SMAP 東京ドームで5万5000人“お見送り” 斉藤和義提供の新曲も初披露
ORICON STYLE 2011/11/13 6:00 ~引用~
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デビュー20周年を迎えた人気グループ・SMAPが12日、東京ドームでファンイベント『FaN×FuN PARTY 2011』を行い、超満員の5万5000人を熱狂させた。
オープニングから「SHAKE」「世界に一つだけの花」などヒット曲でたたみかけ、アンコールでは斉藤和義が提供した新曲「僕の半分」(12月21日発売)をサプライズで初披露。
終演後には、スタッフに当日朝提案し、反対を押し切ったというメンバー5人が5ヶ所に分かれ、来場者全員が退場するまで“お見送り”するなど、趣向を凝らしたファンサービスで感謝の気持ちを伝えた。
この夏、身近に触れ合える小さな会場(4会場8公演 計2万人)でファンクラブ対象のイベントを行ってきたSMAPが、ファンのラブコールに応え、空前の規模のパーティーを東京ドームで開催した。一般のファンにも門戸を開き、応募総数は54万件。当選した2日間のべ11万人のファンに少しでも近づこうと、メンバーはトロッコに乗ってグラウンドを周回、長い花道を行き来し、汗だくになりながらヒット曲を歌って踊った。
来場者には入場時、のし袋に封入した銀の「御縁メダル」をプレゼント。
木村拓哉は「20周年ということで、まだまだウチらには上があるんじゃないかということで今回は銀にしました。金メダル…もう一つ上の記念コインを目指して、SMAPとみんなで新しい御縁を作れたら」とメダルに込めた思いを説明。
感激するファンの大歓声に包まれるなか、中居正広が「20年後は60(歳)近くになるんですけど。オープニング(の衣装)はちゃんちゃんこだよ!」とつっこむと、場内は爆笑の渦に。硬軟自在のトークでも大いに盛り上げた。
アンコールでは「きょう集まってくれたみんなに新曲を聴いてもらおうと思って用意してきました」と切り出した木村のギター伴奏で、斉藤和義が作詞・作曲・編曲を担当した46thシングル「僕の半分」を初披露。ファンの間で人気の高い「オレンジ」同様、一途な男性の思いを歌った失恋バラードに会場中がじっくりと聴き入っていた。
イベントの最後には香取慎吾が「来年はコンサートやります」と力強く宣言。
SMAPは今年、国内でコンサートを行わなかったことから「21周年に向けてツアーをやりますので皆さんぜひ来てください」と呼びかけると、割れんばかりの拍手が沸き起こった。
関係者によると、来年はより多くのファンと会えるようにアルバム制作とそれに伴うコンサートを予定しているという。
SMAPはきょう、同所で20周年記念イベントを盛大に締めくくる。