闘う社長の再起編

大きな夢を持って、日々、いろいろな事と格闘しています。
このブログは、そんな私の毎日の成長記録です。

どっちもどっち、両方とも悪い

2013年05月20日 23時00分12秒 | Weblog
乙武さんの「銀座の屈辱」で議論沸騰 「車いす」を理由に入店拒否できるか?
今日のYAHOOニュースの記事です。

乙武さんと言えば「五体不満足」の著者であり、身障者でありながら様々な
社会活動をされている大変立派な方であることは、みなさん御存じでしょう。

その乙武さんのツイッターで「予約していたイタリア料理店に車いすだからと
入店拒否された」とのツイートがあり、賛否両論の議論が起こっているという記事です。

店の言い分としては、店舗がエレベーターの止まらない階にあり、
乙武さんから「店員に下まで降りてきて抱えてもらえないか」と頼まれたのだが
当日の状況や店の形状など、対応できなかった事情を釈明。

まぁ店側の説明不足はあったのは事実だが、乙武さん側にも落ち度があったのは事実。
事前に車いすでの入店という事を伝えるべきだったと思いますね。
「弱者を気取った強者による横暴だ」という意見もあるようですが、
それはちょっと言い過ぎでしょう。

ただ私が福祉関係に携わっていた頃、障害者の方自身から聞いた事ですが、
『私たち障害者も甘えているところがたくさんあるんですよね、例えば、
 介添えしてもらえる事やサポートしてもらえる事が当たり前に思っている人もいて
 それをして貰えなかったら「障害者を差別するのか!」と怒り出す人もいる』

「差別して貰いたくない」という気持ちは理解できますが、サポートして貰えるのが
当たり前と考える事自体、自分自身を差別していることに他ならないでしょう。

上で書いた障害者の方の話にはまだ続きがあって
「世間の人たちは、障害者だと見ると同情したり温かい気持ちで接して頂きますが
 障害者は全員聖人君子ではありませんよ、中には障害者だという事をいいことに
 とても悪い事を考えている人たちもたくさんいます、人を騙すのが平気な人もいる
 そこは健常者と同じですよ」と仰っていました。
それに私は以前、阪急電車の中で、車いすの痴漢を見たことがありますしね。

上で書いた記事の一件は、私に言わせればツイッターにツイートした乙武さんも
大人げないし、やはりサポートが必要なら、それはそれで店側にお願いすべきだった
と思いますし、店側ももう少し親切だったら良かったと思いますけど、
まぁどっちもどっちですね。

まだ日本は良い方ですよ、海外なら「~のような人は入店お断り」なんて
平気で書いてあるし、服装で入店NGとか、宗教が違うからと入店NGなんてのは
ざらにありますからね。
ですから乙武さんも、そうカッカきなさんなというところでしょうか。


今日目に付いた記事:
 ・市販薬ネット販売 なぜ新ルールが必要なのか解説します。
  厚労省もバカですね~、だってそんなの購入する個人の責任の範囲ですよ。
  国が一々ルールをつくる時間があるなら、年金問題を解決しろつーの!

今日の気持ちステータス:

今日の一言:
 平等をはき違えるな