戸辺さんの作品展にうかがった日
逗子から近いこともありお寺に立ち寄りました。
海沿いの134号線。やわらかい日差しが
穏やかな海をキラキラ輝かせていました。
あっ江ノ電!
何度も乗っているのに出会えば反射で撮影してしまうのは
この光景と懐かしい良い思い出が結びついているからかもしれません。
お墓に着いたとき、先月私たちが供えたものとは違う
見覚えのない新しいお花が生けられていました。
「きっとSさんだね。。。ありがたいね。」
Sさんは父の友人で、父がいなくなってからもおつきあいくださり
私の作品展にも欠かさずお越しくださる方なのです。
母姉とともにほのぼのとしたあたたかい心持ちになって
雪の残るお墓まわりをきれいにしました。
到着したときはまだこんな小さいツララが残っていたけれど
45分後に見上げた時にはなくなっていました。
小さな墓地の敷地内にはたくさんの動物の足跡。
猫のものはわかるけれど、ちょっと大きくて変わった形のものが。
形といい、あしあとの並び方といい
きっとタヌキだね!と皆の意見は一致しました。
いつか会いたいなぁ!
周囲は密集した住宅街だけれど、車が通れないような細い路地も
多く緑豊かなので、案外棲み心地がよいのかもしれませんね。
お墓の目の前のお宅には小鳥の食事場が備え付けられており
2羽のムクドリがテーブルを占領していました。
上の軒先で順番待ちしている雀たちはあっちを見たりこっちを見たり。
「寒いわね~」「お腹すいた~」「みんな揃ってる?」
そんな話し合っているような様子は面白くて見飽きませんでした。