Blog of SAKATE

“燐光群”主宰・坂手洋二が150字ブログを始めました。

子どもの頃の友達が写真家になっていた

2013-01-06 | Weblog
私は自分で思っているよりもはるかに過去を向かないで生きてきたのだろう。小学・中学と親しかった加納満君とは、彼が一度芝居を観に来てくれたくらいで、ほとんど疎遠に過ごしていた。HPで写真家として活躍している彼の写真展の情報を知り、とくに小学生時代三人でつるんでいた中山茂君ともこの正月二日の同窓会で三十六年ぶりに会い、最近の加納君の話など聞き、で、今日、その最新写真展の初日に行ったのである。本人とも三十六年ぶりにいっぱい話した。写真も面白かった。彼はイタリアが好きなのだ。陰影に対するこだわり。マジックアワーのこと。あっという間に時間が過ぎた。お互い体格も髪もずいぶん変わっているわけだが、顔は昔の面影を完全に残している。不思議なんだが普通に話している。別なところでそれぞれなんとかやってきた。それだけだ。生きていればこんなこともあるのだな。写真が「作品」であることがとてもわかりやすく現象している展示だった。猫と二人組の後ろ姿の写真が殊に印象的。
写真展情報は以下の通り。加納満写真展「RICALCO 風景を翻訳する」、会場:ギャラリー冬青 住所:東京都中野区中央5-18-20 会期:2013年1月5日~2013年1月26日 時間:11時~19時 休館:日・月・祝。写真もアップしてしまうが、HPに出回っている写真だから許してくれるかな。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20121214_578676.html

マクドナルド・ハンバーガーの「ENJOY!60秒サービス」が始まっているらしい。注文を受けてから商品提供を完了するまでの時間が60秒を超えた場合、ハンバーガーの無料券を進呈するというものだ。うーむ、どう考えても店の方々が「店に損させないようにスピードアップしてあくせくする」というふうには、思われない。ある程度お客に「サービス」するつもりで始めたことであろう。急いで手を抜かれては困る、「急がなくていいからちゃんと作ってくれ!」と思う客もいるだろう。まあ、あまり心配しても仕方がない。基本的には「60秒を越える」ために複数だったり複雑な組み合わせだったりを注文させることで、売上げ上昇を考えているのではないかと思うのだが、そうではないのだろうか。そういう一種の「遊び」を提案しているように感じられるわけだ。その是非については私は、なんともコメントしようがないが、世界の中で完全に「ガラパゴス化」(この言葉は好きじゃないが今日はあえて使う)しつつある中で、日本はなんとも「平和」だという気がした出来事の一つだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする