
 
焼く工程を務めたのは、もちろん私。陶芸に際しては、焼成約24時間を要します。されどフォカッチャは数10分・・。そして、すぐ食することも可能です。これまでに二度ほど「陶芸窯でフォカッチャ」していますが、楽し過ぎます、クセになりそう・・。

この後、洋子先生が「特製 陶芸窯焼フォカッチャ」を15日のオープニング・パーティのスタートに合わせてジャストなタイミングでご披露してくれます。と、思います。乞うご期待。

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よりそう、器と食と。展



詳細は こちら  から。



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