京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

奇跡

2011-03-20 23:10:21 | ちょっと立ち話
被災地からうれしい情報が…

             
             おばあちゃんと孫が、倒壊した家の中から9日ぶりに
             助け出されたと言うニュース。まだまだ奇跡が起こって
             ほしいものです。

        
        折りしもお彼岸。父のお墓参りにいって来ました。
        今回の災害で亡くなられた方たちのご冥福も祈って、一段と敬虔な
        想いのお墓参りでした。
        
        今日は母の家で微量ながらガス漏れ騒ぎがあり、ガス屋さんに調べて
        貰ったところ、床のガス栓のロックが外れていたことが解りました。
        もしかしたら地震のせいかも知れません。

        ガス漏れを電話で知らせるという設備を付けたばかりだったのですが、
        余り微量だと検知されないのかも。ガス臭いといいだしたOTTOの鼻の
        方が高性能でした。

        電気、ガス、水道、便利に使うだけでなく、常に細心の注意を払って
        利用しなければならないものなのですね。
        

お見舞い

2011-03-19 23:56:25 | ちょっと立ち話
IMO-TOからお見舞いのはがき絵が届きました。

             
             このはがきは私に送られたものですが、東北の被災された
             みんなに対しても同じ想いでしょう。
             一人一人に届けたい頑張れのエール。

             節電しています。買いだめはしません。そして昨日、
             貧者の一灯ではありますが、義捐金を送りました。
             今できる事、ささやかでもみんなが力を合わせれば
             大きな力になることを信じて復興を応援しています。

             
                          
                          

節電

2011-03-18 22:20:15 | ちょっと立ち話
どこも誰も節電に努めています。

        
        パソコンのバージョンアップが上手くできない部分があって山田デンキに
        持ち込みました。日ごろは皓々と照明がつき、買い物客でにぎわっている
        フロアも閑散。照明も半分になって、画像を比べるために居並ぶテレビが
        いろんなチャンネルの放送を映していましたが、今は全てスイッチOFF。        
        黒い画面が並んでいます。確かに、活気はありません。商売上がったり感
        いっぱいの雰囲気。
        ず~とと言うわけではないのですから、東京も頑張らなくちゃね。

        説明して貰おうと思っても店員さんを捕まえるのが難しい常日ごろと違って、
        色々ゆっくり説明して貰えました。

        
        今日は十三夜の朧月、日曜日が満月。ネオンの消えた東京の夜は月が主役、
        お天気がよければ月明かりが綺麗かもしれません。

        震災から丁度一週間が経ちました。もうと言う感じがします。
        被災地は寒い日が続くようです。月よりは暖かな太陽が歓迎されるので
        しょうが、月を見て心やすまる日が早く来ることを祈ります。
        

備蓄

2011-03-15 21:56:54 | ちょっと立ち話
昨日昼過ぎのあるスーパーマーケットです。

        
        どこも節電に努めて、照明もおとし、エスカレーターも止まって
        いました。そして、冷蔵品の棚が見ての通り何もない。上の方に
        残っているのは漬物のよう。ここには何が並んでいたんだっけ…
                
                 
        野菜、果物のケースも空っぽ。特にバナナは6ケースも並んでいたのに。
        トイレットペーパー、ティッシュペーパー、紙おむつなどは皆無。
        乾電池も全くありません。

        皆が買い占めたりしなければなければ無くならないのにと思うけど。
        一人一つとか、制限できないのでしょうか。ま、小さな子供がいたり
        すると不安なのかもしれないけど。わかんない行動です。
                               
        
        母の庭でミツマタが咲き始めました。
        ミツマタは枝が三つに分かれるので、万葉集では三枝と書いてサキクサ
        と読みます。そして、サキクサは幸く(サキク)を引き出すための言葉
        として歌に詠まれます。幸せの言霊の籠った幸いの花なのです。
        被災された人たちも救援隊の人たちも「サキクサのサキクあれ」と
        祈るばかりです。                  

東日本大震災

2011-03-12 20:59:12 | ちょっと立ち話
一夜明けて悲惨な被害状況です。

        
        昨日は山の上ホテルでの清川先生の古典教室でした。講義後、山の上ホテル
        でランチをし、その後、すぐ近くの中央大学会館の1Fのカフェでお茶を
        飲み始めたところ、ぐらぐら 長い大揺れに久々に恐怖を感じました。
        
        お茶の水駅聖橋口に向かうと交通機関は全て止まり、駅、その周辺には途方に
        くれて立ち尽くす人々が。そんな様子見の人々に強い余震が何度も。

 
御茶ノ水橋口の方が大きい改札口なので、移動してみたが、こちらの方が人垣がすごい。
駅の屋根の継ぎ目にひびが入り、壁の一部が落下、駅にはシャッターが降りてトイレ以外は
出入りできなくなっていました。

        
        携帯電話は一切繋がらなくなり、数少なくなった公衆電話にも人が殺到。
        長い行列に私達も40分位並び家に電話、実家にも自宅にも繋がりませんでした。
        駅のそばの古書店

        
        タクシーは200人くらい並び、たまに来る東京駅行きのバスは並んでいる
        人を積み残してもギュウギュウの乗客。
        友人と避難を選択、部屋があれば泊まろうと山の上ホテルに戻りました。
        勿論空いている部屋はありませんが、ホテルはロビーと本館地下の宴会場を
        帰宅困難者のために開放してくれました。
        日付けが変わる頃からぽつりぽつりと復旧し始めた交通機関がホワイト
        ボードに書き込まれていきますが、すぐに乗れるとは思えません、誰もが
        焦っても仕方ないと覚悟を決めてソファで仮眠をしていました。
        ミニ毛布もお茶も提供されていましたし。

        私の場合は教室の仲間3人と、ロビーの椅子で夜明かしの予定でしたが、
        時折ヒョンと通じるメールを見て、OTTOがとにかくと車を走らせてきたのです。
        常は首都高で30分ほどの所、8時間かかりました。ホテルでちょっと休んで、
        自宅に帰り着いたのは今朝の5時でした。
        今日になって、埼玉に帰った友人は混み合う電車を尺取虫のように乗り継いで、
        大宮まで家人に迎えに来て貰い、家に着いたのが午後3時とか。

        奇しくも帰宅困難者体験をしてしまいましたが、その中ではラッキーな一晩を
        過ごしたのではないかと思いますが、友人もいたのですからもっと慌てず
        対処すればOTTOを走らせることはなかったと反省。OTTOも、進むも地獄、
        帰るも地獄状態、だったら目的地まで行くか とヤケ気味に
        ひたすらハンドルを握っていたそうです。

        それにしても、津波が街を飲み込む映像は何度見てもそのむごさに
        心臓がバクバクします。

        被災された方々の生活が一日も早く復興しますように願うばかりです。                

神楽坂のペコちゃん焼き

2011-03-09 21:43:18 | 美味しい♪
不二家のマスコット、ペコちゃんの人形焼です。

        
        40年前から作られ始めたペコちゃん焼き。去年11月に40周年記念の
        イベントもあったそうです。数ある不二家の店舗の中でも今は神楽坂店に
        しか残っていないそうです。

        
        神楽坂を登り始めたら行列が…。噂のペコちゃん焼きと気付いて
        そんなに長い列ではなかったので、並んでみました。

        
        あずき、カスタード、チョコ、チーズが定番の中身。+季節変わり限定の
        苺ミルク、月変わり限定の桜あんの6種類。
        人形焼になったペコちゃんはちょっと違う人相に…

        
        箱にはかわいいペコちゃんがいっぱい。新たにポコちゃんも参入
        秘密の確率で、ポコちゃんに出会えた人はラッキーなんだそうです。
        12個買ったけれど、勿論ポコちゃんはいなかった…
        
        
        せっかく神楽坂にきたのだから、ちょっとぶらぶらして、12月に
        混んでいて入れなかった「茶寮」に寄りました。

        
        三ヶ月ぶりに目的を果たしたあんみつ。右上に見える緑の餅状の
        ものは生麩です。面白い味、でも、ありかな。

ミモザの日

2011-03-08 21:52:37 | 季節のことば
明るく金色に輝くミモザの花は春の陽射しの象徴。

        
        イタリアでは「フェスタ・デ・ラ・ドンナ」(女性の日)と言われている。
        男性が妻へ、恋人へ、母へ、そして職場の女性へ、感謝の気持ちを託して
        ミモザの花を贈る慣わしがあるという。それで、この日が「ミモザの日」
        と呼ばれている。

        
        世界的には「国際女性デー」として広く知られている。
        1908年にアメリカで社会党が女性の参政権を求める運動を
        起こしたのがきっかけで、1910年に制定されたそうだ。
        
        
        フランスでは2月末に「ボルム・レ・ミモザ」というミモザ祭りが
        行われる。コートダジュールやプロヴァンスなど、地方によって
        日にちが違うけれど、地中海地方では春の訪れを告げるミモザの花
        が今真っ盛り、金色の陽が燦燦と降り注いでいることだろう。

             
             冬に逆戻りした日本、でもご近所のミモザの木は
             フランスやイタリアに負けないくらい光り輝く卵色の
             花を咲かせていました。

        
        今日、車を車検に出したら、サイネリアの鉢をくれました。
        ここ数年、サイネリアを求めたことがなかったので、なんだか
        懐かしい。これもよく咲いてくれる花なんですよね。
        

春の雪

2011-03-07 21:30:49 | 季節のことば
春はまだまだ?

        
        昼間、やみそうな小雨の中、急いで用足しに一回り。
        遅咲きの可憐な梅、やっと咲きだしたのに…ぽたぽた涙をこぼしていました。

        
        今開こうとするふっくら蕾、しずくをたっぷり溜めてためらいの様子。

        
        ハナミズキの枝はクリスタルのネックレス。
         物の葉をやがて落るや春の雪  成美

        
        朝、真っ白に地を覆っていた雪も雨に変わって、瞬く間に証拠隠滅。
        冷たい雨がしょぼしょぼ降り続く夜です。

北海道名産とりどり

2011-03-06 23:00:32 | 美味しい♪
帯広の知人が、北海道の名産を色々選んで送ってくれました

             
             モッツァレラチーズ。

        
        カプレーゼに。バジルがなかったので、菜の花を飾って。
        緑研のトマトが甘く、イタリアのオリーブオイルとザルツブルグの
        岩塩、思いいれが手伝って、超美味しい~。

        
        こちらは「さくら」と名づけられた酵母熟成ソフトタイプチーズ。
        桜の葉が敷いてあり、表面に桜の花が飾ってあり、桜のいい香り
        がします。
        
        
        クラッカーの乗せて。クリームチーズのような優しい味。

        
        「鮭とば」といいます。
        鮭とばとは秋鮭半身を皮付きのまま縦に細く切り、海水で洗って
        潮風に干したもの。
        とばはアイヌ語の群れと言う意味のとばが語源だと言われています。
        本来のとばは塩気が強く硬いので、するめみたいに食べるのですが、
        今は薄くスライスした、柔らかいとばが人気です。

             
             先日山梨で買ってきたマスカットベリーAの赤ワインを
             開けて、美味しい肴を賞味しました。

             まだ、ハムや別のチーズもあり、酒が進んでしまう…

平山郁夫と文化財保護

2011-03-04 22:00:54 | ギャラリー
特別展、文化財保護法制定60周年記念だそうです。

    
    東京国立博物館平成館

   
   仏教伝来をたどって平山郁夫氏が取材して歩いた地は、日本、中国は勿論
   シルクロード、カンボジア、パキスタン、アフガニスタンからヨーロッパ
   まで、大画面の世界地図にマークがびっしり。

    
    平山郁夫氏は戦争で破壊されたアフガニスタンの文化財を保護し、避難
    させて預かり、私財を投じて文化財を保護し、修復しているという。

奈良薬師寺に2000年に奉納された門外不出の「大唐西域壁画」の中から

    
    「アンコールワットの月」 静謐な空気感に、崇高な気分になる。

    
    「バーミアンの石窟」 なんとスケールの大きいこと。 

 
  そして圧巻は「西方浄土須弥山」 全長49メートルの大壁画。仏教の聖山、
  神のおわす深い山にふさわしい。

  明日3月6日までなので、慌てて駆けつけましたが、思ったより混んでいなくて
  平山郁夫氏の偉業を心行くまで味わいました。