森にカラスウリの実の赤が目立つようになりました。
高いところにたくさん!
目の高さだとあっという間になくなってしまいます。
最近、ようやく名前を覚え見分けられるようになった植物があります。
葉を見た時ヤブカラシかと思ったのですが緑色の実がぶら下がっている。
ヤブカラシの花とつき方が違うし葉もツルも華奢な印象。
帰宅して調べると、これはアマチャヅルという植物でした。
カラスウリと同じウリ科。
いつもの散歩道にも生えており、たいして珍しい植物ではないようです。
実には横線が入り、葉の表面に毛が生えています。
馴染み深いヤブガラシはこちら。葉の形はアマチャヅルに似ていますが
葉はつるつるとして厚く、ブドウ科なのだそうです。
ブドウの仲間といえばこのノブドウ。
見れば丈夫そうなツル、実の付き方がヤブカラシの花の付き方に似ています。
今の時期、見ておかなければと思う実はいろいろあって
その一つがテイカカズラです。
少し前まで足元が悪く近づけなかったところに、あった♪
正常な実は2個で対。
もう少しすれば
外皮がはじけて種が飛び出します。
ここの株はこのような正常な実りの方が少なく
多くがテイカカズラミタマバエに寄生されてこのような形に。
この虫こぶはテイカカズラミサキフクレフシと呼ばれるそうです。
今年は特に多いような気がします。
5月初旬に見られたテイカカズラの花
花の形を見るとキョウチクトウの仲間というのも納得です。
アマチャヅルの花は来年に期待ですが、今会ってみたいのは同じウリ科の
ゴキヅル。もしかしたら面白い実が見られるかもと水辺を探しています。