サ カ タ の ブ ロ グ 

やぁ、みんな。サカタだよ。

つなわたり

2019年04月03日 | サカタだよ

編集者の仕事は雑用が多いので、自分から区切りをつけないと1年365日24時間いつでも案件が

押し寄せてくるようなところがあるのですが、取材の前だけは心を鬼にして用事をすべて後に回し、

現場付近まで早めに移動して喫茶店かどこかでコーヒーの1杯も飲んで時間調整します。ぎりぎり

で動くと何かあったとき遅刻しますからね。それだけは絶対したくない。

14時から大御所のインタビューがあったその日、あらゆる雑用を後回しにして13時過ぎには現場の

最寄駅に降り立ちました。喫茶店がない! なんてことはなく、あるにはあるのですが、ノートPCを

広げて粘ってるような客に占拠されて座る場所がありません。仕方ないのでファミレスに入って別に

おかわりする気もなくドリンクバーを頼み、現場は徒歩3分ぐらいなのを確認済みなので一安心して

取材の予習を……するほどマジメではないので頭をからっぽにして文庫本をとばし読んでたんです。

ふと目を上げて異変に気づきました。

13時40分……普通ならまだ余裕なのに、レジ前に長蛇の列ができている! 近隣の主婦グループ

が3つも4つも、お会計しようとレジに並んで、あれ? これって取材の5分前に会計しようとしても、

レジで待たされて遅刻しかねないのでは? 気づいたからには、すぐ席を立って長蛇の列の末尾に

加わります。案の定、主婦グル―プは個別会計で1人ずつポイントカードを出したり小銭を探しては

たりなくてお札で払ったりしてるので、なかなか列が縮みません。結果的に、20分前に並ばなければ

遅刻していたであろうと思われるタイミングでお会計して取材にすべりこみました。

そのとき取材したのが萩本欽一さんで、ただいま発売中のターザンの「感覚的身体論」という連載に

登場していただいています。もうすぐ出る4月4日発売号に、つづきが載ってるはずで、天才の凄み

を何とかしてお伝えしようと工夫したつもりなんですが、うまくいっているかどうか? インタビューが

予定より伸びて、とことんお話うかがったら会議に遅刻しそうになったんですけど、社内の用事なら

たまには遅れてもいいかと思うくらい、迫力のある話だったんです。つなわたりで、どうにかこうにか

間に合いましたけどね。そういう人なんです、口は悪いけど基本的にきっちりしてるんですサカタは。

特集もちゃんとやっていて、4月4日発売号の特集は「じつは、カラダに悪いこと」みたいな感じです。

よかったら、めくってみてくださいね。

コメント
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