京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

出雲から松江へ

2014-11-28 23:08:20 | 
足立美術館を後にして出雲大社へ。

        
        旧大社駅。純日本風の木造平屋建て。明治45年(1912)に開業。
大正13年、2代目駅舎に改築。平成2年(1990)JR大社線は廃止され
ましたが、駅舎は平成16年に国の重要文化財に指定されました。

        
        出雲大社木製の鳥居は出雲大社神域の入り口のしるし。ここを勢溜(せいだまり)
        というのだそうです。

        
        長い松並木の参道を歩いて社殿へ。大注連縄の重さは1トンもあります。どう
        やってとりつけるのでしょう!

        
        出雲といえばお蕎麦、門前のお蕎麦屋さんに入りましたヨ。小さ目の丸重の
        三段重ね。

        
        さすが縁結びの神社、紅白のハート型はんぺんが付いていました。

        
        ぜんざい、東京でいう田舎汁粉は出雲の神在(じんざい)餅が起源とされています。
        出雲では旧暦10月に全国の神々が集まり、神在(かみあり)祭が執り行われます。
        その折に出されたのが神在餅。じんざい→ずんざい→ぜんざいとなって京都に
        伝わったと言われています。
        由緒ある名物のぜんざいも食べなくては!

        
        オナカもいっぱいになったところで次なる目的地は日御碕。
        島根半島最西端の断崖の上にそびえる白亜の出雲日御碕灯台です。
        高さ43.65m、海面から灯台の頭頂までの高さは63.30mと日本一の
        高さ、明治36年(1903)に開設以来100年をこえてもなお現役です。

次なる目的地は宍道湖、湖面を茜色に染める夕日を見るのがしめくり。

              
              陰りゆく太陽とかけくらべ、時計を見い見い、スピード
              メーターを睨みつつ、なんとか夕焼け前に絶景スポット
              にたどり着きました。

        
        国道9号線側から嫁が島に落ちる夕日が一番美しいとされています。岸部は
        きれいに整備されて夕日テラスと名付けられた夕日鑑賞地帯になっています。

        
        朱色に染まっていた空も湖面も次第に暗くなり、肌寒さを覚える頃、太陽は
        とうとう姿を消しました。

        対岸のチラチラと灯りが灯っている宍道湖温泉が今夜の宿泊地です。