サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

コーヒー

2010年11月10日 | サカタだよ

スタジオはコーヒーが飲めていいなあ。



昔は編集部にもコーヒーメーカーがあって、仕事しながら好きなときにコーヒーが飲めたけど、
2008年の初夏だったかな? まだリーマンショックが来るまえだったのに、節約のためといって
カメラデスクの当時のキャップがコーヒーメーカー撤去したんだよね。

「ロッカールーム」の連載が続いていたら絶対ネタにしたはず。いまの編集長に交代した2008年の
初春に「ロッカールーム」が連載終了して、直後だったよ。コーヒーメーカーが撤去されたのは。

同時にミネラルウォーターのサーバーも撤去された。水の供給を絶たれて、コーヒーも奪われて、
いい職場だと言われてもね。

名刺の外注が廃止になって、社内のカラーコピー機で作ることになったのって、いつだったっけ?
まだまだリーマンショックは来ていなかったと思う。スタジオの売却も、福利厚生施設の売却も、
例のアメリカ第4位の投資銀行が経営破綻するまえだった。

残業深夜帰宅のタクシー利用が原則として禁止になったのって、リーマンショックの後だったかな?
飲食費の精算が、「緊急避難」としてギュッと絞られることになったのは、2009年1月だったね。

定期昇給の凍結、社会保険の自己負担率アップ、早期退職者の募集、給与の一律カットなんかは
どれもこれも、リーマンショック後の状況を理由に行われることになった。

以上、そのうち忘れてしまうから記憶を整理してみました。いつものように「ですます調」で書くと
なんだか湿っぽくなっちゃうから、フランクに書いてみたよ。

禍福はあざなえる縄のごとし、といっていいのか悪いのか・・・・・・。今年の春に早期退職した元社員が、
ターザン編集部にコーヒーメーカーを寄贈してくれた。2年ぶりにコーヒー飲みながら働ける!
このありがたさ、筆舌に尽くしがたし。

でもね、しばらくしたらコーヒー豆が、底をついてしまって。



バイトくんの書いた貼り紙が、悲しくてやりきれない。

悲しくて悲しくて、とてもやりきれない。このやるせないモヤモヤを、だれかに告げようか。
この限りないむなしさの、救いはないだろうか。

この燃えたぎる苦しさは、明日も続くのか。

・・・・・・思い余って、ある日コーヒーの粉を買ってきて、バイトくんにあずけた。過去2年の間に、
スターバックスやドトールやタリーズやスワンカフェでコーヒーを買う習慣がついているから、
そのことはしばらく忘れていた。

ある日、買ってきたコーヒーを飲んでしまい、校正待ちか何かでとっても手持ち無沙汰になって
「そうだ!トシリュ-(元社員)さんのコーヒーメーカーがあるじゃないか!」と喜び勇んで
装置に紙コップを置くと、変な貼り紙が目に入った。


 

「坂田さんがコーヒーの粉を寄付して下さいました。ありがとうございます」
 

貼り紙が悲しくて粉をあずけたら、よけい悲しい感じで、サカタはコケた。

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