サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

ついで

2016年11月09日 | サカタだよ
その日はあまり会社に行きたくない気分だったので図書館に立ち寄りました。その日にかぎらず、あまり
会社に行きたくない気分なのは毎度のことですが、他に行くところもないから結局は足を運ぶことになる
のです。ただ単に、まっすぐ行けないから図書館に寄り道したついでに、何か調べてみようと思いました。
ちょうど2週間後ぐらいに作家の高樹のぶ子さんに著者インタビューする予定があり、『オライオン飛行』
という新刊を読んだり、30年ほど前に芥川賞を受賞した「光抱く友よ」を文庫本で読んだり、その他に何か
と思って『透光の樹』や『少女霊異記』など行き当たりばったり読んでいる最中だったので、図書館にある
高樹さんの著書を何か借りて行こうと思いました。棚にある本を手に取ってパラパラ見ていると・・・


クロワッサンの連載だったのか

【初出】―『クロワッサン』六一六号(二〇〇三年七月一〇日)~六四一号(二〇〇四年七月二五日)って、
奥付の対向ページに一行、縦書きで記載してあります。こういうことはアマゾンで検索して発注していても
なかなか知ることができないので、やっぱり会社に行きたくなくて図書館に立ち寄ったことは正しかった。
ついでに誰が担当だったか知りたくてあとがきを読んだら、「編集部の関輪光江さん、二階堂千鶴子さん、
長田衛さん、そしてこの作品を発案時から本を作るまで一貫して応援して下さったマガジンハウス書籍出
版部の刈谷政則さんに、心よりお礼を申し上げます」と書いてあります。関輪さんが担当で二階堂さんが
編集長で、長田さんが校了責任者で、刈谷さんが書籍の担当だったのかな。もう会社に誰も残っていない
から、まさに歳月人を待たず。あまり行きたくなくても、やっぱり会社に行こう。


アニメ映画にもなってた

2009年に劇場公開されたときは、クロワッサンじゃなくてターザンの編集部だったけど、会社にいながら
映画のことは知らなかった。今回インタビューするにあたり、映画は見なくても小説は読んでおいたほうが
いいかと思って、『マイマイ新子』を借りました。借りたら読みたいから、ますます会社に足が向かなくなる
ついでスパイラル・・・このへんで、もうお気づきの方も多いと思いますが、あまり会社に行きたくない日々
を過ごしながら高樹のぶ子さんにお話を聞いた『オライオン飛行』の著者インタビューが、11月10日発売
のクロワッサン937号にたぶん載っています。なんだ、たぶんって? なぜならこれを書いているのが9月
2日で、まだインタビューしてないし原稿も書いてないんだもん。

予定通りに出るかなー
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