サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

ある日のこと2

2022年07月20日 | サカタだよ

TKG(たまごかけごはん)しようと割ったら黄身ふたつ。それを期待して割ったのに黄身ひとつのが何個かあったので、まぜこぜにオムレツ焼いた。娘がやるというので見ていると最初に少量のスクランブルエッグをフライパンで半生に作り、それを芯に残りのたまごを流し込んでロールしていくとオムレツがうまくできる。料理とかしないと思っていたがオムレツぐらい作るのね……。

 



実家を出て四半世紀あまり、部屋に本や雑誌や漫画などの出版物、音楽や映像の記録媒体を収蔵できる限り収蔵した結果、よくいえば書斎だが悪くいえば物置き……収蔵物の多くは近年デジタルデータとして場所もコストも極小で享受できるし、人生の折り返し地点を過ぎて今後あまり触れる機会ない上に死後は無用物になることを考えると、ミニマリストじゃないけど冥土への旅支度を兼ねてモノを減らすことに着手しようと思い立つ。おりしも居住地が再開発地域にあたり立ち退きを余儀なくされるので、移転ついでに必要最小限のモノだけ携行して残りは処分することにした。もしやこれで立ったのかも? 「死亡フラグ」とやらが。
 
 


本日はリモートワークだったので自宅でやってもいいんだけどホテルに自主隔離(デイユース)してコロナ陽性や濃厚接触者になった場合のシミュレーションをしました。完全に大丈夫だと明らかになったので、そろそろチェックアウトします。
 
 


交差点に幼い子の靴が片っぽ、自然に脱げたのでなければ事故で落としたのだろうか? 命と共に。しかし直後の生々しさはないし、翌日以降であれば花と水ぐらい供えてあると思われるので、やはり自然に脱げたか。どうやって、というより、なぜ置き去りになった。
 
 


ランチタイムに来客があるとお連れすることがあるヘルシーな沖縄料理の店のおすすめ、品数といい分量といいちょいどいいと思って完食すると目の前の人がお腹いっぱいで苦しそうなことがよくあるというか毎回そう。しまった、また自分の感覚で過剰にサービスしてしまったかも。会話もたぶん自分はちょうどよくても聞いてる人にはドギツすぎて辛抱ならない味つけだったかもしれないから、いっそのこと人前に姿を現すのを金輪際やめて誰にも迷惑をかけないで隠遁したいと百万遍は反省しながらおくびにも出さず会計した。
 
 


電車運の悪い日だった。すぐ次がくるのに全速力で駆け込み乗車を試みて閉まりかけたドアに激突するバカな中年を見たときから、それはもう始まってたんだと思う。新宿で不慣れな小田急線の急行に乗り換えたら、それは唐木田ゆきで相模大野を通らないから2駅戻って快速急行に乗り直すと、発車間際にベビーカーを押し込んできて強引に割り込み、荒い息で人との間隔が狭いことにキレてる男が目の前に…… 犬が線路に立ち入って下り電車が15分ぐらい遅れるのは微笑ましい部分がまだあるけど、踏切内で自動車が立ち往生して上り電車の運行がほぼ2時間ストップして改札内に入ることもできず、その後もダイヤが大幅に乱れて新宿まで車両が混雑を極めたのは地獄絵図だった。
 
 


食券の券売機から韓国語の機械音声が聞こえた気がしてそっちを見ると朴訥そうな巨躯が支払いに困っている。カードが使えないと知って動揺し、現金の場合は領収書が欲しいという……なんでカードなら領収書いらないのか? 見ていると持ち帰りで2名分の食事を受け取った。つまり巨漢はパシリなんだ。目上の人に「このカードでメシ買ってこい」って命じられたのに、カード使えないから困ってしまって自分の現金で立て替え、領収書で目上の人に現金精算してもらうんだ。
 
 


朝ごはん何たべようとか思いながら歩きだしたら駅そばがあったので入った。名物ことさら口にするつもりなかったのに白海老そば、期待感ないせいかおいしく感じた。コーヒー飲みたいとか思いつつ各駅列車の時間を確認すると、想像通り30分に1本ぐらい発車するので、駅舎の中でカフェを見つけて一服してから乗車した。これぐらいの気ままな旅がちょうどいい、と窓の景色を眺めて思った。
 
 


たまにしか行かないのに、「いつもありがとうございます」といってマサラチャイをまたサービスしてくれた。20年ちょっと通ってるけど、たまにだから申しわけない。
 
 


よくカレー食べに行く店で最近「いつもありがとうございます」といって小さいラッシーつけてくれるようになった。あっちこっちでサービスばかりだから申しわけない。
 
 


GWのn本目……あす5月6日(金)は休んでも支障ないけど仕事が恋しいので(ウソぴょん〜)いちおう出勤するつもりです。つもりなので実際どうなるかは企業秘密! フィットネスクラブと同じで会社って行くまではイヤイヤでも行っちゃえば判で押したように同じことやって、それなりに充実感を得て帰るんですよね。野田秀樹はそれを金槌で頭を殴られ続ける拷問が終わったときの爽快感と一緒だって30年ぐらい前に皮肉ってましたが、あらためて思うにその通りです。
 
 


本棚の整理をしてたら出てきた2001年のマンガ単行本。まだ当時は装丁に趣向を凝らした遊び心のある出版物が書店にあふれていた。これなど旅マンガだから駅弁を模した箱装で、カバー(並製)はその弁当の中身(オモテが食前でウラは食後)の写真になってる。四六判で定価700円……絶対いまなら倍以上するし、へたすると2000円前後になる。20年で世の中が静かに悪いほうへ転がってることが、本棚の奥に眠るマンガのおかげでわかった。
 
 


昨日Rollyのライブに行ったらうちのどこかにビデオがあった気がしたので、すかんち『Live OPERA』(1993年5月8日 日比谷野外音楽堂の公演にて収録)を発掘して視聴しました。
 
 


すかんちのビデオをうちで探したとき、たしかモーヲタではなかったはずだけどモー娘。の『LOVEマシーン』と『恋のダンスサイト』のビデオも出てきたので懐かしく再生しました。
 
 


ステイホーム期間は自宅でやるしかなかったけどモチベーション保って効果的な運動を家で続けられるのはごく一握りの上級者だけ……ジムには何でも揃ってるし快適な環境なので、あらためて健康な日常を取り戻すためのイロハを頭に入れて通えば無敵。コスパもいい。おそらくそんな着眼でこの時期に書き下ろした本を著者の坂詰真二さんが職場まで手渡しにきてくれたので、家に持ち帰って熟読しました。こう見えてジム通い歴の長い自分もいろいろ目から鱗です。自己流を抜け出すのは何事においても難しいものです。
 
 


クロネコヤマトのビルがすっかり解体されたけど向こう側にも高い建物が並んでるせいで違和感が全然ない。もし自分がいなくなっても同じように違和感ないのかな? いなくならないけども。
 
 


創業1970年というから自分とそう変わらない。学生相手だったんだろうけど、50年の間に客が年配ばかり(自分も含めて)になっているのは、これが高齢化社会なのか。それとも若年層の貧困化というものか。ハンバーグとエビフライとクリームコロッケと野菜と芋とライスを盛って1000円(消費税込み)は安いと感じるが、ワンコイン(500円)以下でないと高いのか。半世紀のうちに世相は変わった。人生100年時代と近頃かまびすしいけど、事実なら世相の変化をこの倍くらい見届けないといけない。それは耐えがたい気がする。長生きするとろくなことがない……と思われてならない。もっとも人生は歯医者の治療と同じで、いよいよこれから痛い目に遭うと身構えた頃には終わりが来ているものだと昔、ドイツの鉄血宰相が述べた通りかもしれない。そうだったらいいのに。ごちそうさまでした。
 
 

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