昨日のスマスマ特別編は『いじめ』についてだった。
そもそも、いじめって何だろう。
人間が居る限り、“いじめ”はなくならない・・・よく人のクチから出る言葉です。うん、私もそう思う。ゼロにはならないって。
でもね。ただの理想だとしても、いじめのない世界であってほしい。
少し前のニュース番組で見たんだけど。
小中学生くらいの子供たちにインタビューしてるの、「いじめ」について。
顔が映されてのインタビューは、みんなイイコなの。いじめはよくないって。
・・・なのに・・・匿名のアンケートにしたら
『いじめられる方にも、問題があるからだ』
が過半数なの。
そー答えている子供達は、自分達の言っていることが「正常」だと思っているのが怖い。何が、こうさせたのか。
子供達の心のバランスがおかしいのは、社会や大人の影響であるのは間違いないけど。・・・大人の社会でも・・・少し前なら“有り得ない”悲惨な事件が日々、これでもか、というくらい流れてくる。
どんな原因があっても、人が人をいじめてよい、という理由にはならない。
「いじめられる方にも問題がある」といじめを正当化している人間が多すぎるように思う・・・大人にも、子供にも。
私は、教育の仕事をしているわけでもないし、発言力のある立場の人間でもない。コレといった解決策を打てるわけでもなく・・・
ただただ。自分の環境、自分の仕事の中で“本来の人間らしい心”“人間らしい心が育まれる自然”をフォローする・・という間接的なことしか出来ないんだけど。
昨日のTVに登場してくれた勇気ある「いじめられている」子供達。良い方向へと向かった欲しい。そして「いじめている」子供達・・・あの放送で、一人でも多く、自分のやっていることに気がついてほしい。
剛が、上手い言葉を探せなくて・・逆にそこが良かったかもしれない。ビシッとまとめられる司会じゃなかったけど、自分の身に置き換えてくれている感じで。
人の心は弱いもの。
誰かを傷つけることで、自分を保っているのかもしれない。
それに気がついてほしい。
強くなってほしい。誇り高い人間なら、他人をいじめたりしない。
大人が守らなきゃいけない現場で・・先生が自分を一番に守っている。悲しいね・・・難しすぎて、結論や決定的な解決策も出せないけど。
このままじゃいけない・・・その思いはあるんだけど・・・。