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【福岡のホテル好調 過当競争の懸念 吹き飛ばす】
~産経新聞~引用~ 8月27日 7時55分配信
コチラ 産経新聞(記事)YAHOOJAPAN NEWS
■SMAP公演でパンク寸前も■
「平成23年3月の九州新幹線全線開業 に合わせ、福岡市内に相次いで誕生した ビジネスホテル。過当競争も指摘されて いたが、新幹線効果で全国的にも珍しく 稼働率を上げており、ビッグイベントの 際には、客室不足が発生する事態になっ ている。
◇ 福岡市中央区のヤフードームで23日~ 26日、人気グループSMAPのコンサ ートが開かれた。
1公演当たり3万人も のファンが九州や中国地方から集まり、市内のホテルは軒並み満室に。宿泊場所 が見つからないホテル難民がインターネ ットカフェにも流れ込み、あふれかえる 事態になった。
25日に熊本県八代市から訪れた34 歳と31歳の夫婦は「新幹線で簡単に来 られるようになったが、宿泊先を探すの が大変でした」と話す。
出張で24日に 訪れる社員の宿泊先を探していた会社事 務の女性は「今月上旬の時点で、一流ホ テルの数十万の部屋しか空いてなかった 。
キャンセル待ちでようやくビジネスホ テルの予約が取れました」と胸をなで下 ろした。 ビジネスホテル「西鉄イン福岡」(福 岡市中央区)によると、コンサート期間 中の客室は8月初旬にはすべて予約で埋 まったという。
“SMAP特需”は別としても、福岡 市内の宿泊施設は23年3月の新幹線開 業後、比較的好調だ。
福岡市や観光庁によると平成21年に 約200軒だった市内のホテル・旅館は 、現在は約240軒にまで急増。この新 設ラッシュに業界内では供給過多だと心 配する声も上がったが、延べ宿泊者数は 今年1?3月が約140万人で、21年 同期と比べて18万人も増えた。稼働率 も55・7%から65%に上昇した。 博多駅前などで4館のホテルを運営す る「博多グリーンホテル」では、23年 夏あたりから稼働率の上昇が目立つよう になった。
同ホテル担当者は「東日本大震災の影響で外国人観光客が減ったが、 日本人が大幅に増えた。特に、福岡で会 議をやるビジネス客が多いようだ」とい う。 ただ、「今年に入り、新幹線効果は一 段落してきた」(博多グリーン
ホテル) といい、業界からは「真のホテル競争は これから」という声が漏れる。
博多駅周辺では、今後も複数のホテル 開業計画がある。別のホテル担当者は「 ビッグイベント時は別として、日常的な 顧客争奪戦は激しくなるだろう。値下げ 合戦が始まるのではないか」と心配する 。」
最終更新: 8月27日 7時55分