サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

走る

2019年10月23日 | サカタだよ

ランニングの季節が到来しましたね、といっても自分は走らないんですが……人が走るのを見る

のは嫌いではありません。ちょっと前オリンピックのマラソン代表選手を決めるМGCをテレビ

でパリポリ歌舞伎揚げ食べながら見た後、いま走ってたの誰だろう? とスポーツ新聞を買って

確かめようとしたら、そこには代表入りできなかった選手の妻がどの選手よりデカデカと載って

いました。その話を編集部で両隣の人にすると、彼女はAKBだかNMBだかグループアイドル

のメンバーだったと聞かされて、そんなバカな! 陸上選手とグループアイドルがどこで出会う

というんだ? と半信半疑で調べたら、確かにSKE48の元メンバーでした。

そんなことはどうでもいいんですが、両隣の人というのがMGC48……じゃなかった。MGCの

翌週から新しい座席配置になったメンバーで、坂田メンバー(といっても犯罪歴なし)は班を移り

明日発売のランニング特集に加わったのです。通常、2班で月2冊、交代で作る体制なんですけど

班を移った坂田メンバー(犯罪歴なし、と繰り返したら怪しまれる?)は2号続けて特集ページを

担当し、べつにそんなの平気さと思ってやってみたら出張が前の号の入稿予定日と重なったりして

力技が少しは必要なのでした。前倒しにしないといけないわけです。

そんなこともどうでもいいのですが、出張の前日、ターザンの編集長を10年つとめて書籍に移動後

1年半ほどで会社を辞めることになった自称・ヒゲロンゲの送別会が催されて、これは徹夜になると

覚悟を決めて解散後すぐ新幹線に乗れるように万全の装備(バックパック1個)を整えて臨みました。

そんなこともどうでもいいのですが、呼ばれてないのにジャジャジャジャーン! とハクション大魔王

みたいな元編集長、自称・キングジョーが送別会場に乱入しました。波乱の予感がします。案の定、朝

まで歌って新幹線に転がり込む出張パターンになりました。坂田メンバーのセットリストはクイーンの

「フラッシュゴードン」、クレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」、奥田民生の「イージュー

☆ライダー」、八神純子の「Mr.ブルー」、郷ひろみの「ハリウッドスキャンダル」、スピッツの「ロビ

ンソン」、石野真子の「狼なんかこわくない」、オリジナルラブの「夜をぶっとばせ」、高橋真梨子の

「ジョニーへの伝言」、和田アキ子の「コーラスガール」あたりを覚えています。忘れている曲もある

かもしれません。なにしろ徹夜ですから。

そんなこともどうでもいいのですが、カラオケに行く前の2次会には現役編集長も飛び入りしました。

5代目、6代目、7代目の3代が結集したというので、5代目と6代目は右手で「3」を示してます。

このあと5代目と6代目は熱い抱擁とキスを交わしました。5代目は妻が出張しているので大好きな

ラーメンを食べるときニンニク山盛りにするのを控えたと発言していましたが、それが口づけのため

だったとは薄々みんな勘づいていました。前にも似たようなことがあったからです。

もちろんそんなこともどうでもいいのですが、3次会というか4次会というか、カラオケが煮詰まる

ころにはその場にいた14~15名があきらかに思考能力低下していたので、見るに見かねたサカタだよ

が柄にもなく臨時会計係をつとめて散会しました。すっかり明け方です。編集部でメールを打ったり

カラオケの部屋にあった忘れ物をすべて某所に保管したりして、出張中に持ち主が気づいて連絡して

きても大丈夫なようにしてから、京都へ。

4人もインタビューするには身を清めてからじゃないと……5代目と違ってキスなどしないつもり

でしたが、何があってもいいように熱い風呂に入ればシャキッとするかと思ったのに、リラックス

して眠くなりました。お腹も空いてきたのです。大浴場の上にあるサンドとかいうフードコートで

カレー風味のパーコー麺なるものを食べました。

スープを飲んでもカレー風味がしないので、あれ? おかしいな、カレー風味のパーコー麺のはず。

あらためてパーコーを口にしたら、ほんのりカレー風味。そうか、「カレー風味のパーコー麺」に

おいて「カレー風味の」は「パーコー麺」ではなく「パーコー」だけにかかるのか! 「麺」には

かからないのか。

京都大学iPS細胞研究所にきました。2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授が

2008年に設立した研究所のマラソン部を取材するためです。ターザン編集部は人件費削減のため

人がどんどん減らされて今では特集1号にかかわる現場の編集者が2人しかいなくなりましたが、

iPS細胞研究所では人件費(や研究費)確保のために教授たちが毎年チャリティーランナーとして

マラソンに出場して安定雇用に努めています。ターザン編集部(というかマガジンハウス)とは、

発想が真逆で面白い。ランニングだけでなく、そのあたりも興味あります。

研究所のそばを流れる鴨川に沿って走る教授たちです。iPS細胞から神経を再生してパーキンソン病の

治療に役立てる臨床試験を進める高橋淳さん、iPS細胞から骨や軟骨を再生して医療に役立てる研究を

している戸口田淳也さん、RNAがiPS細胞にどう働くのかを調べて応用に役立てる生命工学の齊藤博英

さん、構造の複雑な腎臓・膵臓・肝臓をiPS細胞から再生して医療につなげる研究をしている長船健二

さん。ライターさんに仕事を頼むの忘れていたので例によって例のごとく坂田メンバー(犯罪歴なし)

がセルフサービスで取材し、記事にまとめます。4人続けてセルフでインタビューするのは楽しいけど

終わったら疲れてました。42.195km走った気分です……走ってませんし、座ってましたが。

帰りがけ見上げた京都タワーは取材前に地下大浴場で身を清めたときより、美しい光を放ってました。

そんなのは気のせいかもしれないし、それこそどうでもいいんですけどね。

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