お国替え

豊臣や徳川の時代にはお国替えがさかんで、上杉家が越後から会津、会津から米沢へ所領を移されたり、
織田家が尾張から下野、大和、上野、小幡、高畠、天童へお国替えになって、ついでに石高を減らされたり
いろいろあったみたいですが自分には関係ないと思っていました。


ところが関係あったのです

Tarzan編集部は1986年の創刊からずっと弊社４Ｆの片隅でひっそり酒盛りをしていたのですが……もとい
編集作業にいそしんでいたのですが、このたび６Ｆの片隅にお国替えすることになりました。


転封は年明けすぐ

狭くなるので荷物を減らさねばなりません。ライターさんやスタイリストさんたちがロッカーの中を整理して、
不要なものをサカタにくれようとします。いわゆる“かわいがりを受ける”というやつでしょうか？


たとえばクリスマスソングのＬＰ

これはもらった次の日に友達にあげたら喜んでくれました。うちにはレコードプレイヤーがないのですが、
その友達はアナログ盤を集めてＤＪやったりもしてるので割合に有効でしょう。


たとえば……？

もらい手さがすのに手間取りそうなモノもいろいろ集まってきます。ハーブのトランプでは手品を１回だけ
やって、思ったよりうまくいきました。あとのモノは置きっぱなし。


ボールに座布団を

ぼくよりも“かわいがりを受けている”のでしょうか？　倉庫のボールをふくらませて、得体のしれない
クッションを敷いて仕事中に使いだした人がいます。編集長が昔キャップだったころバランスボールが
ちょっとブームで、仕事中いつもバランスボールに座って上下に揺れていたものですが、その真似を
しようとはおろかな……やめたほうがいいよ……（編集長もうやってないでしょ）。


あとこんなものも

まちがえました。これは３月に閉館する銀座シネパトスに展示されていた、壇蜜の映画の小道具でした。
でも、似たようなのが倉庫から発掘されてましたね。いろんな特集がありますから。


この環境で働くのも今年限りか

Tarzanのまえは月刊平凡の編集部があったと、古老が語るのを聞いたことがあります。お国替えは順次、
全部署がどっこいしょってなるとか。いろんなモノが出てくるんでしょうね～


引っ越す前のロッカーの貼紙