iCloudの個人データが中国人に合法的に盗まれる日が来る

今日のロイターオンラインに『焦点：米アップルのiCloudデータ、中国移行に懸念の声』
という記事が載っていた。
これは、iPhoneユーザーの私としては見逃せない記事だ。

iCloudとは、iPhone上にある写真、書類、アプリケーション、メモ、連絡先などを
Apple社のサーバーに自動的に保存してくれるApple社のクラウドサービスだ。
つまり、そういう個人データにアクセスできるのは、持ち主の本人と
Apple社の人間だけであった。

ところが、そのサービスを中国に移行するいうのが上の記事だ。
勿論、サーバーが中国に移行されれば、中国側でも個人データにアクセスできるようになる。
サービスを提供するのは中国の一企業だが、中国の場合、企業＝政府＝共産党だから
中国共産党に個人データを簡単に提供してしまうことになる！！

特にまず問題となるのは、メモや連絡先。
iPhoneの連絡先に登録しているデータが、合法的にすべて盗まれてしまう。

iPhoneには、自動的にiCloudeへ保存しない機能もある。
ところが、私のようにデータはiCloudに保存して、できるだけiPhone内に保存せず
iPhoneのHD容量の小さい機種をつかっている人もいる。
つまりiCloudを使うことを前提にしているユーザーは、簡単にiCloudへの自動保存をオフにできない。

勿論、iCloudを使わず、他のクラウドサービスを利用する手もある。
でも私は、他のクラウドサービスのセキュリティを信用していない。
それに自動的に保存してくれる訳ではないので、使い勝手が悪いし
連絡先データなどは、そもそも他のクラウドサービスに保存する機能がない。

とりあえず中国に移行される事は決定しているようなので、
写真画像やアプリの保存はiCloudをひきつづき利用するとしても、
ノートや連絡先データは保存しないようにしないといけませんねー。
中国に個人データを合法的に盗まれる日がくるとは・・・


今日目についた記事：
　・「はやぶさ2」小惑星リュウグウの撮影に成功　画像が公開
　　　今度こそ大成功を期待したい。

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　どうして日本の企業では、使い勝手のいい無料クラウドサービスを提供できないのか？

今日読んだ本：
　・一億人の英文法
　・瞬間英作文シャッフル
　・機械学習を理解するための数学のきほん
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