教室・自然いろいろブログ

グループ彩雲の創作活動と身近な自然の観察記録

真夏の里山を歩く

2012年08月02日 | 自然

以前すてきなクヌギレストランがあった里山を
訪れました。



その木はどうやら切られてしまったようで
レストランを見つけることができなかったので、
樹液の出ているクヌギを探しに軽い気持ちで
森の中に入りました。

結果、登りきったところで美しいコナラ林があり



お目当てのオオムラサキがいたものの
見える範囲に樹液レストランはなし。
カナブンも飛び交っていたので探せていないだけ
かもしれません。



咲き出したタマアジサイにヨツスジハナカミキリが
訪れていました。花ごとにいる、といっても過言ではないほど。

気がついたら3時間以上歩いていました・・・。
暑いけれど緑の風が心地良い!



麓の公園の若いクヌギにカナブンが群がるレストラン発見♪



隣の木には大きな大きなカミキリムシがいました!
日本最大のカミキリムシ、シロスジカミキリです。
クヌギの樹液は、シロスジカミキリの産卵痕とその幼虫に
よって滲み出すものが多いのだそうです。
このカミキリムシが減ってしまえば、樹液の出たクヌギが減り
結果、クヌギの樹液を糧にしている昆虫が減る・・・。
自然は微妙なバランスで成り立っているのですね。



クヌギの葉の上にいたアカハナカミキリ
幼虫は松、ハンノキ、クヌギなどの枯木や伐採木を食べるそう。
普通種ということですが、近所では見たことがありません。



木の幹に手のひらサイズの大きな蛾が♪
綺麗・・・!つい近寄りすぎて飛ばれてしまいました。
チャマダラエダシャクという名前だそうです。

アイスを3個もたてつづけに食べたのは初めて♪
子供の頃のように滝のような汗を流した一日でした。


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