さくさく

中居正広ナシでは1日が始まらない、終わらない。元気をくれるのは中居&SMAP。

ジャニーズの歴史を振り返る Part3 SMAPの台頭(3)

2011年10月12日 15時21分37秒 | SMAP

続き(3)。

もうひとつ、彼らSMAPが、それら幅広い世代に波長を合わせうるだけの、演出、トーク を展開することができたことにある。

司会者の質問に、モジモジ答えているようでは受け 入れられないし、若気の至りの傍若無人な振る舞いを行うようでは、高齢者・社会人には 嫌われる。
SMAPにはこのあたりをバランスよく補完しあえるメンバー構成になってい る。

木村拓哉――ギター、マリンスポーツを趣味とし、若者を中心に幅広い人気を持つ。例え ば、彼がドラマ『ビューティフルライフ』でさりげなく乗りこなすバイクYAMAHA TWは ドラマの人気で大ヒットする。クロムハーツなどのアクセサリーのヒットにも貢献してい るし、御用達と噂される香水なども人気となる。いうまでもなく若者に圧倒的な支持を誇 る。

中居正広――テレビの司会や特番の司会などを中心に活躍。特に“司会進行”という難し いポジションをここまで達成できたジャニーズタレントは過去の歴史を見ても数少ない。 25歳で史上最年少の紅白の白組司会をこなすなど、ジャニーズ史上最高の司会進行キャラ クターを確立した。もちろん、司会以外でも特に、ドラマでの演技力は高いと思う。『味 いちもんめ』『ナニワ金融道』などは実に見事な演技力を披露。

稲垣吾郎――映画・TV『催眠』舞台 宝生舞との共演で話題を呼んだ『夜曲 -TSUTOM -』 をはじめに『広島に原爆を落とす日』『七色インコ』『月晶島綺譚』など舞台を中心 とした演技力に定評がある。シリアスな演技が本格派の印象を与えるが、コントやトーク でのギャップもまた魅力。

草ナギ 剛――メンバーの中では地味と言われて久しいが、派手なメンバーに囲まれなが ら、異色を放つ。最近特に驚かされたのはフジテレビのチョナン・カン。草薙剛が流暢な 韓国語で韓国の人たちと交流していたのだが、この巧さといったら驚くばかり。チョナ ン・カンの番組へのメッセージには、非常に熱い若者のメッセージがたくさん寄せられて いる。自費・独学で、わずかな時間も惜しんで勉強している草薙の姿勢に感銘を受けた 者、語学を勉強している大学生からの感嘆の声。地味で真面目な男では終わらないカッコ よさを感じるなど。また日本のスーパーアイドルが、ここまで流暢に韓国語を話すことに 驚愕した韓国観光公社が彼に感謝の盾を贈呈されるなど独自の境地を開拓している。

香取慎吾――中居と共に“テレビ映え”のするキャラクターを持つ。好感度も高く、幅広 い層に支持されている。天声慎吾やSMAP×SMAPでも思う存分発揮している“笑い”の感 覚はメンバーを和ませると同時に、見ているものに安心感をあたえる。流行語大賞も獲得 した慎吾ママの「おはロック」。子供たちに人気のキャラクターを演じ、こちらも新境地 の開拓と言えるが、今後どのような香取慎吾となってくるのかはまだ見えてこない気がす る。ただ“バラエティでのテレビ映え”はメンバー随一だといっていい。現在の SMAP×SMAPの中でも一番強い存在感をもっているように思う。その意味ではあらゆる可 能性を持つタレントだ。

 (4)へ続く。

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