
枕草子に登場する有名な段、下の句を藤原公任(きんとう)に詠いかけられて、清少納言が返したのが上の句。
白居易の「南秦の雪」の『雲冷ややかにして多く雪を飛ばし』『山寒くして春有ること少なし』が
ベースになっています。
そして、この歌を下敷きにしたのが、藤原俊成のこんな歌です。

今ごろの時期になると、必ず思い出す古典のストーリーです。

母を連れて買いだし、重いものや、量が多い時はアッシー君に出動
してもらいます。
母の隣家の可憐な梅が咲き始めました。去年、台風で折れて半分
になってしまいましたが、春を忘れていません。

父がかわいがって手入れをしていた美人の梅、今は植木屋さん任せなので、思った姿に
なっていませんが、花は相変わらず色よくたくさん咲いてくれそうです。

今日のティタイムは「ブルームス」のケーキ。小さ目で甘さほどよく
オリジナリティあるケーキです。




トレードマークのキャラクターはエゾリスみたい。
箱も紙袋もシンプルで可愛い。
寒さの中にほんの少しの春を感じて喜こびとする、昔のうたびとを
見習いたいものです。