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京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

少し春ある心地

2018-02-21 23:18:45 | 季節のことば
空寒み花にまがへてちる雪に すこし春あるここちこそすれ
枕草子に登場する有名な段、下の句を藤原公任(きんとう)に詠いかけられて、清少納言が返したのが上の句。
白居易の「南秦の雪」の『雲冷ややかにして多く雪を飛ばし』『山寒くして春有ること少なし』が
ベースになっています。
そして、この歌を下敷きにしたのが、藤原俊成のこんな歌です。
埋火に少し春ある心地して夜深き冬をなぐさむるかな  藤原俊成

今ごろの時期になると、必ず思い出す古典のストーリーです。

              
              母を連れて買いだし、重いものや、量が多い時はアッシー君に出動
              してもらいます。
              母の隣家の可憐な梅が咲き始めました。去年、台風で折れて半分
              になってしまいましたが、春を忘れていません。

        
        父がかわいがって手入れをしていた美人の梅、今は植木屋さん任せなので、思った姿に
        なっていませんが、花は相変わらず色よくたくさん咲いてくれそうです。

              
              今日のティタイムは「ブルームス」のケーキ。小さ目で甘さほどよく
              オリジナリティあるケーキです。
              キャラメルバナナのクラフティ
              
                
        リンゴのチーズタルト、いかにも私好み。リンゴとチーズですから!

              
              トレードマークのキャラクターはエゾリスみたい。
              箱も紙袋もシンプルで可愛い。

              寒さの中にほんの少しの春を感じて喜こびとする、昔のうたびとを
              見習いたいものです。