~ 木村くん「ワッツ」の感想は、ひとつ下の記事です ~
「ヘルムートに限らず 自分で何かしたいんだけど 何も出来ないもどかしさ、歯がゆさを持ってる方々・・もう、ホントに日本中に沢山、いらっしゃるんじゃないかなと、思いますけどね」(by中居君)
「金スマ」~ひとり農業~
茨城県で、あの3月11日の地震を体験した、ヘルムート。
数日後に、電気も通り、東北地方を襲った「津波」の被害や災害の大きさを知って・・・
自分はこのまま農業をやっていてもいいのか
もどかしさ、無力感・・・ でも、「答え」が見つけられない
これは、あの時の日本人みんなの想い。 そして、大竹さんが言っていたように、世界中に同じように感じてくださった方が大勢いた。
迷った末に お父さんのもとを訪ねた、ヘルムート。
「“誰かの為になんとか”・・っていう・・それはもうホントに尊いこと」
義援金を送るぐらいしかできず・・・
「自分ができることをやるしかない」・・って頭でわかっていても、心が落ち着かないヘルムートに語りかける、お父さん。
「あなたの悩みっていうのは、いいことなんじゃない?」 と。
「そういう悩みを持ちながら、被災した方を思いながら(野菜を)作るっていうのは、必ず通じると思うよ。」
農業をしていること自体、「いいんだろうか」とまで考えてしまったヘルムートへのひとつの答え。
「自信を持ってやればいいんじゃない? 「俺はこんなことしか出来ない」、じゃなくて。そう思う。」
被害にあった方々を案じ続ける。。。その気持ちこそ「尊い」。。。
そのみんなの「願い」 「祈り」 こそがひとつのパワーとなり・・・社会が動き始める・・・
ひとりひとりがその思いを胸に、日々、自分の持ち場で100%、120%・・ううん、それ以上に頑張ることが大事。
それぞれの「持ち場」で
みんなが、この危機を乗り越えよう・・と頑張ってる。
いろいろな場面で
「まだまだ」の部分も山ほどあり
いったい、今後どうなっちゃうんだろう・・って深刻なこともいっぱいあるんだけど・・・
日本人ってすごいな、って思う事が多くて。 そのことに「希望」が見える。
後半は。
ヘルムートの近くで、農業や酪農をされている方のもとを訪ね・・・
その現場の姿と
ひとつ、ひとつ、心をこめて作られている野菜や牛乳。
ばりばり ゴクゴク むしゃむしゃ・・・
大きな口で、畑から取ってすぐに食べるヘルムートと、駒田アナ
「出荷制限」などの影響で、長い時間をかけて育てて来た、野菜を捨てたり、畑を潰さざるをえなかった・・
その事実。
制限が解けても、なかなか売れなかったりする・・これらの野菜たちは「こんなに美味しい」よ。
安心だよ。
農家のひとたちの「顔」「顔」。
皆さんを応援したい、その思いが伝わってくるレポートでした。
とっても美味しそう~でヘルシーなお料理もよかったな。 残念ながら、このレポは「4月20日」というごく最近のもので「撮って出し」だったせいか、スタジオの中居君やみなさんがこれらの野菜を使ってもお料理を食べるところがなかったけどね。
でも。よかった。 押しつけがましさがない、優しい「主張」でした。
今朝のテレビで。
今回の震災後・・・『価値観』 『人生観』 がガラリ と変わった・・・ という人が多い。
でも、強く実感している「東日本」 と 「西日本」 との落差が生まれるんではないか、いや、もう生まれている。
・・だからこそ、テレビや報道、「ドキュメンタリー」が何を伝えてゆくかが大事・・・と。
死生観も変わった、この震災が日本を2つに分けてしまった・・なんてことのないように・・テレビ(や報道)は頑張ってほしいです。うん。
ニュースや、ドキュメンタリーではない「金スマ」のような番組が、こうした伝え方をするのは大きな意味がありますね。「金スマ」はどんどん、中居君のヒューマンな部分が乗り移ったかのように年々、味が増してきますね。
・・・「スマスマ」は・・・えーと。 SMAPが人としてもどんどん大きくなってゆくのに・・その人間味とは「逆」の方向に行っている気がします。
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